2023年ダイワリール特集！新発売された気になるリールを実釣インプレ
2023年も本日で最後、締めくくりは今年新登場したダイワリールの中から、気になる機種をピックアップ。
その特徴や実釣インプレを、詳しく丁寧にご紹介しましょう。
もうそろそろ2024年モデル情報が、ちらほら発表されていますが、まずは一年を振り返ります。
気になる2023年リリースのダイワリール①タトゥーラTW100
2024年にリリースされるダイワリールの中で、なんと2023年の12月に販売が開始されたものがいくつかあります。
すでに手元に来ているのが、この24タトゥーラTW100。
特徴は、なんといってもバツグンのコスパで、実売価格1万円台のベイトリールなのに、ここまでカッチリした剛性感が備わっているのは、素晴らしい！のひと言。
ハンドルの安定した巻き心地は、リトリーブ中のアタリをしっかりとアングラーに伝えてくれます。
ダイワオリジナルのハイパードライブデザインが、ベイトリールのベーシックなポテンシャルを、一段上げてくれているのは明らかでしょう。
14lbのモノフィラメントラインを34mm超々ジュラルミン製スプールに目一杯巻いて、フルキャスト。
後半の失速はほとんど感じられず、意図したポイントまで届いてくれます。
サイドハンドキャストによる低い弾道・軌道を、カンタンに実践できるので、より一層バックラッシュトラブルになる展開を抑えられます。
それを実現してくれているのが、TWS。
もうかなりの段階を経て進化しているので、初期タトゥーラTWのTWSとは、全く別モノの使用感です。
何より、とてもコンパクトになりました。
とはいえ、レベルワインドにラインが接触する頻度は、相変わらず抑え込まれています。
その擦り抵抗の無さは、軽量ルアーのロングキャストはもちろん、普通に使用して普通にバックラッシュしない状況を生み出してくれます。
もし初心者アングラーに、「ベイトリールって最初はどれを選べばいいの？」と問われたら、迷いなくこの1台を推すことになるでしょう。
ギア比は、ノーマルギア・ハイギア・エクストラハイギアの3種類から選べます。
巻き心地の滑らかさは、やはりノーマルギアが最も上。
でもユーザーそれぞれの感覚によって、評価は変わります。
素早く巻き上げることもリールの滑らかさ・スムーズさに含まれる！というのであれば、ハイギアやエクストラハイギアのほうが上でしょう。
どれを取っても完成度が高く、ユーザー満足度も揺るぎないレベルに仕上がっている傑作といえそうです。
ソルト対応なので、シーバスゲームやチニングゲーム・ロックフィッシュゲームなどに、積極的に活用することができます。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 24TATULA TW 100H
気になる2023年リリースのダイワリール②月下美人
アジングやメバリングなどのライトソルトウォーターゲームを楽しめるダイワリールといえば、2023年に新登場した月下美人シリーズが挙げられるでしょう。
1000番から2000番サイズをラインナップしていて、とにかく軽くて操作性が高いのが特徴です。
見た目は、月下美人のカラーコンセプトをきっちり踏襲しているので、見間違えることはありません。
ハンドルノブをつまんで回してみると、とても安定した巻き心地を味わえます。
これは、モノコックボディで全体を支えつつ、エアドライブデザインを各部に採用しているからでしょう。
試しにジグ単をキャストして、メバルとメッキのバイトをアワセてみました。
ジーッとラインが送り出されるので、ドラグの滑り出しも良好です。
たわみや歪みを感じることはなく、巻き心地の安定が維持されているのが素晴らしいです。
ダイワ(DAIWA) アジング、メバリング スピニングリール 23月下美人 LT2000S-H
気になる2023年リリースのダイワリール③ソルティストTW PEスペシャル
ソルトウォーターゲームで積極的に使えるダイワのベイトリールとして、2023年に新登場したモデルです。
中でも注目なのは、80XHという最小サイズ。
手のひらにすっぽり収まりますし、ラインキャパはPEラインの0.8号が150mとじゅうぶん。
シーバスゲームはもちろん、ロックフィッシュゲームなどに活用することができます。
最も注目したい特徴は、スプールの形状。
専用設計になっていて、スプールの底面と側面が、ほぼ垂直に交わっているのです。
こうすることで、極細なPEラインでもきっちりと並びながら巻き取られることになり、キャストの際のバックラッシュトラブルを大幅に抑えてくれます。
チニングゲームでフリーリグによるボトムズル引きをおこなうときも、とても楽にアプローチできます。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 23SALTIST SV TW 80XH PE SPECIAL
ダイワリールを装着して使ってみたくなるおすすめのロッドを選んでみた！
ダイワリールを装着してフィールドで使ってみたくなる、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
まずは、バス釣り用のベイトロッドから。
Mパワー前後の硬さにすれば、シーバスゲームやチニングゲームにも転用することが可能です。
ダイワ(DAIWA) バスロッド リベリオン 662MFB 釣り竿
ダイワからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・リベリオンシリーズのラインナップから、Mパワーブランクスの機種を選んでみました。
全長は1.98mと、操作しやすい長さに設計されています。
2ピース仕様なので、仕舞寸法は103cmにまで縮まります。
ウエイトは104gと軽めで、ブランクスの先径/元径は1.8/10.9mm。
適合するルアーウエイトは、5gから21gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて適度な張りが備わっているブランクスだと感じました。
グリップは細身で握りやすく、水に濡れた手でも安定して保持することが可能です。
ガイド径は小径なので、キャストの際にラインが絡んでしまうトラブルは、上手く抑えられるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
6ft台の長さなので、バス釣り・シーバスゲーム・チニングゲームなどに対応できます。
ワームリグの操作からトップウォータールアー・クランクベイトまでキャストできるので、とても頼もしい1本になるはずです。
ダイワ(DAIWA) メバリングロッド 月下美人 AIR AGS・R 74UL-S・R 釣り竿
ダイワから発売中のライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッド・月下美人AIR AGSシリーズの中から、74UL-Sを選んでみました。
全長は2.24mもあるので、ライトリグをロングキャストするのに向いています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は116cmになります。
ウエイトはなんと60gしかなく、これなら長時間のメバリングにも耐えられるでしょう。
ブランクスの先径/元径は、0.7/8.9mm。
適合するルアーウエイトは、0.3gから5gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1lbから3lbまでで、PEラインなら0.1号から0.3号まで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてしなやかな曲がり方を見せてくれるブランクスに感じました。
継目の曲がりもスムーズで、これなら不意に大物が掛かっても、慌てず対処することが可能でしょう。
ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続アプローチを繰り出すのに向いています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
月下美人シリーズにはアイテム数が多く、自分の釣りスタイルにマッチしたものを選べるのが嬉しいです。
ダイワリールを駆使してさまざまな釣りを楽しもう！
2023年に登場したダイワリールの特徴や実釣インプレ、マッチしそうなおすすめロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか？
2024年モデルの登場ももうすぐですから、フィールドで釣りを楽しみつつ、第一報を待つことにしましょう。
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