伊豆の東海岸も水温が変化し始めて、26℃前後と秋イカ本番を迎え、良型も混じりだした。このタイミングで初心者の甥っ子とエギングに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・野中功二)
秋イカエギング釣行
伊豆季節風の北東の風(通称ナライの風)が吹き出すこの時期、風裏になる鍋田浜を選択する。
遊歩道が完備され、入りやすいポイントだが、その分、アオリイカにはプレッシャーも高い。しかしながら、フレッシュなアオリイカが沖からの流れで補充されやすいポイントだ。
14時ポイントに到着。北東から風が約5mくらいで吹いているが、風裏に入れば気にならないレベル。潮色はクリアー、上潮止まり7分といった状況で釣りを開始する。
曇天の中、光量は少し低め、ベイトは目視で確認できる。どうやらトウゴロウイワシの群れのようだ。
このポイントは、湾の外から左岸からの潮に乗りアオリイカが湾奥に入ってくる。上げ潮のタイミングでの好調果が期待できる場所でもある。今回は、時合いと言って良いタイミングだ。
今回のタックル
今回は、筆者と甥っ子が使用したタックルをそれぞれ記載する。
筆者
・ロッド:Xesta アサルトジェットタイプS90SD(スイングドライバー)
・リール:シマノ ヴァンキッシュC3000SDH
・ライン:DUEL TX8 0.6号
甥っ子
・ロッド:Xesta アサルトジェットタイプS86FD(フロートドリフター)
・リール:シマノ ストラディックC3000HG
・DUEL アーマードF+プロ0.6号
エギングで釣果を上げるには
釣果を上げるコツは、「海の変化」に気がつくことだ。海面にできた泡や、海面に浮遊している物の動きや、ベイトの動きなど、少しの変化に気を向ける。エギのアクションの時にシャクって重い、軽いと言った感触も変化の1つである。
ポイントの攻略も1つのコツ。「この方角に沈み根があり、この潮だとここにヨレができる」というような地形によるパターンを掴んでおくと、戦略を組み立てやすい。
今回の釣行を振り返ると、ポイントの癖とチャンスタイムの時合いに合わせられたこと、ポイントのパターンに合わせられたことが釣果につながった。
伊豆エリアの釣行で気をつけること
NG行為として、エギに掛かってすぐにドラグを調整するとイカをバラす原因となるため、気をつけたい。
新月のような月が出ない夜には、伊豆では伊勢海老の刺し網漁が行われているので、注意が必要。網の目印として「ウキや発泡素材の物が定位している」場所は注意しよう。足場の良い堤防などでも、ライフジャケットの着用は推奨したい。
水温も高い状態での安定し、ナイトエギングでは型を見ないときがないと言う状況だ。ぜひ読者にも秋のアオリイカエギングを楽しんでもらいたい。
<野中功二/TSURINEWSライター>
鍋田浜
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