磯竿はどれを選べばいいの?初心者にも分かりやすいおすすめ人気アイテム10選

潮通しの良さそうな磯場の風景を眺めると、グレや底物を釣りたくなってきますよね。

本格的に磯釣りを楽しんでいるベテランアングラーはもちろん、これから始めたいと考えている初心者アングラーにも必須のアイテムといえば、専用ロッド・磯竿でしょう。

ほとんどが振り出し構造になっていて収納性・携行性が高く、しかも軽量で高感度なものが釣具店に並んでいますよ。

どれを手にしたら大物を釣り上げられるのか、磯竿の選び方に興味を持つ人は結構いるはず。

ここでは豊富な磯竿の中から、ダイワ・シマノなど人気メーカーのものを中心にピックアップ。

初心者の人にもおすすめのアイテムを、詳しくご紹介しましょう。

磯竿とは

磯竿とは、磯釣りを楽しむための専用ロッドのことです。

振り出し式になっていて、釣り場まで携行するのに便利な構造を採用していますよ。

穂先からグリップまで、他の釣りとは互換性のないオリジナルなデザインで作られているのが特徴です。

一度指でつまんで、穂先から順に引き出してみてください。

その精巧で繊細な仕上がりに、初心者の人なら息をのむことでしょう。

バランスよく配置されたガイドシステムや、グリップ周りの太過ぎない造形。

長い時間持ち続けても疲れにくい自重や手持ちバランスなど、磯釣りアングラーからのフィードバックがきっちり製品に活かされているのが体感できますよ。

磯竿の選び方①号数

磯竿の選び方は、まず号数を知るところから始めなければいけません。

号数とは、磯竿が個々に持っている張りや硬さを簡易的に数字で表したものです。

例えば、2号と表示されている磯竿があるとしましょう。

その竿を使えば、仕掛けに使うハリスを2号の太さまで落とせる、もしくは2号を中心に活用できるという目安になります。

3号や4号も同じことですが、4号以下のハリスを使えば即座に切れてしまう!などというシビアなセッティングを表しているものではありません。

あくまでも目安、その号数を耳にして磯竿の張りや硬さをイメージしてもらおうという、釣具メーカー側の提示手法のひとつだと考えてください。

最近では、1.75号のハリスが登場しましたから、1.75号という表示の磯竿もラインナップされています。

確かに1.5号よりは張りがあり、2号よりは柔らかいような感じはするのですが、製品が細分化され過ぎて選ぶのに迷ってしまう原因にもなっているでしょう。

「じゃあ0号って何?そんなハリスはないじゃん!」

その通り、分かりにくいですよね。

ハリスを使うな!という意味ではなく、極細のハリスでもカンタンに切れないほど繊細に使える磯竿ですよ!という、これまた釣具メーカー側の提示手法なのです。

もしあなたが磯釣り初心者なら、最初の1本に1.5号前後の磯竿を選んでおけば、そこから徐々に理解を深めていけるでしょう。

磯竿の選び方②長さ

磯竿には、インターラインと呼ばれる竿の中に道糸を通すタイプがありますが、釣り場で通しにくいので、アウトガイドタイプ、つまり竿の外側にガイドが付いている磯竿を使うようにしてください。

あくまでも初心者の人向けですから、念のため。

それから磯竿の長さは、5.3メートルを基準に選ぶようにしましょう。

それより短いと軽量化のメリットは発生しますが、魚が掛かって竿が曲がったとき、足元の岩に当たってしまうケースが予想されます。

手前に岩が露出しているような浅瀬があるところでも、竿が短いと掛かった魚を乗り越えさせることができず、岩に引っ掛かってバレてしまうかもしれません。

そういったトラブルを未然に防ぐためにも、5.3メートル程度は長さがあったほうが、操作性が高くなるでしょう。

「もっと長くてもいいんじゃないの?」

それだと竿の自重が重くなってしまいますし、手の疲れが操作性を下げてしまう可能性が出てきます。

軽くて長い磯竿は、かなり高額になってきますから、初心者なら無理しないほうがベターでしょう。

各メーカー別のおすすめ磯竿をピックアップしてみた!

それではおすすめの磯竿を、ダイワ・シマノなど人気釣具メーカー別に取り上げてみましょう。

コスパ優秀なもので、ユーザー評価の高い磯竿を選んでみましたので、購入時の参考にしてくださいね。

ダイワ(Daiwa) 磯竿 スピニング リバティクラブ 磯風 1.5-53・K 釣り竿

参考価格¥6,915

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ダイワから発売されている、1.5号で5.3メートルというスペックの磯竿です。

自重215グラムですから、扱いやすく疲れにくいですね。

実際に使ってみると、穂先の揺れがなかなか収まりませんが、それは竿全体の柔らかさのせいでしょう。

磯釣りはもちろん、防波堤からのフカセ釣りなどにも使えるので、活用範囲はかなり幅広い磯竿といえそうです。

サビキ釣りには、ちょっと柔らか過ぎるかもしれません。

何よりコスパがハンパなく優秀で、実売価格が1万円を切るのが嬉しいですね。

ダイワ(Daiwa) 磯竿 スピニング 波濤 1.5-53 釣り竿

参考価格¥21,450

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実売価格2万円台と、これまたコスパ優秀なダイワの磯竿です。

