テーマは「毎年恒例、夏の亀山湖」。これで3年連続だがエサはこれまで同様に両マッシュ。ところが今年は同じマッシュでも微妙にブレンドが異なっていた。そのわけとは。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)


今年はマッシュ単品?
千葉県君津市にある亀山湖での大型挑戦もこれで3年連続。出舟はいずれも亀山水産センター。一昨年は笹川筋を狙うも尺半以下のみ。昨年は同センター桟橋直付けで48cmをゲット。今年は同桟橋並びのワンド入口角に着舟し夢の50cm超を狙う。
竿9尺チョウチン(提供:週刊へらニュース編集部・関口)エサは3年連続で両マッシュ。と言っても年ごとにブレンドは微妙に異なった。今年はどんなブレンドで挑むのか。
「今年はマッシュ単品でやってみようと思います!」
単品ってもしかして、釣果に差が出る特上マッシュが売り文句の『マッシュポテト徳用』だけってこと?
「はい!」
今回はエサ持ち重視
麩系はまったく入れないのね?
「これまで凄麩を全体の2割ほど入れて使うことが多かったのですが、麩が入るとどうしてもエサ持ちが悪くなるんですよ」
そうなの?
「カルネバとか粘麩とか増粘材入りのエサは別として、それ以外の麩エサはマッシュを開かせる方向になるんです。開くのが悪いという意味ではないのですが、今回はエサ持ち重視でやってみたいんです。それでもしダメなら、これまでどおり麩エサをブレンドしてみようかと思います」
熊手でかき混ぜる(提供:週刊へらニュース編集部・関口)なるほどね。単品のほうがエサが持つとは意外だなぁ。
「そう思いますよね。でも実はそうなんです。とくに高水温期はネバリが強烈に出ますので、ちょっと練っただけでガッツリ持つエサになってしまうんです」
なってしまうとは、ちょっと否定的な表現じゃない?
「はい。でも実際そうなんですよ。とくに夏場は要注意で、へたに練ってしまうと開かないネトネトのタッチになっちゃうんです」
確かに練りすぎはよくないね。
「なので練る回数や圧を微調整して最適解を追い求めてみます」
粉と水の比率は?
実のところ出舟前にエサ作りなどひととおりの撮影を済ませてしまっていたのだが、この時にエサ作りも一緒におこなった。宣言どおり吉田はマッシュ単品を作ったが迷ったのが粉と水の比率。昨年まではマッシュポテト4+凄麩1+水4を標準としたが、今回はマッシュポテト5+水4.5で作ってみた。
水を入れてサッとかき混ぜたら、しばし放置。その後、指を熊手状にしてかき混ぜ、指先に抵抗を感じ始めたところでストップ。この時点でのタッチは硬めのボソ。これを基エサとして使うぶんは小分けして、残りは風の当たらない日陰に保存する。
エアが入ったボソ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)ちなみに基エサをいじらずにそのまま丸めて水面へ投げたら、一瞬潜ったもののすぐに浮き上がってきた。浮いたエサ塊からは絶えず粒子が下方向にバラけており、いかにもヘラの食欲をそそりそうだ。
でもこれが釣るエサじゃないんでしょ?
「最初はこのまま打ちますが、おそらくは手水と押し練りで軟タッチの方向になると思います」
せっかくワンド入口の角に着舟したのだから、ウキもできるだけ手前に立たせたい。そこで竿は9尺を継ぎタナはチョウチンとした。ウキは吉田作プロトのグラスムクでハリは上下サイト18号。ラインは道糸2号、ハリス1.2号40-60cm。
これで準備は万端。吉田康雄の熱い夏がいよいよスタートした。
次回も「毎年恒例、夏の亀山湖!」です。
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>
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