釣りでエアーポンプを使いたい!選ぶポイントとおすすめ12選をご紹介

釣りでエアーポンプを使いたい!選ぶポイントとおすすめ12選をご紹介

みなさんは、釣りのときエアーポンプを持って行きますか?

ロッドやリール、クーラーボックスなどは釣りの必需品ですが、エアーポンプに関しては準備する人とそうでない人とに分かれるのはないかと思います。

ところが、実は釣り用エアーポンプは魚にとってはもちろん、私たちにとっても大きなメリットをもたらしてくれる大切なアイテムなのです。

今回は、そんな釣り用エアーポンプを選ぶうえで重要なポイントを解説し、編集部おすすめの釣り用エアーポンプをピックアップしてご紹介します!

エアーポンプとは?

エアーポンプは水槽に汲んだ水に新鮮な空気を送り込み、水中の酸素を増やす装置です。

エアーポンプのおかげで魚は水槽内でも酸欠にならずに生きることができます。

家庭などで魚を飼育する際に必要なアイテムなので、実物を見たことがある方も多いでしょう。

そんなエアーポンプは通称ブクブクとも呼ばれ、実は釣りにも重宝するアイテムです。

家庭で使われる水槽用エアーポンプと釣り用エアーポンプには、何か違いがあるのでしょうか?

釣り用エアーポンプの特徴

釣り用エアーポンプも水槽用エアーポンプと同様、水中に空気を送り込む仕組みです。

ただし、釣りでは持ち運ぶ必要があるため、比較的小型のものが多い印象です。

また、屋外での使用を考慮して防水機能が施されているのも、釣り用エアーポンプの特徴と言えるでしょう。

釣り用エアーポンプはどうやって使う?

釣り用エアーポンプには、主に2通りの用途があります。

1つは釣った魚に対して、もう1つは生き餌に対して使用します。

それぞれの使い方について詳しく見ていきましょう。

釣った魚に使用する場合

魚は普段、口から水を取り込んで酸素のみを吸収し、エラから水を吐き出すことで呼吸しています。

海や川など自然環境では、水中にある海藻や植物性プランクトンから酸素が発生しているため、魚が酸欠になることはありません。

ところが、釣り上げられるとたとえ水を張ったバケツやクーラーボックスに入れられたとしても、そこでは酸素が新たに作り出されることがないので次第に酸欠状態になってしまうのです。

釣り上げた後も魚を生かしておきたいとき、エアーポンプで水中に空気を送り込めば、自然環境に近い状態を作ることができます。

生き餌に使用する場合

釣りではルアーの他、生きた魚をエサにする場合もあります。

生き餌を用いる釣りでは、グレ釣りやアユ釣り、泳がせ釣り(ノマセ釣り)が代表的です。

エビや貝類を始めとした小さいサイズの生き餌から、アジやイワシなどの大きいサイズのものまで、その種類は様々です。

いずれの場合も、生き餌の鮮度が釣果を左右すると言っても過言ではありません。

新鮮な生き餌を使って釣りを楽しむためにも、生き餌を入れるバケツやクーラーボックスにはエアーポンプで空気を送り込み、自然に近い状態を作っておきましょう。

アジの泳がせ釣りに関心のある方はこちらの記事をチェック!

釣りでエアーポンプを使うメリットとは?