前述のリバティクラブと同じ1.5号ですが、使い比べてみるとこちらのほうが張りがあるように感じます。

ブランクに採用されている高密度HVFカーボンやX45の補強のおかげかもしれませんね。

自重215グラムでカーボン含有率が98パーセントを超えますから、手元感度が良いのも肯けます。

ダイワ(Daiwa) 磯竿 スピニング インプレッサ 1.5-53M 釣り竿

参考価格¥21,472

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ダイワのエントリーモデルとしてバランスよく作られた磯竿です。

自重は200グラムジャストで軽量化されており、グレやチヌ・マダイなどをターゲットにすることができます。

2万円前半の実売価格も購入しやすく、ブラックカラーをベースにした配色も落ち着きがあってどの釣り場にも溶け込んでくれそうですね。

ガイドシステムやブランク素材・グリップ周りのデザイン・握りやすさも秀逸で、完成度とコスパの高い名竿といえるでしょう。

がまかつによく似た名前の磯竿がありますが、深い関係はなさそうです。

シマノ(SHIMANO) 磯竿 17 ホリデー磯 1.5号 530 サビキ釣り

参考価格¥8,614

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シマノから発売されている、低価格で汎用性の高い磯竿です。

主に防波堤でのサビキ釣りなどに使えますが、磯場に持ち込んで使うことも可能です。

200グラムと軽いのですが、大物狙いに使うよりは、アジ・サバ・メバル・カサゴなどの小物類を幅広く釣るのに適しているでしょう。

シマノ(SHIMANO) ロッド アドバンス ISO 2号530T

参考価格¥19,650

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実売価格で2万円を少し切るぐらいの、コスパ優秀な磯竿です。

パワーはじゅうぶんに感じられるので、不意の大物にも余裕を持って対応できるでしょう。

自重185グラムは、かなり軽くて操作性向上にプラスに働いています。

ブランクにはルアーロッドでおなじみの、スパイラルXが採用されていますよ。

シマノ(SHIMANO) マスターチューン 磯 1.5号 530

参考価格¥48,480

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シマノの上位機種・ベイシスの調子をややマイルドに仕上げた磯竿です。

ブランクにスパイラルX、Xガイドやパラボラチューンを採用しているので、魚の動きに対して無理なく追従できるレスポンスを備えています。

実売価格4万円台とやや高額になりますが、磯釣りが分かってきたタイミングで自分の釣りに組み込んでみてもいいのではないでしょうか。

プロマリン(PRO MARINE) ブルーベイ磯 2-530

参考価格¥3,223

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カーボン含有率が50パーセントと、ややグラスファイバー寄りな磯竿です。

破格の実売5,000円以下ですから、磯竿の使い方を覚えるのに活用しながら魚を追いかけてみましょう。

予備用として車に積んでおくのにも向いているでしょう。

実際に手にしてみると、結構重く感じますよ。

プロマリン(PRO MARINE) ロッド レジェンダー磯3-530

参考価格¥7,357

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こちらも実売価格1万円を下回る低価格な磯竿ですが、使ってみると幅広い釣りに使えることが判明しました。

3号なので遠投仕掛けやサビキ釣りなどにも転用できますし、アオリイカのヤエン釣りにも使えます。

自重は290グラムと重めですから、置き竿として用いる釣りに活用してみてはいかがでしょう。

宇崎日新 ロッド プロステージ ナンバーISO 1.5号 530

参考価格¥9,240

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低価格で良いものを選びたいときは、宇崎日新のアイテムがおすすめです。

こちらの磯竿も、軽くて美しい曲がりを見せてくれる名竿ですよ。

実売価格が1万円を下回るくらいですが、FUJIのガイドを標準装備していたり仕上げが丁寧だったりと、じゅうぶん満足のいくレベルになっています。

宇崎日新 ロッド エリクシアISO 2WAYヤエン 1.5号 5245

参考価格¥20,676

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こちらは宇崎日新からリリースされている、アオリイカのヤエン釣り専用磯竿です。

磯竿のカテゴリーに含めていいかどうか迷いましたが、1.5号で5.25メートルクラスのロッドの中では、ハイレベルな作り込みが施されていますよ。

磯竿を駆使してグレやチヌなどを釣り上げよう!

磯竿の選び方やメーカー別におすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?

磯釣りではフカセ釣りのアプローチを習得しなければなりません。

そのためには操作性の高い磯竿が必須ですから、柔らか過ぎるものや硬過ぎるものは、最初選ばないようにしたいですね。

磯場に足しげく通い、何匹も魚を掛けてから、2本めの磯竿に手を伸ばすようにしましょう。

波を被ったりするケースが多いですから、服装や安全対策にもじゅうぶん配慮してくださいね。

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