色違いのタイは好調も本命苦戦 ラストに二人に何かが起こる!?

色違いのタイは好調も本命苦戦 ラストに二人に何かが起こる!?

読者アングラーをゲストに招いて、宮澤幸則さんとともに釣り方や仕掛け、エサなどをあれこれ試して楽しく真剣に釣りをする当連載。

第20回は三浦半島剣崎沖のライトマダイ釣りへ。

この時期の剣崎沖のコマセダイはファンの間では隠れた「激アツシーズン」の認識があり、数釣りと激うまの味覚を楽しむことができる。

ところが、昨年あたりから沖の潮の影響を強く受けているのか潮が澄む傾向にある。

真っ青の潮はコマセダイにはプラス材料とならないことが多い。

さて、そんな少し厳しいという事前情報もあったが、剣崎松輪港の棒面丸から2月10日に出船した。

釣行の写真

PROFILE

みやざわ ゆきのり

1966年大阪生まれ、三重大学水産学部卒。

釣り全般を愛好するが、陸っぱりのエギング、船のカワハギ、マルイカのエキスパートとして雑誌、新聞、テレビ、Web で最先端の情報を発信する。

グローブライド・ダイワ社員。

Reader Angler

似内和徳(にたないかずのり)

●埼玉県在住

●沖釣り歴=40年以上

●職業=会社員

●好きな釣りが宮澤さんとかぶっているので、色んな話を聞きながらやりたいですね!

リアルオキアミタフでやってみます!

今回はトラフグなどのエサ取りが多いようならリアルオキアミでやってみます。

見た目は本当にリアルでうまそうに見えますよ。

基本のエサはオキアミ1匹掛けですが、色いろと試してみます。

(by 宮澤)

釣行の写真

▲ケイムラモエビカラーで挑戦!

釣行の写真

▲オキアミとミックスしてみた

食い渋り対策を各種やります!

コマセダイはあまり奇をてらったことは難しいので、細く長く、ハリは小さくで試してみます。

(by 似内)

