テトロドトキシンはフグに含まれる危険な毒!フグを捌いて食べちゃダメ!絶対!

テトロドトキシンはフグに含まれる危険な毒!フグを捌いて食べちゃダメ!絶対!

テトロドトキシンという毒について知っていますか?

海辺で釣れるヒガンフグなどの体内に含まれていて、食べれば人を死に至らしめる猛毒です。

解毒すれば食べれるかも?などと考えるのは、大きな間違いで、フグ処理師の免許を持っていない人は釣れても持ち帰ることをやめてください。

ここでは、フグに含まれているテトロドトキシンについて、詳しくチェックしてみましょう。

「イモリやカニの仲間にも、テトロドトキシンを体内に持っている生き物がいるんだよね?」

その通り!捕獲したから食べてみよう!という行為は、その生き物が何なのかよく調べてからにしましょう。

テトロドトキシンとは

テトロドトキシンとは、青酸カリの約1000倍近くの毒性をを持っている猛毒のことです。

そんな毒が、自然界に存在すること自体恐怖を覚えますよね。

テトロドトキシンには耐熱性があるので、例えば普通の調理をして加熱処理を施しても消えてなくなることはありません。

たったの3ミリグラム程度あれば、人の致死量に達してしまうといわれています。

この猛毒、フグに多く含まれていることで知られていますよ。

釣りをしていたら、ヒガンフグが釣れてしまうことはよくあります。

エサ盗り名人として有名ですから、さまざまな海域でフグをフッキングするのですが、それをそのまま持ち帰ったらとても危険です。

掛かったフックをすみやかに外して、すぐに海へ戻すようにしましょう。

テトロドトキシン自体は、フグ科の魚だけに含まれているわけではありません。

ハゼの仲間であるツムギハゼや、独特のカラーでニュースを賑わしているヒョウモンダコ、そしてヒトデやスベスベマンジュウガニなどの海に棲む生き物の他に、イモリやカエルといった両生類の体内からも見つかっています。

何故フグの体内にテトロドトキシンが存在するのか、そのメカニズムは未だ解明されていませんが、やはり食べ物に起因しているのではないか?という推測が立てられています。

海洋細菌の中にテトロドトキシンが認められ、細菌の状態で巻貝などに入り込み、そういった貝類を口にしたフグに蓄積されていくという流れでしょうか。

いずれにしても、強烈な猛毒を持っている生き物の取り扱いにはじゅうぶん注意し、生き物に対する知識を日頃から深めておくことが求められます。

優雅に泳いでいるヒガンフグを収めた動画はこちら

テトロドトキシンを誤って食べてしまった場合の症状

フグを誤って食べてしまうと、どのような症状になるのでしょうか。

いわゆるフグ中毒の経過スピードはかなり早くて、フグを食べてから死んでしまうまでの所要時間は、4時間から6時間となっています。

最も短い場合では、なんと1時間半で亡くなった人もいるとか。

いかにテトロドトキシンが強い猛毒であるかが、よく分かりますよね。

どのような症状が、経過によって発生するのかチェックしてみましょう。

第1段階では、嘔吐を伴なって口唇や指先・舌などに痺れた感覚が起こります。

第2段階では、言語障害や呼吸困難などが発生、血圧が下がっていきます。

第3段階では全身が運動マヒ状態になり、第4段階となると意識を消失後、そこから呼吸・心臓停止に至るとのこと。

たまたま釣れてしまったフグを、いつまでも手元に置いておくようなことは、絶対にやめなければいけませんね。

テトロドトキシンを含んでいるフグを捌いていい人は誰?

テトロドトキシンを含んでいるフグを捌いていいのは、フグ調理師の免許を持っている人のみです。

フグ調理師とは、条例に基づいて都道府県知事が実施するフグ調理師試験で、免許を取得した人のこと。

この有資格者以外は、フグの調理業務をおこなえない決まりがあります。

都道府県によって呼び名に違いがあり、フグ包丁師やフグ取扱者・フグ調理者・フグ調理士・フグ取扱登録者・フグ処理師と呼ばれているケースがありますよ。

愛知県におけるフグ処理師の資格を持っている人の、フグを捌いている動画を観てみましょう。

テトロドトキシンを含んでいるヒガンフグを調理免許を持って捌いている動画はこちら

ライトソルトゲームを楽しむためのおすすめタックルをピックアップ!

