吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【早春の霞ヶ浦で一発勝負!!#1】

テーマは「早春の霞ヶ浦で一発勝負!!」。広大な霞ヶ浦で、今回吉田が選んだのは通称・出羽屋。当日の風向きと実績から選んだポイントが果たして凶と出るか吉となるか。取材日は2月24日(火)。

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(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【早春の霞ヶ浦で一発勝負!!#1】

実績と風向きで選ぶ

さて前回の予告タイトルで「霞ヶ浦水系で……」となっていたはず。実は入稿時点で取材が完了しておらず、どこに行くか未定だったため「水系」とさせてもらった。

大型を狙って北浦で勝負を賭けるか、それとも現時点で好調に釣れてる巴川か。恋瀬川か。さまざまな候補地が脳裏をかすめたが、最終的に霞ヶ浦本湖の出羽屋前となった。

「なーんだ、メジャーポイントじゃないか。一発勝負が聞いてあきれるぜ! 」

霞ヶ浦水系を熟知する読者から、そんなお叱りを受けるかもしれないが、今回はそういうこととなった。ではなぜ出羽屋前なのか。

まずは当日の天候だ。予報では北東または東4~5mで主力は真東。釣り座は東南東向きなので北風または北西ならほぼ風裏だ。また東側にドックの堤防があるため、ドックに近いほど東風の影響を受けにくい。まるで海のような霞ヶ浦で釣りをするなら、当日の風予報と釣り座の向きは絶対に無視できない。

2点目は直近の釣況。昨日釣れたポイントが明日もいい保証はないが、何かしら情報が入っているポイントであれば安心感はある。ところが取材日前日の2月23日は関東で春一番が吹き荒れた。つまりは南っ気の強風。よって出羽屋前を含む霞ヶ浦北岸は大風の大波で全滅。聞いた話では、護岸に当たって砕けた波が堤防壁まで飛んでいたそうだ。

吉田康雄

「つまり昨日の情報はなしということですね 」

 

そういうことにはなるね。でも明日は北っ気の東風だから、波よけの役目を果たしてくれるドックを有する出羽屋前は混雑するかもしれない。いいポイントを抑えるためにも早めに集合しよう。

吉田は水門の右側へ

そんな打ち合わせを吉田と前日に済ませ、当日は5時に現地集合。幸い先釣者はゼロで、無事に水門の両サイドに釣り台を置くことができた。

吉田康雄

「右と左、どっちがいいのでしょう? 」

 

実績では右側(西側)って聞いてる。どうぞどうぞ主役なんだから遠慮なく(笑)。

吉田康雄

「ではお言葉に甘えて右側に入らせてもらいますね 」

 

ちなみによくある霞ヶ浦の水門とは異なり、ここのはとても小さい。よって水門を挟んで左右に分かれても、お互いの距離はさほど離れない。左右で何が違うのか一見するとまったくわからないが、実績がそれを証明しているのだから何かが異なるのだろう。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【早春の霞ヶ浦で一発勝負!!#1】佃煮を製造する出羽屋さん(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

周囲にモジリはほとんどなし。ただし沖めではコイがよくモジり、左側のドック近くでは岸近くで、やはりコイらしきモジリが見られた。ヘラらしきモジリもあるにはあったが、それはリール竿でないと届かないほどはるか彼方。天候は曇りで気温は9度。風はなく水面はベタナギ。ただしうねりのように水面がユラユラと動いていた。

これらの条件を加味し吉田が継いだ竿は24尺。一見して流れはないようだが、風が吹きだせば流れだすのは目に見えているので、スタートから外通しで狙う。ウキ下は2本弱でエサは両グルテン。なお記者もまったく同じで竿だけ21尺。

吉田康雄

「遠慮なんかしないでもっと長いの振ってくださいよ! 」

 

いやいや主役を差しおいて先に釣ったら申し訳ないから、3尺手前でやらせてもらいますよ。

そんな冗談を交わしつつ吉田の”春”がいよいよ幕を開けた。

次回も「早春の霞ヶ浦で一発勝負!」です。

<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2026年3月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。


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