ちょい投げ釣りで狙える魚特集!釣り方+おすすめタックル
本格的なサーフからの投げ釣りではなく、防波堤などからライトタックルで楽しめるのが、ちょい投げ釣りです。
いったいどんな魚が釣れるのか、詳しく取り上げてみましょう。
エサはゴカイやイソメが効果的、市販の仕掛けセットを使えばすぐに釣りを始められます。
ちょい投げ釣りでターゲットにできる魚①ハゼ
ちょい投げ釣りとは、カンタンな仕掛けとライトタックルで楽しめる投げ釣りのことです。
全長2mから3m程度のスピニングロッド、例えばエギングゲームに用いるようなロッドを用意して、2000番から2500番サイズのスピニングリールをセットすればOK。
ラインは、PEラインの0.8号前後をスピニングリールのスプールに巻いておくと、飛距離は伸びますし、魚からのアタリも判別しやすいでしょう。
釣り場を河口域にすれば、ハゼがひんぱんに食い付いてきます。
かなり浅い水深のところに集まっていますが、プレッシャーがかかると一段深い場所へ移動することが。
その辺りへエサを届けるのに、ちょい投げ釣り仕掛けがベストマッチです。
河口域へ出向くと、コンクリート護岸されている場所があります。
足場が硬いので、泥や砂が堆積している岸辺で釣りをするより安全でしょう。
ちょい投げ釣り仕掛けに、エサのゴカイを付けてください。
枝バリと本バリの合計2つ程度のハリが付いている仕掛けなら、ボトムの地形変化に引っ掛かってしまうトラブルを抑えられるでしょう。
20mほど仕掛けをキャストして、着水してからカウントダウン。
手前の岸辺近くでカウントダウンすると2秒ほどで着底していたのが、5秒から7秒もかかるようなら、かなり水深が深いと考えられます。
浅場や深場を自分なりに探し出し、そこにちょい投げ釣り仕掛けをどんどん投入していきましょう。
ハゼは1匹釣れると、近くに何匹も集まっている可能性が高い魚。
素早く引き上げて仕掛けのエサを付け直したら、再度そこに投入。
それで釣れなければ、左右どちらかへ少しズラしてまた投入。
テンポよく探り続けることで、ハゼの数釣りを楽しむことができるでしょう。
釣り上げたハゼは、クーラーボックスへ入れて冷やしておきます。
あまり血の多い魚ではないので、血抜きなどの作業は必要ありません。
足元の護岸からすぐに深くなっているようなら、ちょい投げ釣り仕掛けをバーチカルに足元へ落とし込んでみてください。
思わぬ好釣果につながるかもしれません。
ちょい投げ釣りでターゲットにできる魚②カサゴ
カサゴは、関西地方ではガシラと呼ばれている、穴釣りの対象魚です。
いわゆるロックフィッシュゲームで人気のターゲットですが、実はちょい投げ釣りでもよく釣れます。
夜行性で昼間はテトラや岩の隙間でじっとしていることが多いのですが、ボトムに点在している岩や藻、つまりシモリをテリトリーとしているカサゴもいるのです。
そのシモリをちょい投げ釣り仕掛けで直撃することができれば、カサゴはカンタンに食い付いてくるでしょう。
大きければ30cmクラスのものもいるので、シモリに引っ掛からないように慎重に誘ってみてください。
エサは、ハゼのときと同じようにゴカイやイソメでかまいません。
でもエビやカニ・サバの皮付き切り身でも、積極的に食い付いてきます。
アタリは明確なので、手元でブブンッと感じたら、豪快にフッキングして取り込むようにしましょう。
ちょい投げ釣りでターゲットにできる魚③シロギス
シロギスは、投げ釣りの対象魚として有名ですが、ちょい投げ釣り仕掛けでもしっかり狙うことができる魚です。
サーフよりも深場が近い、防波堤や河口域で実践してみましょう。
特に河口域では、ボディウォーターの流れで深く掘られているところがあるので、そういう地形変化を丁寧に探るのが効果的。
シロギスのアタリも、とても明確に伝わってくるので、ラインテンションを緩めずに一気にランディングしてしまうのがベターです。
シロギス狙いをしていると、マゴチやヒラメ・カレイ・ウシノシタなどが釣れることがあります。
ベラやマダイ・チヌの若魚もよく食い付いてくるので、楽しさ倍増といえるでしょう。
ちょい投げ釣りにおすすめのタックルを選んでみた!
ちょい投げ釣りにおすすめのタックルを取り上げてみましょう。
振出式のロッドは持ち運びに便利ですが、手元に伝わってくる情報を的確にとらえたいなら、2ピース仕様のエギングゲームロッドを使ってください。
2m台の長さなら、飛距離も感度も高いレベルになっています。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド 20 セフィア TT S86M オールラウンド 2~4号の幅広いエギ対応
セフィアTTシリーズの中から、Mパワーブランクスのスピニングロッドを取り上げてみました。
全長は2.59mなので、操作しやすく飛距離も伸ばせるでしょう。
継数は2本で、仕舞寸法は133.0cmです。
自重は105gと軽いですから、手元感度はかなり高くなっています。
先径は1.6mmと細めで、適合するエギサイズは4号までなので、30g前後のウエイトなら背負えます。
適合するPEラインは、0.5号から1号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.4%です。
実際に手に取って振ってみると、とてもシャープでトルクフルな印象を持ちました。
ベリーからバットにかけてパワーがありますから、ちょい投げ釣り仕掛けをカンタンにキャストできるはずです。
ガイド足にラインが絡まりにくくなっていて、手返しよくポンポンと仕掛けを撃っていけるのが嬉しいです。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
フッキングもしっかりと決まるので、ラインテンションを維持しながらアタリを取って、来たな!と感じたらロッドを振り上げてください。
シロギスの場合は、アタリが出ても少し待ったほうが、ノリが良いときがあります。
臨機応変に対処しながら、魚のアタリを俊敏に判別できるようになりましょう。
シマノ(SHIMANO) 21 アルテグラ 2500SHG
人気のアルテグラシリーズの中から、2500番のハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.0対1なので、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、2.5/4.0kgです。
自重は220gと軽めで、スプール寸法は直径47mmでストローク17mmになっています。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際にハンドルノブをつまんで回してみると、とても軽快で滑らかに回転してくれます。
ローターの回転も安定していて、かなりコスパ優秀なスピニングリールであることが体感できます。
実売価格は1万円台と、低価格に収まっているのが嬉しいです。
2500番サイズは、さまざまな釣りシーンで活躍できますので、1台持っておくと自分の釣りスタイルの幅が自然と広がるでしょう。
例えば、淡水エリアではバス釣り。
海水エリアでは、エギングゲームやチニングゲーム・ロックフィッシュゲームなどに応用が利きます。
ちょい投げ釣りを積極的に実践してさまざまな魚を釣り上げよう!
ちょい投げ釣りの特徴や釣れる魚、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ライトタックルでスタートできますから、家族みんなで釣りに出かけることができるでしょう。
女性や子供も楽に振り抜けるロッドや、扱いやすいスピニングリールで、ちょい投げ釣りマスターを目指してみませんか?
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