エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】

強風のため、海でのボート釣りの予定から急遽エリアトラウトでのフライフィッシングに変更になってしまった7月15日(土)。妻と2人とも40cmUPのニジマスをキャッチできて大満足の1日となった。アフターフィッシングも併せてリポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】

予定変更でエリアトラウト釣行

沼津我入道での2年振りのボート釣りを楽しみにしていた前日の夕方に、ボート店から強風でボートを出せないとの連絡を受けた。

予報では週初から晴れ予報だったため、油断して強風のリスクを考えていなかったことを反省。

しかしそれは、東京から車で沼津へ向かうおよそ30分前の出来事。慌てふためいた筆者は内陸なら大丈夫かもと思い、常にスタンバイしているフライフィッシングのタックルを急いで車に積み込み妻の沼津の実家へと向かった。

当日の作戦

当日の作戦としては、いつも通り筆者はチェコニンフで、妻はドライフライで狙うことにした。それで釣れなければ、反則級のフライの使用も考えることにした。狙う池は、まずは上池で釣ってみて、状況を見ながら下池やミックスポンドへ移動したいと考えた。

またコロナウィルス感染症対策として、長らくアルコール消毒をしていた影響で妻は手荒れが酷いので、ティペットとフライの接続や魚の取り外しは筆者がすることにした。

当日の天気

週初からの予報では晴れだったが、前日から曇りの予報に変わってしまった。それでも降水確率は低かったので安心していたが、当日はいきなり本降りの雨が降り出して意表を突かれた天候に翻弄された。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】タックル図(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

開園30分前に到着

「すそのフィッシングパーク」の駐車場には施設オープン前のおよそ30分前に到着。すでに、行列が出来ていて人気の高さが伺えた(ランディングネットを置いての順番待ちも可能)。

受付で1日分の料金を支払い、急いでまだスペースが残っている上池へと向かう(帰宅後スタンプカードの提出を忘れていたことに気がつく……残念)。現地は想像以上に風が強く、苦戦が予想された。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】すそのフィッシングパーク上池(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

チェコニンフとドライフライでスタート

まずは妻のタックルの準備に取り掛かる。ドライフライで彼女は第1投。しかし向かい風が強くフライが戻ってきてしまうようだ。思い通りにキャストが出来ないと嘆いている。

筆者はリードフライ・ドロッパー共にニンフを付けての第1投。フライ自体に重みがあるため、こちらはキャストが比較的楽に出来て一安心。

強風でキャスティングに苦戦

妻はキャストするたびに、空中でラインが絡み合って手前マツリを連発。釣りをしている時間よりオマツリを解いている時間の方が長くなっている。

想定外の雨に妻が戦意喪失

それまでポツポツと降っていた雨は遂に本降りの雨になったので、筆者はレインウェアを着用。妻は度重なるオマツリに加えてこの雨で、遂に戦意喪失。車へ戻って行ってしまった。

43cmのニジマスをキャッチ

何度かバラシはあったものの、ニンフでは全く釣れる気がしなくなってきた。そこでドロッパーをストリーマーにチェンジしてみることにした。

すると数投目にヒット。魚が寄ってきてドロッパーに掛かっているのを確認。筆者は思わずニンマリしながら無事に取込みに成功。計測すると39.5cmで40cmに僅かに届かず少し残念だったが本命をキャッチ出来て一安心。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】ドロッパーで仕留めた39.5cmのニジマス(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

しばらくして、再びドロッパーにヒット。先程より少し引きが強いので慎重にやり取りしてネットに取り込んだのは当日最大の43cmのニジマスだった。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】43cmのニジマスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

さらに39センチのニジマスをドロッパーで釣った所で妻が戻ってきたので、下池への移動を打診。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】凛々しい顔立ちの39cmニジマス(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

