テーマは「毎年恒例、夏の亀山湖」。スタート直後から触りっぱなしになるも決め手がなく、いつしか時計は正午を回る。打開策が見つけられないまま後半戦へと突入した吉田。もしかしてヤバいのか?
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)


触りっきりなのに
亀山水産センター桟橋横の小ワンド入口に着舟し、竿9尺チョウチン両マッシュで打ち始めた吉田。ハリは上下ともサイト18号でエサはマッシュポテト単品だ。
エサ打ち開始は8時過ぎ。朝から気温が高く、東向きに着舟した吉田には正面から太陽光が照りつけ、パラソルを差していても隠れるのは頭だけの状態だった。
周囲にモジリはなし。ただエサ打ち開始当初からウキには生命反応があり、弱い上下動が絶え間なく現れていた。
小ワンド入口東向き(提供:週刊へらニュース編集部・関口)あれ?ウキ動いてるね?
「そうなんですよ。突き上げる感じでもないのでブルーギルではなさそうですが……」
亀山湖の場合、ヘラ以外に触りを出す魚はワタカとブルーギルが主で、まれにマブナやコイもいたずらをする。ただブルーギルなら触りの初動が上に動く(突き上がる)ことが多いので判別は容易だ。だがワタカだとヘラに似た触りを出す。
「でもワタカがこれほど触りっきりになるでしょうか?とっくにアタリを出してハリ掛かりしてもいいようなものなんですが」
触りっきりなのに……
とにかく正体が見たい吉田。エサのタッチを調整して、どうにかアタリを出そうとする。しかし答えは出ず、触りっぱなしの状態が開始から2時間以上も続く。
なおワンドを挟んで沖向きにエサ打ちしていた記者にも同様の触りが出ていたが、アタリにならない。ちなみに釣り方は竿12尺チョウチン両マッシュで、吉田と比べてハリサイズも小さくエサは硬め。ゆえに一概に比較はできないが、触りの出方はまるで同じだった。
「ジャミにしてやけにはしつこいですよね。もしかしてヘラなのでしょうか?」
終始触りっきり(提供:週刊へらニュース編集部・関口)もしヘラだとするなら考えられるケースは食い渋りか、それとも寄っている魚があまりにも小さいか。だが小さくともアタリくらいは出してもおかしくない。
「うーん……。こうなると正直いってやりようがないですね」
あとは考えられるのはタナだが、それは吉田も考えていたようだ。竿を伸ばしてもっと深めを探るかとか。だがこのエリアは水中立ち木が乱立しているので、深過ぎると掛かりに悩まされることになる。またコイの確率も上がるので、できればタナは浅めで勝負したいところ。
となれば残るは浅ダナだが、浮遊ゴミの影響でそれはほぼ不可能だ。となれば残るは竿を6~8尺に短くしてチョウチンで狙うか……。
もう少し様子見
「もう少し様子をみてみます。急に食いが立ったりすることもありますから」
確かにそれは大いにある。記者も亀山湖は好きで何度も釣行するが、ある時間を境にして急にウキの動きが変わったなんてことは何度も経験している。
障害物も何もないドン深エリアなら竿替えもありだが、立ち木エリアの場合は釣りが成立している釣り方で押し通し時合いを待つのも釣り方の一つと言えた。
浮きゴミだらけ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)なおマッシュポテト単品で押し通すと豪語していた吉田のエサは、ここまでの調整で大きく様変わりしており、藻べらやもじりも加わった総力戦状態となっていた。時刻はすでに12時半過ぎ。
「ちょっと休憩しますか!」
次回も「毎年恒例、夏の亀山湖」です。
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>
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