関東一都六県にあるヘラ釣りができる準山上湖において、トップクラスの魚影を誇るのが、群馬県藤岡市にある三名湖だろう。もはや釣果は管理釣り場以上ともうわさされ、とくに盛期は70~80kgに迫ることも珍しくない。湖面にはロープが張られ舟着けは楽チン。舟が苦手なら桟橋釣りもあるので、老若男女誰しもが楽しめるキャパの広い釣り場。数釣りの自己記録を狙ったり、習練の場としても打ってつけだろう。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース・編集部)


三名湖の概況
9月2日現在、水位はほぼ満水。水温・水色ともヘラには適正で、いかにも釣れそうな雰囲気を醸しだしている。5日には舟の新石切対岸で40kg超、大土手桟橋では1日に148枚の大釣りが記録されている。カワウが時々ウキの近くに現れるが、数投も打てば回復するほど魚影は濃い。
三名湖の概況(作図:週刊へらニュース・編集部)今後は水温低下とともにタナが徐々に深くなると思われるが、現状では竿11~13尺前後のチョウチンが数狙いの主流。しかし型を求めるとなると深ダナが人気で、実釣時も大土手桟橋では長竿が目立ったほどだ。
ポイント
三名湖のポイントを紹介しよう。
桟橋
駐車位置の関係か、釣り人は一の入江桟橋または大土手桟橋の舟着き場寄りに集中している。また大手張桟橋も入口付近が人気で、奥側は不人気。ただし釣れる釣れないではなく、いずれも荷物を持ってのアクセスの良し悪しで、ポイントが決まっているように見受けられる。
桟橋の入口(提供:週刊へらニュース・編集部)エサ打ち頻度が上がれば魚の寄りもよくなり、強いてはアタリ出しも早いので、とくにこだわりがないのなら人が並んでいるエリアを選ぶと失敗は少ない。
ただし並ぶということは釣技の優劣で釣果に差が出やすいので、記者のような永遠の初・中級者はかえって混雑エリアを避けたほうが釣果に恵まれるかもしれない。
舟釣り
同湖の舟釣りに関しては知識・経験ともに乏しいので、とくに書けることはない。そんな記者がもし舟釣りをするなら、参考にするのはやはり釣果表だろう。釣れているエリアを目安に着舟数の増減でポイントを決めるだろう。
船釣りの常連(提供:週刊へらニュース・編集部)よって出舟はあえて遅らせ、先発隊の位置が定まってからポイントを決める。魚の奪い合いにならない範囲で釣れているエリアに近づくのが、不慣れな釣り人の最善策と記者は心得ている。しかもそれでも受け入れるだけのキャパが、三名湖にはあるので心配はいらない。
釣り方とエサ
人並み程度の釣果で十分なら、あえて細いラインや小さなハリを使うことはない。太ければトラブルは減り、そのぶん時間的ロスもない。エサに関しても現状の宙釣りなら、いつも使用しているブレンドで何ら不都合は感じない。つまり何が言いたいかと言うと、よほど間違ったブレンドでもない限り、アタリがないなんてことはあり得ないということだ。
たとえば触りはあるのに決めアタリが出ないというなら、まずはブレンドうんぬんの前にエサがしっかりハリに付いているかを疑おう。持たないなら練ればいいし、それでも持たないなら手持ちのなかでネバる素材を増やせばいい。そんな基本的な対応一つでアタリが復活するかもしれないのが、魚影特濃の釣り場の特徴だろう。
実釣時、記者はいつもの2年1組ハリ10号でエサもいつものカクシン、バラケマッハ、カルネバだった。並びと比べれば貧果だったが、それでも30枚前後は釣れたので私的には大満足。つまりどんな釣りであっても、それなりの釣果を与えてくれる。それが三名湖の持つ魅力の一つかもしれない。管理池はエサが難しいなどと悩んでいるそこのアナタにこそ、三名湖のカラツンとぜひ対決してみてほしい。
<週刊へらニュース・編集部/TSURINEWS編>
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