釣友の原さんと、熊本県天草市新和町大多尾の、釣りのみっちゃんのレンタルボートで、SLJ&タイラバのルアー五目釣りに行ってきたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
釣りのみっちゃんで五目釣り
6月下旬のとある日、釣りのみっちゃんで午前6時30分に受け付けを済ませて桟橋に向かう。
レンタルボートに荷物は必要最低限で出発!まずは20分ほど南下し、島周りにカタクチイワシが付いているので、それに付くシーバス、チヌ、キジハタ(アコウ)や小型青物がいないかチェックするが、反応すらない。「潮動かなーい、風なーい」。
船のドテラでほしいのが潮の流れか風。このどちらもないと同じ場所に延々とルアーやタイラバを落としているだけなので釣れはしない。
少し船を沖に出し、原さんにキャストしてジグを横に引いてもらうと20cmのカサゴ(アラカブ)とキジハタをキャッチしたが、狙いのサイズでもない。
1時間たったあたりでやっと潮が動きだし、私もスーパーライトジギングに替える。
当日のタックル
使用するタックルは、ロッド=ニアリッドX86TP‐L、リール=ストラディックC3000HG、PEライン0.6号、リーダー3号、ルアーはTGベイト20gグリーンゴールド。
マダイ45cmヒット
20mほどキャストし、落としていく。「20gでも底着いたわ。流れているようで流れていないってか、これ二枚潮だな……やりにくい……」。
タイラバ同様、ゆっくり巻いてくると「トッ……」「ん?」「ジッジッジィー!」「前アタリだ」「ジッジッジィー!」「いい走り~。メバルロッドだからブチ曲がるな!」。
何度も突っ込みを楽しみ、上がってきたのは45cmほどのオスのマダイ。「これよこれ」。
タイラバに良型サイズ
原さんにもジグをお勧めして探ってもらうが、また無風&二枚潮。「ムッズイわー」。
その後、3か所打つも反応がないので、一気に北側のポイントに移動。島と島の間に船を着ける。「風や潮流がないのであれば、こういう狭まっている所が、潮がちょっとでも動いたらいい感じになりますよ」と原さんに伝え、ジグとタイラバ両方で探っていく。
すると、タイラバを巻いていた原さんに「ゴッゴッゴ、ジッジッジィー!」「きた、きましたよー!」「お!今度はタイラバですか!」。
慎重にやり取り。ドラグはそのままで巻き取ってもらい、無事にネットイン!ハリ掛かりを見ると、ハリ先が唇に乗っかっているだけ。「危なかったですね!」「ギリギリでしたね」。
原さんがまたタイラバを落とすと「アタってます。乗りました~!」「オレのもアタって……乗りました~」。私は20cm、原さんは30cmと、明らかにタイラバの方がサイズが良い。
大ダイ60cm浮上
私もタイラバに付け替えると、着底後すぐにアタリが連発!マダイ釣りにはタイラバがいい日とタイジグにしかアタらない日、両方にガンガンアタってくる日があるので、2人以上いるときは、その日のパターンをいち早く見つけるために各自違うもので探りを入れると時合いを逃さない手になる。「お~、やっぱりタイラバ面白い」。
2人で何尾か釣り上げた後に、原さんから「底物のキジハタを釣ってみたい」と提案があったが、あまりにもマダイのアタリがあるので「もう少しタイラバやった方がいい」と伝える。
直後、私ではなく原さんのロッドが大きく絞り込まれる引きが!「ジッジッジィー!ジッジッジィーーーィィー!」「キジハタ行かなくて良かったですね(笑)」「はい! デカいです」「ゆっくりでいいですよ~、ドラグはそのまま~」。
タモを用意し、浮上したマダイはジャスト60cmの良型!2馬力船で魚群探知機なしの釣果では十分すぎるほど!
筆者に40cmのマダイ
今度は私にもきたがチャリコ(笑)。タイジグに戻し、ゆっくり引いてくると「追ってますよ~、食いますよ~……」「ジッジッジィー!」「乗った~!」。ジグの後ろにマダイの追う姿が想像できるぐらいの理想的な掛け方!
メバルロッドが面白いように曲がり、上がってきたのは40cmクラスのメスのマダイ!
その後も釣り続け、帰着時間ギリギリまで釣り、桟橋に戻り帰路に。
今回は朝から嫌な雰囲気が漂っていたが、終わってみれば2人でマダイ10尾以上と、なかなか面白い釣りができた。
2馬力船は免許いらずで遊べるので、ぜひ行かれてみては。イカ、マダイ、青物、キジハタ、ヒラメ、シーバスなど、いろいろな魚が対象魚となっている。
<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>
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