釣り用エアーポンプには、大きく分けて3つのメリットがあります。

魚にとってはもちろん、私たちにとっても重要なポイントになるので、しっかりチェックしておきましょう。

①魚の鮮度を保つことができる

エアーポンプを使えば魚を生かしておくことができるため、締めるまで鮮度の高い状態を保てます。

魚は死んでしまうと鮮度が落ち、味も悪くなってしまいます。

せっかく自分の手で釣り上げた魚なら、家に帰ってからも新鮮な状態で楽しみたいですよね。

水漏れの心配がなく、エアーポンプを取り付けられるクーラーボックスであれば、釣った魚を生きたまま家に持ち帰ることもできますよ。

また、エアーポンプは生き餌の鮮度を保ちたいときにも役立ちます。

生き餌は新鮮さが物を言うので、釣った魚と同様、使うまで元気に生かしておくためにもエアーポンプは必須です。

②魚を絞める手間が省ける

魚は通常、釣った後すぐに締めることで鮮度を保つことができ、家に持ち帰ってからでも美味しく食べられます。

ところが、釣れるたびに魚を締めていては処理に時間を取られ、一番重要な釣る時間をロスしてしまいます。

エアーポンプを使って釣った魚を生かしておけば、魚を締める手間を省くことができ、釣りに集中できます。

特に、群れで泳ぐ魚や時合いの短い魚を逃さないためにも、釣った魚は釣りが終わった後にまとめて締めると良いでしょう。

③釣った魚を観察できる

魚を釣った後でも、エアーポンプを使うことで自然に泳ぐ姿を観察できます。

釣り以外の場面では、フィールドワークなどで、しばらくの間捕まえた生物の様子を観察したいときにも役立ちます。

釣り用エアーポンプの選び方

最近は釣り用エアーポンプの需要も高まり、各メーカーから様々なタイプのものが発売されています。

そのため、初めてエアーポンプを購入しようと考えている方は特に、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

自分の釣りスタイルに合わせて選ぶことが大切ですが、基準があるとより選びやすいでしょう。

ここでは、釣り用エアーポンプを選ぶ上で確認しておきたいポイントをご紹介します。

給電方式

最近の釣りに使うエアーポンプと言えば、大部分が電動です。

主に乾電池式とUSB充電式の2種類が存在し、それぞれには特性と利点があるので、それらを比較して自分にとって使い易い方を選んでみてはいかがでしょうか。

①乾電池式

乾電池式は、乾電池を1~2本入れて使うタイプのエアーポンプです。

乾電池式のメリットとしては、万が一使用中に電池が切れてもコンビニなどで調達できるため、長時間の釣りでも安心して使える点が挙げられます。

また、このタイプは種類が豊富で自分に合ったものを見つけやすいのも魅力です。

乾電池を購入するコストがかかってしまいますが、本体価格は安く抑えられているものが多いため、試しに使ってみたい方にもおすすめです。

②USB充電式

USB充電式は、内蔵されているバッテリーをUSBで接続し、スマートフォンのように充電して使用するタイプのエアーポンプです。

USB充電式のメリットとしては、電池を都度購入する必要がないのでランニングコストを抑えられる点にあります。

ただし、事前に充電し忘れたり、長時間の使用でバッテリーが切れたりといったリスクがあるため、釣り場には念のためモバイルバッテリーを持参しておくと安心です。

送風量

釣り用エアーポンプは、製品ごとに空気を送り込むパワーが異なります。

このパワーは送風量と呼ばれ、製品によってはスペック表に記載されています。

送風量は通常、1分間に送り込まれる空気量を表し、送風量の他吐出量、エアー量などと表記されることもあります。

送風量が小さいと電池が長く持つというメリットがありますが、あまりに小さすぎると魚がすぐに酸欠になってしまいます。

反対に、送風量が大きいとその分エアーポンプ本体が重くなり、電力を多く消費するため電池の持ちも悪くなりますが、大量の魚や生き餌をストックしたいときには最適です。

釣りのターゲットやスタイルによるため一概には言えませんが、平均的には1.5~2L/分程度の送風量のエアーポンプであれば、広く使い回せるでしょう。

サイズ

釣り用エアーポンプのサイズは、基本的に送風量に比例します。

そのため、持ち運びやすさを考えてなるべく小さいものを選ぼうとすると、それに伴って送風量も小さくなってしまう可能性があります。

サイズ選びの際は、自分が求める送風量を加味して選ぶようにしましょう。

なお、釣り用エアーポンプの重さに関しては、乾電池の重さがない分USB充電式の方が軽く、コンパクトなものが多いようです。

防水性能

釣り場で水に濡れることは避けて通れません。

釣り用に作られたものであれば防水性能が施されているように思えますが、意外と水に弱いエアーポンプも多く出回っています。

使用後の手入れのことも考慮し、釣り用エアーポンプを選ぶ際は防水性能に加え、水洗いできるかどうかを確認しておきましょう。

また、防水性能があっても水没、または浸水させると動かなくなるため、取り扱いには注意が必要です。

おすすめの釣り用エアーポンプ12選

ここからは、編集部おすすめの釣り用エアーポンプをピックアップしてご紹介します。

釣り用エアーポンプを選ぶうえでチェックしたいポイントを踏まえ、Amazonで評価やレビューが高いものを中心にまとめています。

今回は、給電方式別におすすめの釣り用エアーポンプを紹介しているので、ぜひ購入時の参考にしてくださいね!