下池に移動して放流直後にヒット

結局2人とも反則級のフライの使用を決断するに至り、筆者はリードフライをニンフからテルテルガムに、妻はドライフライからペレットフライにチェンジした。

下池へ移動して釣りを再開。すぐ近くで魚の放流が始まったのでこれはチャンスとばかりに、放流場所付近にキャストしてみるとすぐにヒット。無事に取り込んだのはデップリと太ったメタボマス。チェンジしたばかりのテルテルガムに掛かっていたので喜びもひとしおだ。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】丸々と太ったニジマスをゲット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

妻にもヒットしたが、ロッドがのされそうになったので筆者もサポートに入る。しかしかなりの大物のようでその瞬間ラインブレイク……。

ミックスポンドで2人とも入れ食い

妻は依然として1匹も釣れないので、筆者は前回釣りをしたミックスポンドの様子を見に行くことにした。すると2人並んで入れるスペースがあったため、彼女を誘ってそちらに移動。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】ミックスポンド(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

筆者は早速投入すると、ドロッパー(ストリーマー)に面白いように次々とヒット!彼女のペレットフライにもアタリが出始めて、遂に本命をキャッチして嬉しそうだ。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】ペレットフライで仕留めたニジマス(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その後もペレットフライに頻繁にアタリがあるようで、バラシながらも彼女はポツポツと追釣。筆者は次第にドロッパーよりもリードフライのテルテルガムへのヒットが多くなってきた。

41cmのニジマスを手中

そろそろ終了しようかと思っていた矢先、妻が「きたー!」と言って魚とのやり取りを開始した。良型のようでかなり引きは強そうだったが、先月には富士養鱒場で50cm近いニジマスを釣り上げているだけにその表情には余裕すら感じた。

無事にネットインしたのは41cmのニジマス。2人とも40cmUPを釣り上げることが出来て、大満足での納竿となった。自宅の冷凍庫にはまだ沢山のニジマスが入っているので、今回は大きいマスのみを持って帰ることにした。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】待望の41cmニジマスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

当日の釣果

・筆者:ニジマス15匹(25~43.5cm)
・妻:ニジマス5匹(25~41cm)

釣果のポイント

今回釣果に結びついたポイントをいくつか挙げてみたいと思う。参考にして頂ければ幸いだ。

釣れるポンドを見つけられた

当日は全てのポンドで釣りをしたが、安定的に釣れたのはミックスポンドだった。前回の釣行時もそうであったが、魚影の濃さと水質がクリアなので釣りやすく、短時間(1時間強)でも入れ食いを堪能できた。

広くタナを探れた

筆者は今回もチェコニンフスタイルでドロッパーを使用して釣りをしたが、ドロッパーによって、広くタナを探れたのとフライも効率的に複数試せたのが効果的だったと思う。次回は一荷釣りも狙ってみたいと思う。

反則級フライが活躍した

やはりテルテルガムやペレットフライなどと言った反則級のフライの効果は絶大だった。テルテルガムについては、フォール中でのヒットが多かった気がした。

アフターフィッシング

帰りに今回もマックスバリュ沼津南店内にある「山正鮮魚部」にニジマスを持ち込んで裁いてもらった。赤身のニジマスは普通の刺身・皮付きの炙り・皮なしの炙りにしてもらい、食べ比べてみることにした。

エリアトラウトでのフライ釣行で40cm超ニジマス連打【すそのフィッシングパーク】捌いてもらったニジマス(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

感想は刺身と炙りでは全くの別物と言っても過言ではなく、炙りの方が脂の乗りを強く感じることが出来た。皮付きの炙りは皮の旨みも楽しめて3種の刺身全てが絶品だった。

エリアトラウト釣行を満喫

今回はボート釣りが急遽中止になってしまったが、いつでも転戦出来る準備が整っていて良かったとつくづくと感じた。気軽に遊べて大型も狙えるエリアトラウトの魅力にますますハマリそうだ。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
すそのフィッシングパーク
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