釣行の写真

▲テーパーハリスを長くしていった

釣行の写真

▲食い渋りに効くというグレバリ

宮澤さんのライトマダイ仕掛け

今回のゲストアングラーはコマセダイを中心にカワハギ、マルイカ、タチウオなどのテクニカル系の釣りを好む似内和徳さん。

コマセダイは久しぶりというが果たして。

7時前に港を離れて各船は思い思いのポイントに船を進めるが、鈴木俊一船長は北に進路を取り船長得意の場所である下浦沖でスタートする。

タナは海面からで38mの指示が出る。

ハリスは3号以上8~10mで、それ以上長く調整するのは各自の自由だそう。

開始早々に竿を曲げたのは右舷大ドモのお客さん。

突っ込み具合から本命のよう。

上がったのは1kgジャストの美しいマダイだった。

その後、ほどなくして竿を曲げたのは似内さん。

誘いをかけたあとにスーッと竿先が入り込んだ。

「ちょっと引きが違うかな」と上げてみれば、正真正銘のタイ科の魚ながら色違いのクロダイだった。

サイズは1kgちょっととまずまず。

エサ取りも少ない中、アタリがあればうれしいもの。

続いて宮澤さんの竿が鋭く入り込むも、「これも違う」と上げてみればカイワリだった。

左舷でもクロダイが上がり、何かしらがポツポツと食う展開に。

二人はビシ40号に合わせて全長1.9mのゲームロッドをセレクト。

置き竿にしていても、竿先に違和感が出るのでエサ取りも素早く察知できる模様。

まめに手返ししていく。

日が高くなってくると、ハリごと切っていくエサ取りが出てきた。

これはおそらく、まもなくシーズンを迎えるトラフグの仕業。

度たびハリを取られて業を煮やした宮澤さんは、「リアルオキアミワーム タフ」を取り出した。

「オキアミとリアルオキアミを抱き合わせにしてみます」

これを何度か繰り返すが、オキアミだけ取られてリアルオキアミのみが残ってくる。

そんなときに大ドモでヒット、800g級のマダイが取り込まれた。

左舷でもほぼ同時にヒットして同級が上がった。

「時合到来か!」と気合を入れる二人。

そして宮澤さんにヒット。

マダイのようでマダイじゃないような引きを見せる。

ビシを取ったときに「じゃない」ほうだと確信。

上がったのは見事なサイズのマサバだった。

そのすぐ後に「ついに本命か」と宮澤さんがヤリトリ開始。

ハリスをたぐると澄み潮なので遠くでも魚のシルエットが浮び上がる。

マダイだと白っぽく見える。

白っぽいは白っぽいがちょっと違う。

またしてもクロダイだった。

「なかなか難しいね」と宮澤さん。

似内さんはハリスを細くしたり長くしたり、さらにハリを小さくするなどして食い渋りを打開しようとあれこれ手を打つがマダイは微笑んでくれない。

ここで船は大きく移動し、剣崎沖の深場のポイントで一発大物を狙うことに。

しかし、ここではヒットに至らず。

ラストは実績があった最初のポイントへ戻ることに。

ラスト10分を切った。

最後まで諦めない二人。

そのとき似内さんの竿がスイ、スイッと入り込んだ。

さあ、ラストにマダイか!

動きからちょっと違うような気もするが、マダイと信じよう。

ハリスをたぐり始めると、無慈悲な澄み潮が現実を教えてくれた。

細長く茶色い。

これはマダイじゃない。

そしてその直後、宮澤さんの竿がズドンと入り込んだ。

ドラグが滑り糸が引き出される。

これは大ダイか!

前回に続きドラマがあるのか!

まあ賢い読者のみなさんならお分かりでしょう。

「大ダイなら最初のページにデーンと出るでしょう」と。

はい、その予定でした。

ハリスをたぐってくると色はバッチリ。

おや、ちょっと違う?ジャンボアマダイ?いや、イヤ?イラ?と、まあ最後は大型のイラでしたとさ。

二人はマダイの顔を見られなかったけど最後まで笑いの絶えない釣行となった。

剣崎沖は3月から乗っ込みの気配も出始めるので、これから大注目のエリアですよ~!

釣行の写真

▲1枚目に続いて同じ人が2枚目を

釣行の写真

▲マダイが続くかと思ったらクロダイだった

釣行の写真

▲有終の美を飾る予定だったけど

効果のほどは次回以降に持ち越し。エサ持ちはいい!

朝は平気でしたが途中からエサ取りやハリが取られることしばしば。

トラフグも釣れたのでおそらくトラフグの仕業でしょう。

1時間ほど試してリアルオキアミは残ってきたので持ちはいいんだけど、今回は効果のほどは分からずでした。

食いがいいときに再挑戦してみます。

(by 宮澤)

釣行の写真

▲ クロダイに続いてマダイはこれから乗っ込みチャンス

釣行の写真

▲「本命じゃない」アタリが多かった

読者アングラーの弁

今日は少ないチャンスを生かせず、でした。

色んなアタリがありましたが、二人で何が掛かったか予想しながらで本命は釣れない割にとても楽しかったです。

乗っ込みも早そうですし、近くまた挑戦します。

(by 似内)

釣行の写真

▲ゲームロッドで楽しんだ

釣行の写真

▲フィッシュグリップとドリンクホルダーがプレゼントされた

宮澤さんの釣行後記

今回はちょっと厳しい状況でしたが、一瞬のチャンスタイムをモノにした人がマダイを釣っていました。

本命は釣れませんでしたがこれも釣り、またご一緒しましょう!

釣行の写真

▲「赤くなれ!」と唱えたが色は変わらず!

船宿INFORMATION

三浦半島剣崎松輪港

棒面丸

046・886・1451

▼備考=予約乗合、ほかノーマルマダイへも

釣行の写真

▲鈴木俊一船長(中央)と

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隔週刊つり情報(2024年3月15号)※無断複製・転載禁止



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