都心のハゼ釣りで7cm頭にデキハゼ42尾北十間川ほたてエサに好反応

5月20日(土)、東京都墨田区を流れる北十間川にハゼの様子を見に出かけた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

都心のハゼ釣りで7cm頭にデキハゼ42尾【北十間川】ほたてエサに好反応

北十間川でハゼ釣り

10時すぎ、とうきょうスカイツリー駅に到着。釣り場は駅の目の前で、スカイツリーの下を流れる水路。川沿いの遊歩道を歩いて昨年、好釣りした京成橋下のポイントに向かい、橋下の水上デッキから柵越しに竿を出す。時期がまだ早いのだろうか、周辺に釣り人の姿はない。

橋脚周りは1m前後と深く、青濁りで底が見えない。橋台の壁沿いは水深が70cm前後あり、水色はクリア。底近くには5cm前後のデキハゼが群れている。

都心のハゼ釣りで7cm頭にデキハゼ42尾【北十間川】ほたてエサに好反応京成橋の下がポイント(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

道具と仕掛け

小場所のため、この日は1.2mのノベ竿を使用。ミチイト0.6号を竿いっぱいに結び、ハリは魚のサイズに合わせて市販のイト付きタナゴバリ新半月を使用。ハリス0.3号4cmをミチイトにチチワ結びで接続。

ウキは木製ツクシウキ1.5cmをゴム管止めした下に5mmの小粒目印を3個ヨウジ止めし、トップが水面スレスレになるように0.2mm厚の板オモリを巻いて調整。

エサはハゼほたてで、3~5mmのホタテの繊維をハリに引っ掛けるようにからめて使用。

小型のハゼが連続ヒット

ウキ下を底近くの50cmに取り、群れの近くにエサを落とす。すぐに反応があり、ウキが水中へ斜めに引き込まれる。少し間を置いて静かに竿を立てるとプル、プルッときてハリ掛かり。口よりも大きなエサを加えて6cmのかわいいハゼが釣れた。

都心のハゼ釣りで7cm頭にデキハゼ42尾【北十間川】ほたてエサに好反応橋台の壁際を探る(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

その後もエサによく反応し、5~7cmハゼが次々と釣れた。20尾くらいカウントすると魚がスレてきたようで、アタリが散発的に。そこで、小移動して壁際の底でヒラ打つ魚を狙ってみる。

ウキ下80cmで壁沿いにエサを落とすと、沈みかけたウキが急に引かれ、竿先から魚の手応えを感じる。しかし、ハリに乗らない。しばらくこの状態が続いたので、少し間を置いて静かに竿を上げるとハリ掛かり。8cmが小気味いい引きで登場。同級を2尾連釣すると、アタリが遠くなってしまう。

シモリ仕掛けに変更

12時すぎ、急に流れが出てきて水位が上昇し始める。濁りも入り、水底が見えなくなったので、シモリ仕掛けに交換。エサを底で止めて釣ることにする。中通しセル玉5mmを3個ヨウジ止めし、すべてのウキがゆっくり沈むようにオモリを付け、トップのウキが水面下5cmくらいになるようウキ下を調整。

橋台の壁沿いにエサを落としてアタリを待つが、すぐに反応がないのでエサを踊らせて広範囲に誘う。すると、足元のデッキ下でスーッとウキが引かれた。何回か空振りしたあとにハリ掛かり。

都心のハゼ釣りで7cm頭にデキハゼ42尾【北十間川】ほたてエサに好反応デキハゼと遊んだ(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

その後は魚が集まってきたようで、エサを落とすとすぐにアタリが出て、6cm前後がポツポツ釣れた。やがて10cm級のダボハゼ(チチブやヨシノボリ)のエサ取りが多くなり、本命はたまに釣れる程度に。

42尾キャッチで楽しめた

13時すぎに納竿。釣果は4~7cmデキハゼ42尾。まだ魚は小さいが、魚影はすこぶる濃く、今後の成長が楽しみだ。エサはホタテのほか、釜揚げシラス1匹のチョン掛けでも釣れる。

この場所は駅から近く、川沿いは親水公園としてきれいに整備されているため、ファミリーにもオススメだ。

<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
北十間川
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年6月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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