吉崎海岸の投げ釣りで17cm良型キスと対面【三重】クサフグの猛攻にお手上げ

三重県の吉崎海岸でキス釣りを楽しんだ。実績のある南側堤防から遠投して良型キスを狙うと、1投目から今季最大の17cmがヒット。その後も立て続けに3匹をキャッチしたが、途中からはクサフグの群れが襲来。仕掛けを切られる場面もあり、短時間釣行となった。それでもキスの群れは接岸しており、回遊とタイミングが合えば入れ食いも期待できる状況だった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

吉崎海岸の投げ釣りで17cm良型キスと対面【三重】クサフグの猛攻にお手上げ

吉崎海岸でキス釣り

父の日は釣り具が欲しいと願う6月5日。キスの北上範囲を調査しようと三重県四日市市の吉崎海岸に釣行した。

吉崎海岸は磯津漁港から楠漁港まで広がる約2kmの海岸。北側は砂浜、南側は堤防となっている。過去に何度か釣行しているがキスの魚影は濃い。ベストシーズンには手前10mまで接岸するので、チョイ投げでも釣れるお手軽ポイントだ。今回は実績のある南側の堤防から狙う。

吉崎海岸の投げ釣りで17cm良型キスと対面【三重】クサフグの猛攻にお手上げ吉崎海岸(提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

北側から流れ込んだ濁りによって海はよどんでいる。広範囲に探るため沖合に向けてキャスト。ゆっくり巻くと100mラインでアタリが出た。一定のリズムで巻き続けると95mでヒット。時間をかけて魚の引きを楽しむ。やがて水面で銀色のウロコが光った。

釣れたのは17cmのシロギス。今シーズン最大サイズだ。活性が高いのか1投目から釣ることができた。そこで同じポイントを探るとすぐヒット。3匹まとめて釣り上げた。

フグの群れが襲来

次に堤防の波打ち際を攻める。ボトムには一部石段があるので根掛かりに注意が必要だ。サオを立てて慎重に仕掛けをスライドさせる。すると手前20mで小さなアタリが連続する。フッキングできないのでもう一度、同じラインで仕掛けを通すとヒット。ずっしりとした重量感がある。これはサイズに期待できると素早く取り込んだ。

吉崎海岸の投げ釣りで17cm良型キスと対面【三重】クサフグの猛攻にお手上げクサフグが厄介(提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

釣れたのは15cmのクサフグ。たっぷり海水を飲み込んで丸々と膨らんでいる。この時期、産卵のため接岸しており数が多い。前歯の切れ味が鋭く仕掛けを切ってしまう厄介者だ。おまけに毒があるので素人はさばいて食べられない。ハリを外してリリースした。

その後、フグの群れが本格的に襲来して一瞬でエサと仕掛けがなくなる。らちが明かないので早めに納竿した。

タイミングが重なれば入れ食いも

今回はキスの北上範囲を調査しようと吉崎海岸に釣行した結果、1時間でキスを5匹キャッチできた。すでにキスの群れは大きくなりつつあり、回遊のタイミングが重なれば入れ食いも満喫できる。

ただ、接岸状況は20mから100mと散っているため、広範囲に探れる遠投ザオがお勧めだ。

 

 

<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年6月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。


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