9月14日、茨城県の霞ヶ浦へ、筆者初となるタナゴ釣りに出かけた。雨が続いた影響で増水気味、さらに途中からは強風にも悩まされたが、ポイントやエサの大きさを工夫しながら釣りを展開。最終的にはオオタナゴとタイリクバラタナゴの2種で107尾を釣ることができた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)


霞ヶ浦で初のタナゴ釣り
霞ヶ浦は茨城県南東部に広がる、日本で2番目に大きな湖。淡水魚の宝庫ともいえる広大なフィールドで、ブラックバス、ヘラブナ、コイ、タナゴなど、さまざまな釣りが楽しめる。さらに筆者にとっては、「中国四大家魚すべてを狙うことができる」という夢のような釣り場でもある。
今回は、そんな関東エリアを代表する淡水フィールドで、初めてのタナゴ釣りを楽しむことにした。
タナゴ釣りのタックル
竿は自作の90cmタナゴ竿と45cmタナゴ竿を用意。ミチイトはサンヨーバルカン0.3号、ウキはタナゴウキとオーナー小丸目印、ハリはがまかつ「極めタナゴ」を使用した。
エサはマルキユー「野釣りグルテン ダントツ」。今回のメインターゲットはオオタナゴだ。なお、オオタナゴは特定外来生物に指定されているため、取り扱いには注意が必要となる。
霞ヶ浦は増水中
午前6時30分、張り切って霞ヶ浦南西エリアに到着。しかし、雨が続いた影響なのか護岸が所々水没しており、入りたかったポイントへ入れないという想定外の状況だった。
増水でポイントが限られた(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)周囲を確認すると、水門脇なら護岸がギリギリ陸地として残っている。そこで、まずはこの水門周辺から釣りを始めることにした。
魚影の激アツポイント(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)1投目からオオタナゴ!
釣り座を構えてグルテンを作り、エサを付けて第1投。すると、まさに「秒」で魚が掛かった。寄せてみると、いきなり初対面となるオオタナゴだ。
初のオオタナゴ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)「こんなに簡単に釣れるものなのか?」と思いながら2投目を入れると、またしてもウキが引き込まれて2尾目をキャッチ。
ただ、想像していたよりサイズが小さい。「これでいいのか?」と少々疑問も残った。
クチボソ祭りから爆風へ
その後も仕掛けを入れればウキは動く。しかし、釣れてくるのはクチボソが多く、クチボソ3尾に対してオオタナゴ1尾くらいの割合だ。クチボソを釣りに来たわけじゃないのに、タナを変えても「ボソ祭り」。
さらに次第に風が強くなり、魚影まで見えなくなってしまった。そこで一度釣りを止め、周囲の状況を確認することにした。
爆風までは16尾(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)水門でタイリクバラタナゴ
風裏となる別の水門へ移動すると、再びアタリが出始めた。ところが、今度は釣れてくるタナゴがタイリクバラタナゴばかり。「これでは普通のタナゴ釣りだ」と思いつつも、オオタナゴが釣れたエリアへ車で移動することもできない。
タイバラメインでかかる(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)しばらくここで、悶絶しながらタナゴ釣りを楽しんでみることにした。開始から3時間が経過した時点で、タナゴの釣果は27尾。筆者としては少々物足りないペースだ。
タイバラは小さくて悶絶(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)しかし、晴れ間が差し始めると再びアタリが増え、オオタナゴとタイリクバラタナゴが交互に釣れるようになった。こうなると釣りとしては面白い。
風裏の水門で釣果を重ねる(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)正午を過ぎてペースアップ
半日釣って47尾と、なかなか難しい展開が続いたものの、正午を過ぎたころから状況が変わった。一気にアタリが増え、クチボソも交じるものの、午前中より明らかにペースアップ。次第に本命のオオタナゴまで入れ食いになり、笑いが止まらない嬉しい状況になった。
午後からオオタナゴ連発(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)ここで気になったのが、クチボソとタナゴの釣れ方だ。
エサを小さくしてタナゴ狙い
筆者が狙っていたオオタナゴは比較的釣りやすかったこともあり、いつの間にかグルテンを大きめに付けていた。どうやら、それがクチボソを連発させる一因になっているように感じた。
そこで、普段のタナゴ釣りと同じようにエサを小さくしてみる。するとタイリクバラタナゴが中心ではあるものの、時折オオタナゴも釣れてくるようになった。
オオタナゴは最大6cm(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)筆者としてはクチボソが釣れるより、2種類のタナゴが釣れてくれた方が断然嬉しい。この日はエサの大きさを意識することで、結果的にタナゴを狙いやすくなったようだ。
エサは小さくが鉄則(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)追い風でオオタナゴ入れ食い
さらに午後2時を過ぎ、風向きが追い風へ変わるとオオタナゴが入れ食いに。相変わらずサイズアップこそしないものの、バンバン釣れて、約30分で一気に50尾ほど追加することができた。これで初めての霞ヶ浦タナゴ釣りながら、念願の束釣りを達成。数としては十分満足できる結果だ。
「ひょっとすると夕マヅメはもっと凄いことになるのでは?」という期待もあり、このまま夕方まで続けるか、それとも早めに納竿するか悩んだ。
100尾目に安堵(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)タナゴ2種107尾で納竿
結局、ここまで数が出てもオオタナゴのサイズは変わらない。この日の状況なら「もう十分だろう」と納得し、最後に2種のタナゴを7尾ほど追加したところで終了することにした。最終釣果は、オオタナゴとタイリクバラタナゴを合わせて107尾。
最終的に107尾で満足(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)増水と強風を考えれば、初めての霞ヶ浦タナゴ釣りとしては上等な釣果だと思う。期待していた特大サイズのオオタナゴには出会えなかったが、それは今後のお楽しみだ。十分に満足できたところで、渋滞が始まる前に帰路についた。また時間を見つけて挑戦したい。
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