楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快

久しぶりに青空が広がった8月24日、三重県四日市市の楠漁港でハゼ釣りを楽しんできた。石積みの上を移動しながら探り、9~15cmのハゼを30匹キープできた釣りの模様をリポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快

楠漁港でハゼ釣り

久しぶりに青空が広がった8月24日、三重県四日市市の楠漁港でハゼ釣りを楽しもうと出かけた。当日の潮は中潮で、満潮が午前3時44分、干潮が午前10時23分。午前7時に到着したころには、かなり潮が引いていた。

楠漁港の北側を流れる鈴鹿川派川の水が引いた中州は、鳥たちが集まり楽園状態になっていた。バードウオッチングには最高の場所だ。犬を連れた散歩の人たちも行き来して、のんびりムード。

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快中州は鳥たちの楽園(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

まずは鈴鹿川派川方向を釣る

釣り具を持って北堤を進むと、鈴鹿川派川河口の砂浜にはサーフフィッシングが2人、北堤先端付近にはキスの投げ釣りが3人。ハゼ釣りをしている人はいない。ハゼは釣れていないのかと少し不安になる。

最初は鈴鹿川派川方向を狙ってみる。水位は低いが、岸際に多少深い場所が残っているので、そこにハゼがたまっているのではと考えた。

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快楠漁港周辺略図(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

小型中心にヒット

イシゴカイを半分にカットして刺して投入。すぐにオモリが着底し、少しずつリールを巻きながら誘うと、ピリピリと小さなアタリが連続してエサだけ取られてしまった。

次はアタリが出たら少し送り込んでやるとヒットした。顔を見せたのは小型のハゼで即リリース。上流や下流側も探ってみたが小型ばかりだ。

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快最初に狙った鈴鹿川派川(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

港内側の石積みへ移動

キープサイズを求めて港内側の石積みへ移動する。凸凹しているので、なるべく足場の良い場所に釣り具を置いた。

港内側ヘチョイ投げしてゆっくりサビいてくると、プルプルとハゼ特有のアタリが出て、キープサイズのハゼをゲット。船が係留してある方向へ投げて少しずつサビいてくると、真ん中付近でアタリが出るパターンで5連発!好調だ。

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快次に狙った港内側の石積み(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

15cmの良型ハゼも登場

さらに潮が引くと、ロッドが短いので仕掛けを回収するときに石積みの際に引っ掛けてロスしてしまう。アタリが少なくなると、足元を確認しながら石積みを少しずつ移動して狙っていくとアタリが複活。ゴゴンと強烈なアタリに15cmのハゼが飛び出し、今まで以上の引きを楽しんだ。

プルプルのアタリですぐにアワせず、追い食いを待ってダブルヒットさせると最高の気分だ。小型はリリースしながら、シングル、ダブルとハゼの小気味いいアタリと快引を楽しんだ。

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快楠漁港(右側が港内、中央が北堤)(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

最終釣果

時間とともにどんどん潮位は下がっていくが、気温は上昇して暑くなり、午前9時すぎにサオを納めた。キープしたハゼは9~15cm30匹。ハゼは順調に成長しているので、9月になったらもっと楽しめるだろう♪

楠漁港のハゼ釣りで15cm頭に30匹 追い食い狙いダブルヒットが爽快当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
楠漁港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年9月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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