テーマは「聖地・ビン沼を攻略するぞ」。無風の小雨のなか、開始早々からウキが動きだした吉田。ところが釣れていた12尺竿をしまい10.5尺に替えると言い出した。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)


カラツンの連続
砂塚橋下流左岸にある大ケヤキ手前の階段付近に陣取った吉田。スタートは竿12尺両ダンゴの宙釣り。天候は小雨だが、無風なのでパラソルの下なら何の問題もない。ただ気温が低いのが気になる。なお雨のためか釣り人はまばら。見える範囲で数人程度、普段なら竿の林となる天理教前もガラガラだった。つまり人災はなし。これで妙な食い渋りでもなければ、釣ること自体はさほど難しくないだろう。
大ケヤキ前はガラガラ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)小雨が降るなか先に記者がエサ打ち開始。釣り方は竿11尺両ダンゴの宙釣り。ところが前号でもお伝えしたとおりコイによるロケット発射で、しばし中断。吉田に救助をお願いし事なきを得た。
しばし遅れて吉田もエサ打ち開始。釣り方は記者と同じで竿は12尺。タナはハリス込みで1m前後。記者も吉田もすぐにウキが動きだしたが、どうもジャミっぽい。ところが10投もしないうちに今度は強いアタリが記者に出始めて、以降はカラツンの連続。
今のはヘラだよなぁ。
そこでタナを1mからカッツケにしてみると、ようやく乗ったのは8寸あるかないかのヘラ。
どうやらイタズラしているのはこの子みたいだぜ!
「まさか、今日もハリは10号ですか」
そうだよ。何か文句ある?
「文句はないですけど、そのハリじゃおそらく永遠にカラツンでしょう。小ベラはお任せしまーす」
釣れているのに竿替え
記者はタナを浅くしたが、吉田はあえてメーター弱のまま。すると最初の1~2枚目こそ小ベラだったが、やがて尺前後のレギュラーサイズとなり、まれに尺1寸超も交じる理想的な展開となった。
「どうやらいいヘラはちょっとタナが深いみたいですよ。どこかで境界線みたいなものがあるのかもしれませんね。秋はタナを釣れって言いますしね」
短竿の常連さんも好調(提供:週刊へらニュース編集部・関口)小ベラに付き合ってはダメってことか。
「ダメではないですけど、かえって釣りが難しくないですか。しかもそのハリじゃあ(笑)」
だよなぁ。吉田をまねてオレもちょっとタナを深くしようっと。
途中、雨脚が強くなることもあったが相変わらず風は穏やか。暑くもないしウキも動くし、まさにパラソルのなかは別天地のようだった。
すると釣れているにも関わらず竿を替えるという吉田。
「これだけウキが動くなら12尺竿は必要ないと思うので10.5尺に持ち替えます。9尺でもいいと思うのですが、さすがに持ってきてないので」
面倒じゃない?
人災を想定してロッドケースには10尺以上しか入れてこなかった吉田。それはまあいいが、釣れているのになぜそんな面倒なことをするのか。12も10.5もさほど代わり映えしないじゃん。
「何言ってるんですかぁ。大きな違いですよ」
と言うと?
「まず取り込みにかかる時間を短縮できます。数秒のことですが、数釣りにおいてはそれが積み重なれば大きな違いになるんですよ」
エサは両ダンゴ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)おー、なるほどね。
「それと取り込みを素早くできれば、そのぶんだけ場を荒らさずに済みます。ということは連チャンの可能性が上がるってことですよ。これって大きな違いですよね」
確かに!でもここは野釣りだぜ。
「野釣りですが、今は管理でのトーナメント的な感覚でやらせてもらってます。となればそういう小さなことがあとあと釣果の差となって現れるんですよ。試合をやらない関口さんにはわからないだろうなぁ(笑)」
悪かったよ。
次回も「聖地・ビン沼を攻略するぞ」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
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