冬から春先にかけてのアウトドアシーンでよく見かけるのが、ふわふわモコモコの温かそうなダウンの入ったウエアです。
ジャケットやベストがよく知られていますが、ここで取り上げるのは、ダウンパンツ。
ノースフェイスやモンベルなどのアウトドアブランドがリリースしているものや、ユニクロ・ワークマンのコスパ優秀モデルに人気が集まっていますよ。
ネット通販にアップされているアイテムには、低価格で多機能なものが結構多いですよ。
ポップなデザインで履き心地のいいおすすめダウンパンツを、ピックアップしてみましょう。
ダウンパンツとは
ダウンパンツとは、コンパクトなのに高い保温力がメリットのアウトドアウエアです。
登山やキャンプの現場でよく見かけましたが、最近ではタウンユースにブラッシュアップされたものが出回っていますね。
当然釣りにも使えるので、愛用しているアングラーは多いですよ。
内側に綿の形をした羽毛がふんだんに入っているので、温かさが逃げずにキープされる仕組みになっています。
ダウンパンツのメリット
ダウンパンツのメリットは、温かさをキープできるところです。
内蔵されている羽毛は、保温性がとても高く、外気温が低くても体温が抜けていくのを防ぐことができますよ。
またコンパクトに折りたたむことができるので、デイパックや専用バッグにそのまま収納して持ち歩くことも可能です。
全体的にウエイトは軽いですから、釣り用タックルと一緒に持ち上げても負担にはなりにくいでしょう。
アンダーウエアを着込んでも、形が外に出にくいのは嬉しいですね。
ちなみに、ダウンパンツに含まれる羽毛の量を表す単位を、フィルパワーと呼びます。
具体的には、羽毛1オンス＝約28グラムのダウンをシリンダーの中に入れて、一定の負荷をかけた際の容積を立法インチで表していますよ。
例えば、100フィルパワーとは、1オンスの羽毛が100立方インチの体積を有していることになります。
フィルパワーが高いほど高品質で温かく、そのために価格も高くなるようですね。
フィルパワーが高ければ、少ない羽毛の量で温かい状態をキープできるので、より軽いパンツが作れるわけです。
600フィルパワー以上あれば良質で、700フィルパワー以上なら高品質と呼ばれていますよ。
ダウンパンツのデメリット
ダウンパンツは、水に濡れると内部の羽毛まで水分を含んでしまい、ふわふわな外観を維持することができなくなってしまいます。
併せて保温力も低下してしまうので、寒い季節に濡れることはNGとされています。
ただし最近では、表面の生地に撥水効果の高いものを採用しているダウンパンツが増えましたので、雨が降ってきたら即アウト！という展開はなくなってきました。
静電気に関しても最近のモデルでは対策が施されていて、以前ほどビリビリしなくなりましたよ。
アウトドアブランドを中心におすすめダウンパンツをピックアップしてみた！
それではアウトドアブランドを中心に、おすすめのダウンパンツを取り上げてみましょう。
性能も価格帯もずいぶんと幅がありますから、コスパを考慮しながら選べるようになりたいですね。
有名ブランドだからと飛び付いてしまうと、高額な場合もありますからじゅうぶん注意しましょう。
実際に試着してから購入したいのですが、ネット通販でしか見かけないものもあるので、ユーザー評価をこまめにチェックするようにしたいですね。
[ミズノ] アウトドアウェア ブレスサーモ ダウンパンツ A2MF8526 メンズ ブラック 日本 M (日本サイズM相当)
参考価格￥9,625
吸湿発熱素材のブレスサーモを活用した、ミズノのダウンパンツです。
ミズノといえば、スボーツウエアやシューズのメーカーとして、知らない人はいないですよね。
そこが開発したブレスサーモは、人体から発生する水分を吸収して発熱することができる、快適な保温素材なのです。
表地にはナイロン素材、内側には650フィルパワーのダウンを使っていますよ。
フロントファスナー付きで両脇にもポケットが付いています。
専用の収納袋までセットされていますから、持ち運びがとても便利です。
実売価格は、1万円を切る程度に収まっているので、コスパはかなり優秀といえるのではないでしょうか。
リプナー(LIPNER) ダウンパンツ・ホー 30501711 ブラック LL
参考価格￥6,039
表面が引き裂きに強いリップトップを採用している、ロゴスの姉妹ブランド・リプナーのダウンパンツです。
モコモコした感じが、いかにもダウンという雰囲気を醸し出していますよね。
アウターとしてもインナーとしても活用できますし、腰のところに携帯用カイロを収納できる専用ポケットが装備されていますよ。
ダウンとフェザーの比率は、8対2です。
[カナディアンイースト] 登山・アウトドア用 ダウンパンツ CEW3012PA [ メンズ ] ブルー 日本 L-(日本サイズL相当)
参考価格￥14,300
大自然に囲まれたカナダで開発されたダウンパンツです。
700フィルパワーの高級羽毛ダックダウンを使っていますから、とても温かいですよ。
また遠赤外線の保温素材も生地に織り込まれているので、保温性は申し分ないでしょう。
表面には、耐久撥水加工のナイロンを使用していますから、水に対しても安心です。
