タトゥーラシリーズでパワー&ロングキャストを楽しみたい!【ダイワ】
ダイワからリリースされているベイトリールで、パワーフィッシングからフィネスの釣りまでカバーしているのが、コスパ優秀なタトゥーラシリーズです。
過去には、ロングキャスト性能に優れた太糸対応のHDカスタムやHLCもラインナップ。
ここでは、人気のタトゥーラシリーズで対応可能な釣りスタイル・対象魚について深掘りしてみましょう。
タトゥーラシリーズとは
タトゥーラシリーズとは、ダイワから発売中のベイトリールのことです。
他のモデルシリーズよりも販売価格が抑えられているので、比較的購入しやすい印象のあるリールになっています。
多くのユーザーが手にしていることでも、人気の高さが伺えるでしょう。
軽量ルアーをバーサタイルに使えるタトゥーラSV TW以外は、ブレーキシステムにマグフォースZを搭載。
これがロングキャストを実践する上で、とても扱いやすい使用感を生み出しています。
ちなみにタトゥーラSV TWには、エアブレーキシステムが装備されています。
より太いラインを巻いてロングキャストをおこないたいユーザー向けに、タトゥーラHDカスタムやタトゥーラHLCが用意されていましたが、2022年の公式サイトからは除かれるようになりました。
もしかすると、この2つの後継機種が、新しくリリースされるのを待っているのかもしれません。
現行モデルとして購入できるのは、タトゥーラTW80・タトゥーラTW・タトゥーラTW300と400・タトゥーラSV TWとなります。
最もサイズがコンパクトなのがタトゥーラTW80で、最も大きくてラインキャパが多いのがタトゥーラTW400です。
バス釣りに適合しているのは分かりますが、それ以外の釣りスタイル・対象魚にはどんなものがあるのか、具体的にピックアップしてみましょう。
シーバスゲームに対応可能なタトゥーラシリーズ!
タトゥーラシリーズを活用すれば、海のシーバスゲームに対応することができます。
軽量なルアーやワームリグなら、タトゥーラTW80がおすすめ。
コンパクトでパーミングしやすく、小型のミノーやワームリグを正確にピンポイントへ届けることが可能です。
もっと軽量で小さいルアーを使いたいときは、タトゥーラSV TWにシフトすればいいでしょう。
河口域でのウェーディングスタイルや、東京湾などでさかんにおこなわれているボートシーバスゲームでは、ビッグベイトが使われますから、タトゥーラTWの300や400が良い仕事をしてくれるはずです。
20lbを超えるモノフィラメントラインや、5.0号前後のPEラインを大量にスプールに巻いた状態でシーバスに立ち向かえるのは、心強い限りです。
繊細なアプローチにも対応できますし、太いラインによる大胆な釣り方にも積極的にのめり込めるのが、タトゥーラシリーズの大きなメリットでしょう。
ハンドルやハンドルノブサイズも、ボディ本体に合わせて切り換えられていますから、違和感なく実使用に耐えられるのが嬉しいです。
実際にコノシロパターンで沸く、ボートシーバスゲームにタトゥーラシリーズを投入してみました。
タトゥーラTW300のエクストラハイギアモデルでしたが、キャストによる飛距離の伸びはじゅうぶんで、掛かったシーバスに主導権を渡すことなく、ボート下まで引き寄せることができました。
パワーがあって、剛性・耐久性に優れていることをしっかり証明してくれたのです。
ゴツゴツした岩礁帯でロックフィッシュと対峙可能なタトゥーラシリーズ!
タトゥーラシリーズは、磯場などの岩礁帯エリアで、ロックフィッシュゲームを楽しむこともできます。
カサゴやアイナメ・ソイ・アコウなどは、テキサスリグやフリーリグにセットされたワームを一瞬で丸飲みしてきます。
そのまま岩と岩の隙間へ逃げ込もうとするので、ロッドを立てて食い止めなければなりません。
その際、岩にラインが擦れますから、細くて弱いラインだとカンタンに破断してしまうでしょう。
そこで太いモノフィラメントラインやPEライン+太いショックリーダーラインの出番。
タトゥーラTWやタトゥーラ300・400なら、かなり太いラインでも、じゅうぶんな量をスプールに収めて、攻めのアプローチを繰り返すことができます。
アタリがあれば、強めのフッキングで岩からロックフィッシュを引き離し、確実にランディングに持ち込みたいものです。
タトゥーラシリーズを装着するのにおすすめのロッドを選んでみた!
タトゥーラシリーズを装着してキャストを繰り返すのに適している、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
まずは、シーバスゲーム用から。
ロングレングスなブランクスなら、飛距離も伸ばしやすく、フッキング後のバラシも抑えられるでしょう。
ダイワ LATEO86LB・R
ダイワから発売中のシーバスゲーム用ベイトロッド・ラテオベイトモデルの中から、8.6ftのLパワーブランクスを選んでみました。
全長は2.59mで、継数は2本です。
仕舞寸法は134cmにまで縮まるので、釣り場までの持ち運びはとても便利でしょう。
ウエイトは119gと軽いですから、長い時間振り続けてもさほど疲れを感じることはないかもしれません。
先径/元径は、1.6/11.4mmとやや細め。
適合するルアーウエイトは、5gから28gまでです。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから12lbまで。
PEラインなら、0.6号から1.2号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97%です。
実際に手に取って振ってみると、Lパワーブランクスの割りにはシャキッ!としていて、シャープな印象を持ちました。
ロッドティップに負荷が掛かると、素直にしなやかに曲がり込んでくれます。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっているのが嬉しいです。
ダイワ(DAIWA) 21 HRF AIR 73M/MHB・N
ロックフィッシュゲーム用のベイトロッドとして高い感度と剛性を誇る、HRF AIRシリーズから選んでみました。
全長は2.21mで、継数は2本。
仕舞寸法は115cmにまで縮まりますから、クルマへの積み込みや磯場までの持ち込みがとても楽になっています。
ウエイトは、バスロッド並みの軽さ・118gに抑えられています。
先径/元径は、1.9/11.7mm。
適合するルアーウエイトは、5gから40gまでなので、テキサスリグやフリーリグはもちろん、チャターベイトやラバージグも使えるでしょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから25lbまで、PEラインなら0.6号から2.5号まで対応可能です。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。
実際に手に持ってみると、とても軽くて張りのあるブランクスに設計されています。
ロッドワークを軽快にこなせますし、キャストフィールも良好でしょう。
ガイドにラインが絡まりにくいセッティングになっているのも、集中力維持にプラスに働くはずです。
実売価格は2万円台と、リーズナブルな価格帯に収まっています。
扱いやすい長さなので、河口域のチヌゲームにもじゅうぶん対処できそうです。
タトゥーラシリーズを使いこなしてさまざまな魚を釣り上げたい!
タトゥーラシリーズの特徴や使い方・釣れる対象魚、装着してみたくなるおすすめロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
販売価格が低く抑えられているので、あれこれ試すのに購入しやすいのが、最大のメリットかもしれません。
ベイトリールの新しい可能性を、このタトゥーラシリーズで開拓してみましょう!
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