琵琶湖の小鮎釣りのシーズン到来。今回は、鮎と小鮎の違いから、道具、仕掛け、エサの作り方、ポイント選びまでを解説。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・海無県民masaya)
琵琶湖の小鮎とは?
「小鮎と鮎は異なる魚?」答えは、No。同じ魚です。一生を琵琶湖で過ごす鮎の事を小鮎と呼び、成魚になっても14cm程にしかなりません。

小鮎釣りの時期とポイント
時期的には、4月頃から釣れ始めて、お盆位までが釣れるタイミングになります。特に梅雨時期に雨で水量が増した河川は遡上が活発になり、絶好の場所、タイミングになります。朝夕等、特に関係なく一日中釣れます。是非、このタイミングに合わせて釣りに行きましょう。
ルール
ルールは、9月1日~11月30日までが河川、本湖を問わず禁漁期間になります。琵琶湖、流入河川で小鮎釣りをするのに遊漁料はいりません。
釣れるポイント
ポイントは、琵琶湖の流入河川と、本湖になります。 小鮎は河川で釣ると思われている方が多いですが、琵琶湖本湖でも釣れます。
雨で水量が無く、小鮎の遡上が乏しい時は、河川では全然釣れません。会社等、都合や休みに合わせて釣りに来るので、毎回いい日に当たるとは限りません。そんな時は、諦めて帰るのではなく、迷わず琵琶湖本湖で釣りをしましょう。

小鮎釣りの仕掛けとエサ
続いて、小鮎釣りの道具を紹介します。
河川での仕掛け
・竿:5.3mのべ竿
・道糸:1号
・玉ウキ⇒市販の仕掛け⇒らせん⇒おもり

本湖での仕掛け
・竿:5.3mのべ竿
・道糸:1号
・玉浮き⇒らせん⇒市販の仕掛け⇒おもり
順番が少し変わります。理由は、後述します。

エサの作り方
エサについても紹介します。使い方にもよるが、半日~1日分の分量となります。
しらす:300g
魚の粉:2パック
塩:500g
パン粉:50g
小麦粉:100g
水:100cc
水以外をジップロック等袋に入れ、水を注ぎながら混ぜ合わせてペースト状態にします。

エサ作りのコツ
現地に着いてから釣り場を、本湖or河川を決める事があると思います。小麦粉の量を、上ラセン仕掛けの本湖で釣りをする用として、バラケ易くしています。
河川では流れに乗せて釣りをするのであれば、現地で小麦粉を50g位(2回程流してなくなる)を足してあんばいを見ながら調整します。
ですので、小麦粉を少し持参します。100g位(200ccのカップ分)です。なお、小麦粉を入れすぎてバラケなくなるのが1番の失敗です。

釣り方のコツ
本湖の場合はコマセが1度で無くなるバラケ具合にし、手返し良く(海のサビキ釣りと一緒です)魚をコマセに集めて釣っていきます。

河川の場合
川の流れに浮きが引っ張られて仕掛けがななめに流れ、川底のおもり&ラセンがコトコトと底を這ってエサが、バラケて拡散し、小鮎サビキ仕掛けに同調して小鮎を釣っていきます。速すぎる流れの場所は避けます。
流し方も、速く流すと周りが釣れてても自分だけ釣れなくなります。速さはウキとおもりで調節します。速さの感覚は、人間がゆっくり歩く速度くらいです。

一度、現地に出向いてみて下さい。意外に簡単に釣る事が出来ると思います。
<海無県民masaya/TSURINEWSライター>
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