1月29日、三重県鈴鹿市沖へ胴突き仕掛けのカサゴ釣りに出かけた筆者。ストラクチャーにべた着きのカサゴたちを攻略し、23cm本命と対面した釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)


胴付き仕掛けでカサゴ釣り
夜明け前の海は静まり返り、沖で崩れる波の音だけが一定の間隔で耳に届く。1月29日、三重県鈴鹿市沖。カサゴを狙い、小さな船を沖へ走らせた。船釣りでカサゴを狙う際、最も扱いやすいのが胴付き仕掛けだ。
根魚用に設計されたものは、オモリから下針までの距離が短く、海底に張り付くような攻めが可能になる。起伏のある地形では、この構造がそのまま釣りやすさに直結する。
使用した仕掛け(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)カサゴ狙いのエサ
エサは魚種によって選択するが、カサゴに関してはイワシの切り身、アオイソメ、イカの短冊が定番だ。いずれも一口で飲み込めるサイズに整えることで、違和感なく口を使わせ、フッキングまで持ち込みやすくなる。
ポイント
狙うポイントの水深は5m前後。海底には漁礁や沈み物が点在し、ライン操作を誤れば即座に根掛かりするエリアだ。この日は干潮で潮流が弱く、オモリは10号を選択。底を確実に捉えることを最優先とした。
基本の釣り方
開始の合図と同時に仕掛けを落とす。浅場のため、サミングを効かせて速度を抑えながら沈下させる。着底後は船の流れに合わせて仕掛けを調整し、何度も底を取り直しながらレンジを維持する。エサ釣りであっても、放置は禁物だ。
コツはレンジを維持すること(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)海藻絡みに要注意
この時期は海藻の成長が始まっており、魚のアタリとは異なる重さが竿先に出ることがある。鉤に海藻が絡み、水の抵抗が増した状態だ。
こうなるとエサは機能しないため、迷わず回収して取り除く。特にホンダワラが多い場所では顕著で、違和感を感じ取れるかどうかが明暗を分ける。
20cm級カサゴが浮上
やがて、船が流れ、オモリが深い溝へと滑り落ちた。そのまま斜面をなぞるように引き上げていくと、手元に小さな振動が伝わってきた。即合わせはせず、反応を見極める。
やがて竿先がはっきりと引き込まれた瞬間、鋭くフッキング。ラインが岸壁に触れそうになり一瞬緊張が走るが、テンションを保ったまま無事に魚を浮かせた。姿を見せたのは20cmのカサゴ。平均的なサイズながら、掴めば伝わる締まった身質が印象的だ。
この日はしなやかなライトゲームロッドを使用していた。低水温で食いが浅い状況でも、エサを自然に送り込み、確実に掛けられたのはタックルの選択が功を奏したと言える。
キャッチした20cmのカサゴ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)細かく底を探り23cmカサゴ!
潮が動き出すと、アタリは徐々に増加。ただし反応が出るのは、必ず根の隙間に仕掛けが入り込んだ場面だけだった。広く回遊する個体は少なく、多くがストラクチャーに張り付いているようだ。
そこでオモリを5号に落とし、より繊細な操作へ切り替える。根掛かりのリスクを承知の上で、細かく底を探りながら地形を把握していく。水深4.8m。明確な前兆の後、強い引きが伝わった。フルロックしたドラグに、重量感のある抵抗が乗る。緩めれば一瞬で穴へ潜られる距離だ。
力を掛けすぎず、しかし主導権は渡さず、一気に引き寄せる。浮かび上がったのは23cmのカサゴ。背びれの棘を広げ、簡単には触れさせない威圧感を放っている。根の多いテクニカルなポイントだったが、リスクを承知で踏み込んだ攻めが結果につながった一尾だ。
カサゴがサイズアップ(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)最終釣果
この日は最大23cmを含め、計4匹をキャッチ。すべてがボトムの隙間からの反応で、釣りの感覚は穴釣りに近かった。干潮時は一見すると気配が薄く感じられるが、深場を丁寧に探れば答えは返ってくる。
今回は胴付き仕掛けを用いたが、水深の浅い箕田沖であればブラクリ仕掛けでも十分に成立する。この冬、エサ釣りならではのカサゴ攻略の深さを、ぜひ味わってほしい。
<HAZEKING/TSURINEWSライター>
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