この1ケ月、天候が悪く出船できない日が続いていましたが、ようやく出船できる近海ジギング・タイラバ便に乗ることができました。タイラバはこれまで根魚しか釣ったことがなかったので、タイを釣るためにさまざまな準備をして初挑戦。そろそろ乗っ込みマダイが釣れるのではないかと期待していました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)
乗っ込み狙いタイラバ釣行
前日は大荒れの爆風でしたが、当日は風もなく波も穏やかでした。曇り空の中、朝は気温が低く寒い中、出船。ポイントへ向かう間、船長と会話を楽しみました。
久しぶりに乗れたこともあり、会話が弾みました。先日、アマダイが連続で釣れた話が出て、「アマダイも面白いかもしれない」という話になり、タイもそろそろ釣れる雰囲気だということで気合が入りました。
使用したタックル
ジギングタックルはPE2号、感度を重視した硬めの竿を使用。これによりマハタなどの根魚も狙える岩礁帯ポイントへも行けました。また、タイラバにはPE0.8号のラインを使用しています。
第1ポイントで本命ゲット
まずはマハタも釣れたポイントからスタート。潮の流れも確認するため、曇り空ではありましたが、ダイワのTGベイト120gアカキンを付けて朝一からジギングを試してみました。
着底して底は砂地で、所々に岩礁帯が点在しているのを確認。潮が良い感じに流れていました。ラインが良い角度で入っているため、底近くで岩礁帯に当ててシャクリフォールで集中していると、アタリがありました。
巻いている途中も強い引きがあり、根魚ではないと確信。上がってきたのは本命のマダイでした。早々に釣れて、気分も上がりました。
しかし、激しい流れになり、同じカラーの180gに替えてもアタリが続かず。2ケ所目、3ケ所目も同様の状況で、着底直後にアタリがありましたが、アヤメカサゴしか釣れませんでした。
同船者が重いジグを持っていないため、深場への移動は諦めて浅場を狙うことにしました。
アヤメカサゴばかり釣れる
4ケ所目では、70mの水深で激しい岩礁帯に入りました。同船者が根掛かりになり、感度の高い竿でないと底取りが難しい中、ブレードが付いたオンザブルーのヒレジグに替えて流しながら巻きも混ぜてみました。すると、アタリがありましたが、またしてもアヤメカサゴ。
5ケ所目は、砂地が主で、所々に小さな岩礁帯が点在していました。潮がかなり緩んでいたので、タイラバに変更。160gのタイラバの上に魚子ラバをセットして、早い反応を探ってみましたが、魚子ラバにアヤメカサゴしか掛かりませんでした。
根魚はアカキンによく反応するため、タイラバを緑の200gに替えて、真下を狙い続けました。船長もタイラバを始めて鯛の反応を探りましたが、アヤメカサゴの活性が高いのか、着底後すぐに掛かりました。
船長はオレンジを仕様しているため、タイラバの色を緑から黒、赤、金と変えながら狙いましたが、アマダイやマダイの反応はありませんでした。
ホウキハタ&ウッカリカサゴ浮上
そんな中、ジギングをしていた同船者が根掛かり?と言っていましたが、魚の反応がありました。ゆっくり上がってきたのはホウキハタでした。私もジギングで釣りたかった魚のひとつです。
タイラバで鯛の反応が得られなかったため、ジギングに戻しました。根魚を狙うためにTGベイト120gのミドキンで狙っていると、すぐにヒット。しかし、釣れたのはウッカリカサゴでした。同船者もウッカリカサゴが連発し、根魚を追加して楽しんでいました。
根魚の反応が良いため、みんな根魚狙いに集中。しかし、最後はやはりタイラバで釣りたいと思い残り1時間狙いましたが、アヤメカサゴしか釣れず、13時に終了しました。
釣り終了&振り返り
幸先良い本命のマダイヒットから期待しましたが、続かなかったです。根魚の活性が高く、様々な魚と楽しめました。
ただ、タイラバではまた根魚しか釣れなかったため、狙い方やタイラバの重さやカラーリングに課題が残りました。
また本格的なシーズンに入るので、また狙ってみたいと思います。
<田村昭人/TSURINEWSライター>
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