さらに静電気防止機能や収納用の専用サックも付いていますよ。
メンズ レディス ダウンパンツ 冬 ダウン パンツ 750FP 防寒パンツ 撥水 防風 コンパクト 保温パンツ 【5℃~-15℃】収納袋付き(L)
参考価格￥5,399
防水・通気性能の高い、700フィルパワーのダウンパンツです。
高級グースダウンを使っているので温かく軽量に仕上がっていて、手洗いが可能なモデルになっています。
ボディカラーと同色の収納袋に入っているので、どこへ持ち歩くのも便利です。
トータルウエイトは、250グラムです。
NANGA ナンガ 別注モデル 焚火 ダウンパンツ TAKIBI DOWN PANTS (DARKNAVY, M)
参考価格￥19,800
表地にポリエステル93パーセントとケプラ7パーセントの難燃素材を使った、ダウンパンツです。
内部の羽毛は、ダウン80パーセントとフェザー20パーセントで650フィルパワーとなっていますよ。
全体的にタイトなシルエットデザインで、生地の光沢を抑えたマット基調に仕上がっています。
これならタウンユースも可能ではないでしょうか。
ウミネコ ダウンパンツ メンズ ダウン パンツ レディース 大きいサイズ 軽量 01 ブラック L
参考価格￥4,380
防寒性能の高いファブリックに透湿性能とダックダウンの優れた保温性能が、冬の釣りやアウトドアで活躍してくれます。
表地には、防水透湿強撚糸生地を使っていて、内部への水の浸入を防ぎつつ湿気を排出する仕組みになっています。
水に強いダウンパンツというのは、とても珍しいですよね。
しかも実売価格が5千円以下に設定されているので、コスパはバツグンです。
(リミテッドセレクト) LIMITED SELECT [A3] ダウンパンツ 登山 メンズ 羽毛 アウトドア 3T0352 S K-マットチャコール-08U
参考価格￥3,555
タウンユースでじゅうぶん使える、アウトドア用のダウンパンツです。
表地には、WARM EX素材を使っていますよ。
これは、しなやかなタッチと軽さを伴なった生地を作り出し、上品な光沢感にプラスして撥水・透湿性能を兼ね備えています。
内部には、温かくて軽いダウン80パーセントとフェザー20パーセントを含んでいますよ。
(フラグオンクルー) FLAG ON CREW ダウンパンツ メンズ ダウン パンツ 防寒パンツ 撥水 防風 透湿 保温パンツ / C3Y / L black・ブラック
参考価格￥2,690
ダウン80パーセントとフェザー20パーセントを内部に入れたダウンパンツです。
撥水・防風・透湿性能のあるWARM EXを表地を使っていて、腰周りや足首がギャザリングで伸び縮みするように作られています。
きっちりフィットする作り込みのために、冷たい外気が入り込むのを防いでくれるようになっていますよ。
そのままアウターとして使用すると、全体的に薄いイメージがありますが、室内で着たりインナーとして活用するには申し分ないでしょう。
キャンプのときのテント内や、車中泊などで着替え用に使うのもいいかもしれませんね。
(アルージェ) ARUGE ダウンパンツ 登山 アウトドアパンツ 防寒パンツ メンズ 大きいサイズ M L LL 2L XL / D8S / M 75ネイビー
参考価格￥3,555
素材にポリエステル100パーセント、内部にダウン80パーセントとフェザー20パーセントを使っているダウンパンツです。
実売価格が5千円を割るので、コスパ優秀なモデルといえますね。
防風性・撥水性に優れているロフトエアーを表地に使用していて、冷気をきっちり防いでくれますよ。
外観デザインは、流行りのテーパードシルエットを採用、タウンユースでも全然OKでしょう。
AEGISMAX ダウンパンツ アウトドア防寒パンツ 95％グースダウン 800FP (ブラック, XL)
参考価格￥5,900
アウトドアブランドで有名なAEGISMAXのダウンパンツです。
寝袋などさまざまなアイテムをリリースしていますよね。
表地には、15Dナイロンを100パーセント使用していて、内部にはグースダウンを95パーセント、フェザーを5パーセント入れています。
それにより800フィルパワーという、ハイレベルな軽さ・保温性を作り出していますよ。
収納袋が標準装備されているので、場所を取らずに持ち運びすることが可能です。
家族の人数分を購入して、クルマに積んでおくのもいいかもしれませんね。
ダウンパンツをアウトドアシーンに持ち込んで快適に過ごそう！
ダウンパンツのメリット・デメリットやおすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか？
野外キャンプはもちろん、流行りの車中泊の際にも、ぜひ身に着けておきたいですよね。
釣りでは足腰を激しく動かすケースが多いので、サイズに余裕のあるものを履くようにしましょう。
釣り針が刺さると割けてしまう可能性がありますので注意してくださいね。
強度が強いバリスティックナイロン製なら、耐久性・耐熱性に優れているので安心して使えるでしょう。
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