乾電池式釣り用エアーポンプのおすすめ6選

機能性、スペックともに好バランス

ハピソン 乾電池式エアーポンプエアー708B YH-708B

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釣具ブランドとして有名なハピソンからリリースされている釣り用エアーポンプです。

送風量を強弱の2段階で切り替え可能で、目的に応じて使い分けられます。

コンパクト設計で持ち運びに便利な点も人気の理由です。

【電池寿命】強:55時間、弱:150時間
【送風量】強:1.0L/分、弱:0.45L/分
【サイズ】80×40×150mm
【自重】480g
【使用電池】単1型乾電池×2本
【防水性能】あり(防滴)

静音設計と防水性能が魅力

ハピソン 乾電池式エアーポンプミクロ YH-735C

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ハピソンの釣り用エアーポンプの中でも、特に静音に優れたモデルです。

また、防水加工が施されているので水洗いでき、清潔に使い続けられます。

素早く水に浸透するミクロの泡で、魚にも負担になりません。

【電池寿命】強:25時間、弱:75時間
【送風量】強:1.3L/分、弱:0.6L/分
【サイズ】80×40×150mm
【自重】480g
【使用電池】単1型乾電池×2本
【防水性能】あり

電池1本でも24時間以上稼働可能

AMYSPORTS エアーポンプ 酸素提供ポンプ 携帯式エアーポンプ

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電池1本でも十分な送風量と稼働時間を叶える、低電力消耗設計です。

本体にはクリップが付いているので、クーラーボックスやバケツにも簡単に取り付けることができます。

送風量は強弱の2段階で切り替えられる仕様です。

【電池寿命】強:24時間、弱:60時間
【送風量】強:1.0L/分、弱:0.5L/分
【サイズ】80×40×120mm
【自重】190g
【使用電池】単1型乾電池×1本
【防水性能】あり(防滴)

優れた防水性能で水洗いも可能

冨士灯器 パワーポンプ FP-2000 ブラック 約80mm x 148mm x 42.5mm

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品質にこだわった日本製のストーンの両端には転がり防止のキャップが付いており、ストレスなく使用できます。

スイッチを入れると発生するミクロの泡によって、酸素が素早く水に浸透します。

防水性に優れており、本体を水洗いできるので衛生面でも安心です。

【電池寿命】強:18時間、弱:65時間
【送風量】強:2.0L/分、弱:0.9L/分
【サイズ】80×42.5×148mm
【自重】300g
【使用電池】単1型乾電池×2本
【防水性能】あり

パワフルな送風量を叶える

冨士灯器 パワーポンプ 幅81×高さ197.4×奥行42.5cm FP-3000

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ハイパワー設計で、毎分3.0Lの送風量にも対応しています。

特にアユの友釣りでの使用に適しており、おとりになるアユの鮮度を長時間キープすることが可能です。

また、釣りに集中するあまり、気づかぬうちにスイッチに触れてしまうことで押し間違いなどが起こりやすくなりますが、そういった誤操作を防止できるスイッチロック機能が搭載されているため、安心して使用できるでしょう。

使用電池は強風の場合は4本、弱風の場合は2本と状況に応じて使い分けられます。

【電池寿命】強:24時間、弱:70時間
【送風量】強:3.0L/分、弱:1.5L/分
【サイズ】81×42.5×197.4mm
【自重】300g
【使用電池】単1型乾電池×4本(弱運転の場合は2本でも可能)
【防水性能】あり

コンパクトながらもパワフルさが魅力

ダイワ(DAIWA) ジェットエアー 214 イエロー

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大規模な釣具製造業者であるダイワから発売されている便利な釣り用エアーポンプです。

その小さなサイズにも関わらず、充分な送風量を誇り、ストレスフリーでの使用が可能です。

鮮やかなイエローカラーの本体は、釣り場でも目立ち、こだわりのある方にも特にお勧めです。

【バッテリー寿命】:強モード:30時間、弱モード:80時間
【送風量】:強:1.5L/分、弱:0.8L/分
【サイズ指定】:81×45×140mm
【重量】:190g
【バッテリーの種類】:単1型乾電池×2本

乾電池はまとめ買いがおトク!

