今回は淡水最強数釣り分野である『ワカサギ釣り』をコレからデビューしたい方向けに注意すべきことをまとめたので紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
筆者が考えるワカサギ釣り
淡水釣りの中でもワカサギ釣りとは『これぞまさに最強の数釣り!』と言える分野である。理由は単純で、3ケタ釣果は日常茶飯事のことであり、状況のいい日にアタると4ケタという1000の位までたったの数時間で釣れてしまうこともあるからである。
ここでは筆者目線で、ワカサギ釣りを始めて、楽しんで、成長していく上で特に注意すべき点を10ほど以下に記してみた。
1、ワカサギ釣り場確認
ワカサギ釣りに挑戦したくなったら、まずは道具を買う前に近くのワカサギ釣り場に行く事を勧める。どんな釣り場なのか?水深はどれくらい?釣り師はどんな道具を使用しているか?まずは自分の目で確かめることが大事である。
2、予算に応じた道具を揃える
ワカサギ釣りの道具は多いので、まずは最低限度のスぺックを備えた穂先、リール、仕掛け、ワカサギ入れ、エサ箱、ハサミ、クーラーボックスあたりから揃えていこう。
以上の中でも特に「リール」は1番重要なので、長く継続していくつもりなら最初からある程度のモノを購入しておくと損はないだろう。
3、ジモ湖で釣ってみる
道具を用意したらまずはジモ湖(地元の湖)でワカサギ釣りに挑戦してみよう。とにかく最初はワカサギの顔がみられたら嬉しいし、一度に数尾が掛かれば楽しくなって夢中になること間違いなし。大事なのはとにかく楽しいと思える釣行を味わうことである。
4、同じ道具で慣れる
楽しい釣りを満喫できたら、釣行を重ねたくなってしまうのが釣り師のサガである。上達していくとどんどん数が釣れるのがワカサギ釣りなので、ポンポン釣れると楽しくて仕方がない。そして道具はしばらく同じものを使い、楽しみながら「一連の動作を自分手順で身に付けて」慣れていこう。
5、仕掛けの扱いに慣れる
穂先とリールの扱い・一連の動作に慣れてきたら、お次は仕掛けの扱いだ。ワカサギ釣りの仕掛けは沢山のハリがあり、仕掛けを引き出すところで無理やり引きちぎってしまったり、指に刺さったりすることも。
仕掛けになれるまでは痛い思いをしたり、はがゆくなってしまうが、5本バリ程度の短い仕掛けで扱いに慣れていくと、徐々に自爆を防げるようになっていくだろう。
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6、エサ付けに慣れる
仕掛けに慣れることも大事だけどそれ以上に大事なのがエサ付けだ。実際にワカサギ釣りはハリ数が多くて全部付けたり、外れたら付けたりしていると、実は相当に面倒くさい。しかし、この面倒なエサ付けに慣れてしまうころには、相当ワカサギ釣りが上達していることになっているはずだ。
7、束釣りを目指す
ワカサギ釣りを始めて釣り方も慣れてきたころだろうか?周囲の釣り師から「1束、2束、3束」といった声が釣行中に否が応でも聞こえてくる。『ならば自分も3桁を釣るぞ!』と目指したくなるのが釣り師の心情だろう。私も当然始めたころは目指していたし、100尾釣れた時は嬉しかった。
数釣り分野となるワカサギ釣りは、自身が徐々に強欲に変化していくので目標設定が重要。それが達成できた時には、一層その日の釣りに満足できるので試してほしい。
8、竿頭を目指す
束釣りが普通になってしまうころには、釣り師には次なる目標が出てきてしまう。そう、釣行当日で1番釣れた方へ敬意を表する「竿頭」と呼ばれる称号である。
どうすればそれは叶うのか?それは各湖に鎮座する強敵たちの釣果に打ち勝つことである。そしてこれもワカサギ釣りの楽しみのひとつ。「イイ大人が本気で、竿頭を目指している」からこそ、ワカサギ釣りは面白いのだろう。
9、新たな釣り場へ
ここまでくると色んな湖に出向いて釣りを楽しみたくなるころである。釣り場がかわれば環境もかわり、釣り師のタイプも様々だ。いつもの湖とは違い新鮮さがでてきて、益々この釣りにハマってしまうだろう。
注意点は、これまでとは違う釣り場ごとのルールだ。視野が広がればその分変化にも対処していくことが大事である。
10、熱中し過ぎに注意
各湖で釣りをするようになると、各地の釣果に目が行くようになっていくだろう。インターネットでワカサギ釣果情報も自然と確認するようになり、「今はあそ湖が沢山釣れているな、あちらは釣れなくなった」などと確認してしまうようになるころには、もうワカサギ師として一人前ではないだろうか?
だが、無理のない範囲でほどほどに楽しむことが長く楽しんでいく秘訣である。
まとめ
今回は私目線でのワカサギ釣りデビューからそこそこ経験者になるまでのおおよその経緯を説明しつつ注意点をあげてみた。やはり最も重要なことは、自身が楽しんで釣りをするためには、自身のペースで無理なくほどほどにといったところである。
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<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
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