今回はビギナーの沖釣りデビューのために、船宿の予約〜乗船方法まで解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)
乗合船と仕立船
船に乗って釣りをする「沖釣り」は、大きく分けて乗合(のりあい)と仕立(したて)の形式がある。
乗合は、いろいろな人が乗り合わせること。仕立とは船を貸し切ること。何人から利用できるかは船宿によって異なる。ここでは小人数やカップル、1人釣行で利用しやすい乗合船の利用方法を紹介する。
出船スタイル
通常の乗合船は、正味6~7時間が釣り時間になる「一日船」が基本。船宿や釣り物によっては、午前・午後に分かれた3~4時間の「半日船」や、それよりやや長い「ショート乗合」を導入している宿もある。
初心者が「沖釣りをやってみたい」と雰囲気だけでも味わってみたいなら、まずは半日船がオススメ。朝が苦手な人は午後船を利用するといいだろう。もちろん一日船のほうが釣り時間が長いので、道具の扱いに慣れたり、しっかり釣りをするならこちら。
上図は午前船に乗る場合のタイムスケジュール例。釣り物やエリアによって時間が異なり、一日船や午前船は4~7時出船の場所が多い。午後船は11時~13時の出船が中心。
出船確認~当日
釣行予定日が決まったら船宿に確認。出船の有無、集合時間・場所、出船時間、乗船料などを電話で問い合わせる。貸し道具やエサ、仕掛けなど必要なら同時に聞いておこう。
当日は、乗船手続きや準備に時間がかかることがあるので、少なくとも出船時間の1時間前までには船宿や集合場所に到着しておきたい。料金は、乗船前に支払う宿もあれば、下船後の場合も。
船での座席は、先着順で札を取ったり、船に直接荷物を置いて取る場合、ジャンケンで決めたり、船長から指示されるケースとまちまち。慣れないうちは操舵室横の胴の間に入ると、船長や仲乗りからの指示を受けやすく、釣りを覚えるにはいい。また揺れも少ない釣り座。
沖釣りの持ち物
釣行日が決まり、船宿に確認が取れたら準備にかかろう。下図の持ち物リストをチェックして、忘れ物のないようにしよう。
乗船する際に気をつけたいのが服装。海面の照り返しが強いうえ、船上は日陰がないので注意したい。特に日差しの強い日は暑くても長袖にするか、日焼け止めをしっかり塗ること。下は、釣りバリなどで怪我しないためにも長ズボンがオススメ。帽子やサングラスもあるといい。
足下は循環式で海水が流れていることが多いので、長ぐつは必須。ライフジャケット(救命胴衣)は必ず着用して乗船しよう。
クーラーには保冷剤や氷を入れておく。乗船料金に氷代が含まれることがあるので、その場合は出船前にもらっておくと、食料・飲料を冷やしておける。酔い止めの薬も忘れずに。
※写真は2019年以前に撮影
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
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