休みを利用して、高知県へ遠征。初日はアジングの聖地ともいわれる須崎市で豆アジを狙い、翌日は中土佐町で旬のメジカを味わう計画だ。初めての釣り場で試行錯誤しながら、釣りと食の両方を楽しんできた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)


お盆明けの休みに高知へ遠征
今年のお盆休みは、休日の調整でお盆明けにも3日間あることが判明し、急きょ遠征を計画した。この時期といえば、高知県の須崎や中土佐で獲れるメジカ(ソウダガツオの幼魚)が食べられると聞く。実際に食べられるかどうかは分からないが、せっかくなので高知県まで足を延ばすことにした。
初日は移動と釣り、2日目はメジカを食べる計画だ。メジカは鮮度が命で、午前中に漁獲されたものは昼までに食べないといけないといわれるほど鮮度が落ちやすい。そのため、初日に無理して早く到着するより、2日目に落ち着いて向かう方が良さそうだ。
アジングの聖地・須崎市へ
初日の釣りは、高知アジングの聖地といわれる須崎市内で行うことにした。初めてのポイントで、自分のテクニックが通用するのか楽しみだ。自宅から阪神高速を利用し、淡路島経由で四国入り。約5時間半で高知市内に到着した。
まずは釣具店で情報収集。ちょうど店員さんが2日前に須崎エリアで釣りをしたそうで、詳しく教えてもらえた。メインは豆アジで、大型は期待薄だが数釣りは楽しめるとのこと。これはこれで期待が高まる。
デイゲームはフグの猛攻に苦戦
日が高い時間帯に到着したため、まずはデイゲームからスタート。須崎で最初に釣れる魚は何だろうか。比較的重めの1.5gのジグヘッドに1.5inのワームをセットし、ボトムを意識して探ってみる。入った漁港は比較的水深があり、ボトムからワームをダートさせ、リアクションで狙う作戦だ。
ところが、1投目からアタリは出るものの、戻ってきたワームはボロボロ……。やはりフグ系の魚が多いのだろうか。ワームを交換し、今度は着底させる前にダートを開始する。フグに攻撃されやすい着底の瞬間を、できるだけ避ける作戦だ。
チャリコやオオモンハタがヒット
すると、いい潮の流れに入ったのか、まずはマダイの幼魚であるチャリコがヒット!
デイゲームで釣れたチャリコ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)どうやらボトムを取りすぎない方が良さそうだ。キャスト位置を少しずらしてダートさせると、今度はオオモンハタ、さらに珍しくサバフグまでヒットした。
オオモンハタ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)黒潮に近いエリアは魚種も豊富で楽しい。この日のデイゲームでは、フグの攻撃からいかにワームを守るかが重要だと感じた。ボトム付近を狙いつつも着底の瞬間を避けることが、一つの工夫になりそうだ。それでもフグの攻撃を完全に避けるのは難しい。ワームは多めに用意しておいた方が良いだろう。
夕マヅメは豆アジ狙い
日が傾き始めたタイミングで、港湾部の奥にある比較的水深のあるポイントへ移動した。地元の方がサビキ釣りをしていたので、並びの位置に入って本格的にアジングを開始する。釣れているのは事前情報通り、小アジが中心のようだ。ただし、先ほどのポイントと比べてかなり水深がある。
サビキ仕掛けのウキが立つまでの時間と、魚が掛かっているハリの位置を観察すると、かなりボトムに近いレンジを攻めていると推測できた。そこでジグヘッドは34の「ザ豆」0.7g、ワームは1.3inをセット。レンジを探りながら釣っていく。
レンジ調整で豆アジが連発
しばらくすると活性が上がってきたのか、アタリが出始めた。しかし、なかなかヒットしない。レンジがシビアなのか、それともジグヘッドの重さが合っていないのか。まずはカウントを5つほどずらしてみるが、アタリがなくなった。逆に次のキャストでは、カウントを10手前で止めて誘うとヒット!
やはりアジは、想定していたよりも上のレンジにいたようだ。豆アジながら、初めての高知アジをゲット。
一度レンジが分かればこっちのモン! しばらく連発したものの、群れの移動が速いようで、10匹ほど釣ったところでアタリが止まったため移動することにした。
常夜灯周りでナイトアジング
次は日中に入ったポイントへ戻る。常夜灯が点灯しており、アジングやエギングを楽しむ人が何人かいた。誰もいない一番外側の常夜灯に入り、釣りを再開する。潮流は速めで、上のレンジにはアジとシーバスが同居している状況。時折、シーバスがアジを狙っている。
常夜灯が白色なので、ワームを目立たせたい。ジグヘッドはザ豆0.5g、ワームは34のJr1.3in「だいだい」にした。以前YouTubeの動画で見たことがあり、地元の大阪でもよく使うセッティングだ。
潮に流す誘いで再びヒット
アジが見えているレンジは、おおよそ見当がついていた。そこで、狙いのレンジまで沈め、潮に流すように引いていく。隣で釣っている地元の年配アングラーも順調にヒットさせている。
アタリがなければレンジを変えて流す。これを繰り返していると、少し深めのレンジでアタリが出てヒット! 夕方のポイントとほぼ同じサイズだが、作戦が成功したことは大きい。
夕マヅメにヒットしたアジ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)この場所も活性は高いようで、一度アジのいるレンジを見つけると連続ヒット!これがあるからアジングはやめられない。しかし、ホテルのチェックイン予定時刻が迫っており、あえなくタイムアップ。それでも、初めての高知アジングを無事に楽しむことができた。
翌日旬のメジカを求めて中土佐へ
翌日は、今回の遠征のもう一つの目的であるメジカの刺身を食べに行く。果たして、目当てのメジカは入荷しているのだろうか。中土佐観光協会のホームページでは入荷情報が随時更新されているので、確認してみると、道の駅なかとさに入荷するとの情報があった。ホテルをチェックアウトし、早速向かうことにした。
念願のメジカの刺身を堪能
道の駅に到着すると、やはりすごい人気だ。早い者勝ちで購入できるとのことだった。この記事を書いている時点では安定して入荷しているようだが、当日の第1便はわずか38匹。一人1パック限定という状況だった。
それでも運良く第1便のメジカを購入でき、念願の刺身を堪能することができた。
やっと出会えたメジカの刺身(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)なかなか慌ただしい釣行と味覚狩りになったが、初めての高知アジングに加え、旬のメジカまで味わうことができた。忙しいながらも、十分に楽しめた遠征となった。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>
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