地元・マルニシ釣具店のキスダービーが6月14日に終了しました。今年は4月中旬に24.3cmの良型をキャッチし、その後も地元周辺のポイントへ足を運んだ結果、おかげさまで3位に入賞することができました。ダービーは終了しましたが、キスの活性は依然として高く、これからはさらに気軽な「ちょい投げ」でも十分楽しめるシーズンを迎えます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・牧野博)


キスの活性はさらに上向き
梅雨以降は水温の上昇に伴い、キスの活性もさらに高まってきます。本格的な投げ釣りはもちろん、ルアータックルを流用した「ちょい投げ」でも十分に狙える時期です。短時間釣行でも数釣りが期待できるため、気軽に楽しみたい人にもおすすめのシーズンといえるでしょう。
海況を考えたポイント選び
梅雨時期以降は水温が高くなり、河川の河口は好ポイントになります。しかし、大雨が続いた後や台風通過後は、大河川の河口では真水の流入や濁りの影響が残り、数日間は厳しい状況になることも少なくありません。
そんな時でも、河口からある程度離れた漁港などは比較的穏やかなことがあります。こうしたポイントをいくつか知っておくと、その日の状況に合わせて柔軟に釣り場を選ぶことができます。
ちょい投げにおすすめのタックル
ルアーロッドを流用するなら、9~10ftのML~Lクラスがおすすめです。私は中古の10ftショアジギングロッドをベースに、投げ釣り用のKガイドへ交換して使用しています。
例えば10号前後のオモリで50~70m付近を狙う場合、ロッドをしっかり曲げて反発力を使うことが重要です。そのため、2m以下のショートロッドや硬すぎるロッド、穂先が極端に柔らかいULクラスでは少し扱いにくいでしょう。
リールとライン
リールは軽量な中型投げ専用リールを使用し、道糸はPEライン0.6~0.8号、力糸は通常の投げ釣りと同様に結束します。この組み合わせならタックル全体でも約500~600gと軽量で、非力な人でも楽にキャストできるうえ、高い感度でキスのアタリを楽しめます。
田ノ浦漁港でちょい投げ
6月21日は前日まで雨が続き、波も少し残っていたため、昼食後にいくつか釣り場を見て回りました。紀ノ川河口は濁りが強く、やや荒れ気味の様子。そこで車で15~20分ほど移動し、雨の影響が比較的少ない田ノ浦漁港へ向かいました。
ゲストに初夏を感じる
若干の濁りはありましたが、フグによる仕掛けの被害はそれほど多くなく、港内の護岸を2~3か所移動しながら探っていきます。ゲストとして4~5cmほどの小さなチャリコも釣れ、海がすっかり初夏らしくなってきたことを感じました。
コンスタントにキスがヒット
同じ場所へ続けて投げるとフグが寄りやすいため、投点を少しずつ変えながら探るとコンスタントにキスがヒット。午後5時30分まで楽しみ、良型こそ出ませんでしたが、13~15cmを主体に16匹の釣果となりました。
キス好ヒット(提供:TSURINEWSライター・牧野博)釣ったキスは湯引きで
今回は小型が中心だったため、3枚におろして腹骨と血合い骨を取り除き、湯引きにしていただきました。皮付きならではの風味も楽しめ、予想以上に美味しく味わうことができました。天ぷらに飽きたらぜひお試しを。
湯引きが美味(提供:TSURINEWSライター・牧野博)今後の見通し
これから梅雨本番を迎えると、まとまった雨の日が増えてきます。さらに7月以降は海水浴シーズンとなり、遠浅の砂浜では投げ釣りが難しくなる場所も多くなります。そんな時は、ちょい投げに切り替え、漁港内などの小場所を探ってみるのも面白いでしょう。
ただし、漁港は漁業関係者の仕事場であり、サビキ釣りやウキ釣りを楽しむ人も多く訪れます。周囲への配慮を忘れず、マナーと安全に十分注意して楽しんでください。
<牧野博/TSURINEWSライター>
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