前夜遅くまで仕事に追われた私に、突然の平日休みが訪れた。疲れた心と体を癒やすため、千早川マス釣り場への釣行を決意。天候の予報も踏まえて、家の近くでアクセスも良いエリアトラウトをすることに決めた。朝の遅めのスタートから夕方まで、風に悩まされつつも、77匹のキャッチで寒さも忘れるほどの充実した一日を過ごした模様をお伝えしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
平日休みのエリアトラウト釣行
前日、帰宅が午前様になってしまった。年度末に向けて仕事もピークを迎えている。そんな中、振休を急遽取得することになり、帰宅途上の車の中で既に明日は絶対釣り行く!と考えていた。
今日は雨のち曇りの天候だったので海は明日北西風が吹くとなると荒れるだろう。アジングは難しい。となると選択肢はエリアトラウトとなり、自宅近くの千早川マス釣り場への釣行と決めた。
少し遅めに釣行開始
朝は少し遅めに起床。9時過ぎに事務所受付で一日券を購入してルアー釣り場へ移動。平日であるが10名程度が既に来場。午前中は最近入っていなかった上池の鉄板の上からスタートとした。
しかし寒い、自宅付近で気温は6℃であったが、千早川マス釣り場の気温は車の外気温度計で2℃。しかも強い風が吹くと体感気温はより下がる。
前日、一昨日の放流残りはまだ釣れるかもと思ってスタートはゴールド系のスプーンでスタート。ティモンのちびティアロの新色「ゲンコツヤジーマイト」をセレクト。少しゴールドが残ったセカンドに良さそうなカラーだ。
2投目からヒット。レンジもある程度まで絞れたが……。やはり不安要素であった風が邪魔をする。レンジがぼけてしまうとアタリが一気に減ってしまう。お昼の直前にミノーのマジックジャークで釣ると何とか25匹で折り返しとなった。
昼休憩後の放流は苦戦
お昼はおにぎりとカップそばで簡単にすませた。千早川マス釣り場名物の焚火にあたりながら午後のプランを考える。放流が入るまでは上池で釣り、落ち着いたタイミングで下池で釣るプランとした。
午後からはより風が強く吹きマイクロスプーンでの釣りは難しくなった。比較的重量のあるクランクベイトでも着水点がズレてラインメンディングも難しい。
1.5g以上のスプーンは千早川マス釣り場では比較的重めのスプーンであるが、これを使って対岸の個体を狙っていく。しかし、明らかにレンジがズレている。どうしたものか…。
やっと放流が入り、雰囲気が変わるかと思いきや隣の人がペレット系の縦釣りをし始めて放流もみなその群れに着いていったようで殆ど回って来ず2匹止まりとなった。
下池に移動
狙い通りの川側アウトレットが空いたので移動することとした。この時期の北西風を背中から背負える場所で上流の鉄板に比べては釣り易いだろうという選択だった。
予想通り風を背負えてマイクロスプーンでも飛距離を稼げる。しかし、ラインが風をはらむため多少はコントロールが必要な状況であった。
まず、イーグルプレーヤー50slim/GJで放流の残りと攻め切られていない魚を狙ってみる。案の定、攻め切られていない魚は多くプチ爆釣を楽しむがミノーの釣りは激しいジャークを繰り返すため場荒れを引き起こしやすい。20匹を釣った時点で反応が薄くなった。
また前日に少し雪が降ったようで雪代のせいか少し活性も落ちてきたように感じた。
何とかまだいるであろう活性の良い個体を狙うためグラビティ1.65gで広範囲をサーチ。ポツリポツリと拾う事が出来たが今一つハマることは無かった。
トップウォータープラグがハマる
そうこうしていると夕方になりマスが水面直下で動き始めた。そろそろトップウォータープラグの出番だ。小にゃんぷっぷを付けてポッピングを始めると次々にヒット。これはバッチリハマったようだ。ミスバイトも多いものの十分に楽しめた。
そろそろスプーンで締めようかと思っていたら、プラグが勢いよく引き込まれた。なかなかの引きで簡単には上がって来ない。
スレ掛かり?と勘違いする程良く引いてくれる。寄せてくると今日一番のサイズ。慎重に寄せてネットイン。約40cm程の個体であったが非常に綺麗で抜群のファイトを楽しませてくれた。
ラストはロール系のスプーンでスレた個体を狙ってみる。連続シェイクを入れたり巻き上げ、巻き下げなど様々な動きで誘ってみる。やはり夕マズメパワーも有りで連続ヒット。チャイムが鳴ったタイミングで納竿とした。
これだけ連続して釣れていると寒さを忘れそうになるが、外気温は2℃で釣り終えるとやはり寒さが身に染みる。
千早川マス釣り場名物の焚火とコーヒーで暖を取りながら片付けを行う。カウンターは77匹であった。連続で束釣りとは行かなかったが、本来の冬の釣りを楽しめた。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>
from TSURINEWS https://ift.tt/TE6Uycx
via IFTTT
コメント
コメントを投稿