さいたま市岩槻区の田園地帯を流れる用水路(末田落)にて小物釣りを楽しんできました。田園風景と、秋風に心を洗われつつ、クチボソとマブナに遊んでもらった一時をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
用水路で淡水小物釣り
さいたま市と越谷市の境目付近、しらこばと水上公園の西側を流れる用水路(末田落)が今回のポイント。釣れる魚はクチボソ(モツゴ)を中心にフナやタナゴも混じります。
以前は淡水小物釣りが好きだった父と一緒によくきたのですが、3年前に他界してからは一度もきていませんでした。今回はそんな思い出のポイントにて久々にサオを出してみようと思います。
タックルと仕掛け
サオは川幅が2m程度あることから、2m前後のもの。ただし、水量によっては近くのホソでも釣れるので1m前後のサオもあると便利です。仕掛けは基本小物中心なのでタナゴ用をベースにした仕掛け。ハリもタナゴバリや袖1号程度がいいでしょう。
エサはおかゆ練やアカムシが実績あります。
用水路は水が少ない
ポイントに到着し、周りを見渡すと以前とかわらない田園風景が広がっていました。ホッとしたのも束の間、すぐに用水路の水の量がかなり少ないことに気づきます。
ちょっと不安になりましたが、実はなんとなく予想もしていたので比較的深くなっているであろう、ワンドの手前に向かって畦道をてくてく歩きます。到着すると、何とか釣りになりそうな位の水が溜まっていました。
クチボソが入れ食い
小さなタナゴバリとおかゆ練に苦戦しながら仕掛けを打ち込むと、早速クチボソ特有の元気なアタリ!ウキが勢いよく引っ張られます。魚が小さく、タナゴバリでもハリ掛かりしないケースも多くありましたが、ほぼ入れ食いと言っていいでしょう。楽しい!
終盤にマブナ登場
順調に数を重ねていき、1時間が経過。「もうそろそろいいかな」って思い、道具をかたづけようかと思ったところで、今度はちょっと今までとは違う繊細なアタリ!アワせると10cmちょいのマブナが釣れました。
マブナがいることがわかればもうちょっとやりたいな、ということで釣り時間延長。しかし、30分延長しても2匹目のマブナは釣れません。実はここ、結構マブナの実績が高いポイントなので、もっと混じることを予想していただけに少々残念。
最終釣果
1時間半の釣行にてクチボソ20匹、マブナ1匹。予想では柿の種(小ブナ)がもっと多く混じる予想だったのですが、ちょっとクチボソの魚影が濃すぎちゃったかな。
繊細な仕掛けを扱う小物釣り、11月末までのシーズン中、あと2~3回やってみようかと思っているのですが……手先が不器用な私は苦戦が続きそうです(汗)
老眼鏡をかけながら器用に釣りをしていた父の姿を思い出しつつ、釣り場を後にしました。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
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