パナソニック アルカリ乾電池 単3形20本パック LR6XJ/20SW

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USB充電式釣り用エアーポンプのおすすめ4選

十分な酸素を供給できる2つの吐出口

USB充電式 エアーポンプ 水槽 ポンプ 2つの通気孔付き

吐出口が2つあるので、効率よく空気を送り込むことができます。

給電はACアダプター以外にモバイルバッテリーやノートパソコン、車からでも可能で、場所を問わず充電できるのも魅力です。

静音、防水に優れた機能性も人気の理由です。

【連続稼働】12~15時間
【送風量】最大1.5L/分×2口
【サイズ】85×45×115mm
【自重】250g
【防水性能】あり

自動で強弱を切り替えられる機能付き

ハピソン(Hapyson) 【メーカー3年保証対応】 充電式エアーポンプ YH-760

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魚の活動に対応して、送風量の調節が自動で行える機能が備わっています。

そうすることで電池の寿命も延ばすことが可能なので、まさに一挙両得の機能と言えます。

耐水性も高いので、洗浄に水を使うこともできます。

【連続運用時間】強:6時間、弱:24時間
【送風能力】強:1.5L/分、弱:0.7L/分
【形状】80×40×150mm
【重さ】260g
【水中使用可能】あり

電池残量がひと目で分かる表示機能付き

QISHUO 小型 USB 酸素 ぶくぶく ポンプ 携帯 充電式 防水 エアーポンプ

4つのランプが電池残量を表示してくれるので、充電し忘れを防止できます。

ボタン表示も分かりやすく、直感的に使えるのも魅力です。

送風量は連続稼働と間欠稼働の2パターンを切り替えられるので、状況に応じて使い分けることができます。

【連続稼働】連続モード:10時間、間欠モード:15時間
【送風量】最大0.5L/分
【サイズ】80×50×110mm
【自重】200g
【防水性能】あり

状況に応じて選択可能な3モード搭載

エアーポンプ 釣り/水槽 ポンプ USB充電式

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連続モード、間欠モード、停電時自動起動モードの3つを切り替えて使用できるので、使えるシーンが広がります。

エアーポンプ自体は電磁誘導で稼働しているため、使用時に気になる音も抑制してくれます。

バッテリーの持ちも良いので、長時間使用に向いた釣り用エアーポンプです。

【連続稼働】連続モード:22時間、間欠モード:45時間
【送風量】最大1.2L/分

2WAY式釣り用エアーポンプのおすすめ2選

電源コード付きですぐに使える

ダイワ(DAIWA) ジェットエアーアルファ V レッド

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釣り場では乾電池を、乗車中は車電源を使用できる2WAYタイプのエアーポンプです。

車電源とは、車内のシガーソケットから電源コードを繋いで充電できる仕様を指し、釣り場に持っていく時はコードを外し、車に戻ってからコードを繋いで充電します。

ダイワからリリースされているこちらのモデルは、車のキーを切ると自動で乾電池電源に切り替わるため、無駄な手間が掛かりません。

車電源コードも付属されているため、すぐに使用できます。

【連続稼働】15時間(乾電池使用時)
【送風量】1.5L/分
【サイズ】82×43×144mm
【自重】200g

自動切り替えが便利な2WAYタイプ

ハピソン(Hapyson) カー電源/乾電池式 2WAYエアーポンプ YH-737B

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ハピソンからリリースされているこちらの釣り用エアーポンプも、乾電池と車電源を切り替えられる仕様です。

車のエンジンを切ると自動で切り替わる機能性に加え、防水加工も施されています。

2WAYタイプのエアーポンプは、特に生き餌釣りに重宝するでしょう。

【連続稼働】50時間(乾電池使用時)
【送風量】1.0L/分
【サイズ】80×40×150mm
【自重】480g(電池含)
【防水性能】あり

【豆知識】エアーポンプを取り付けるクーラーボックスは何でもOK?

釣り用エアーポンプは、主にクーラーボックスやバッカンに取り付けて使用します。

ところが、クーラーボックスやバッカンの中には、エアーチューブを通せる穴が付いていないものもあるため、購入時には注意が必要です。

釣り用エアーポンプを選ぶ際は、併せてクーラーボックスやバッカンの機能についても確認しておきましょう。

エアーポンプと一緒に使いたい!おすすめのアイテムはこちら

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自分に合った釣り用エアーポンプで快適な釣りライフを送ろう!

釣り用エアーポンプは魚にとってはもちろん、私たち釣り人にとっても必要不可欠なアイテムです。

選ぶ際は自分の釣りスタイルに合わせて、最適なモデルを見つけることが大切です。

自分に合った釣り用エアーポンプを使って、家に帰ってからも新鮮な魚を思う存分楽しみましょう!

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