たまたまフックに掛かってしまうフグ、いったいどんな釣りをしていると釣れるのでしょうか。

エサ釣りはもちろん、ルアーを使ったアプローチでも、全体的に小さなフォルムのものを用いると、あの口で齧られてしまうようです。

特にフックそのものも小さいようなら、薄皮一枚でもフッキングしてしまうことが。

流行りのライトソルトゲームなら、釣れる確率が高くなりますから、注意が必要ですね。

防波堤や磯場などからキャストを繰り出すのに便利な、ロッド&ルアーをご紹介します。

シマノ(SHIMANO) モバイルロッド 20 ルアーマチック MB S76UL-4 メバル アジ トラウト バス

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シマノからリリースされているモバイルタイプのライトソルトウォーターゲーム用スピニングロッドです。

全長2.29メートルと長めに設計されているので、フロートリグやキャロを用いたロングキャストアプローチに向いていますよ。

継数は4本で、仕舞寸法はたったの62.4センチにまで収まってくれます。

これならタックルを収納しているバッグなどに、入れて持ち歩くことがカンタンに出来ますよね。

自重は91グラムと、長さの割りにはかなり軽めに作られています。

先径は1.3ミリと細めで、適合するルアーウエイトは0.8グラムから10グラムまで。

適合するラインは、PEラインの0.2号から0.8号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、87.6パーセントになっていますよ。

実際に手にしてみると、継ぎ目はしっかり安定していてカタカタと緩む感じはなく、振り抜けもシャープそのもの。

曲がり込みは柔軟かつスムーズで、ルアーの重みをしっかり載せてから飛ばすことが可能です。

ジグ単にワームを装着して、フロートリグで広範囲を探れるので、フグと遭遇してしまう確率はかなり高まるでしょう。

あまりに多い場合には、次のようなルアーに換えてみてください。

スミス(SMITH LTD) ワーム ゲーリーヤマモト イモグラブ 30mm 約1.3g オレンジ/スモールレッドフレーク #360 ルアー

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バス釣り用ワームとして、ゲーリーヤマモトから発売されている高比重ワームです。

手足パーツが何も突き出していないデザインなので、フグに噛まれてちぎられてしまう恐れはなくなりますよね。

これをノーシンカーリグでキャストすれば、フックが岩礁帯などに引っ掛かってしまうトラブルも防げますし、しっかりと出るアタリのみをフッキングすると、ロックフィッシュやチヌに絞って釣り上げられるでしょう。

それでも齧り付いてくるフグがいますから、ところどころに歯型が付いてしまうこはありますが、いきなりフグに飲まれることや、噛みちぎられることは防げますよ。

実際に使ってみると、じゅうぶんな飛距離を飛んでくれますし、魚たちの食い付きもバッチリ。

こちらは全長30ミリタイプですが、もっと大きくて重いタイプも用意されていますから、釣り場のシチュエーションに合わせて付け替えてみましょう。

実売価格は700円前後と、とても買いやすい低価格な設定になっています。

長く使えるので、コスパも優秀であることが分かりますよね。

モーリス(MORRIS) ノガレスフッキングマスター フック バーサタイルフィネス #1/0 釣り針

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モーリスから発売中のオフセットフックです。

こちらを上記のイモグラブに装着して、ノーシンカーリグのままロングキャストしてみてください。

フックポイントをワームボディの中に刺して隠しておくと、根掛かりをしっかりと防げるでしょう。

フックポイントもリグの上側にありますから、ボトムの地形変化などに引っ掛かるトラブルも防げますよ。

とにかく刺さりはバツグンで、ショートバイトを感じてもロッドを立てて合わせれば、フックが貫通してくれるケースが多々あります。

フグの攻撃をかわしながら釣りを楽しむ上で、なくてはならないアイテムのひとつといえそうですね。

実売価格は200円台と、とても安い価格に収まっています。

これならイモグラブの各サイズに合わせて、複数種類揃えられそうですね。

テトロドトキシンに対する知識を深めて口に入れないように注意しよう!

猛毒・テトロドトキシンの特徴や症状について、取り上げてみましたが、いかがでしたか?

自然界には思わぬところに危険が存在していますから、知識を深めてから出かけるようにしたいものです。

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