アオリイカ狙いの波止エギング 夜明け前の時合いでヒット【泉佐野】

夏場から小アジ釣りやタチウオ、アオリイカなどがよく釣れていた大阪・泉佐野の食品コンビナートへ出かけ、サイズが良くなっているであろうアオリイカをエギングで狙った。夜明け前に起こる一瞬の時合いをモノにして、アオリイカの引きを楽しんだ。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・谷口墨人)

アオリイカ狙いの波止エギング 夜明け前の時合いでヒット【泉佐野】

泉佐野食品コンビナートでエギング

大阪・泉佐野食品コンビナート内のドラムと呼ばれる護岸は足場がよく、家族連れにも人気の釣り場だ。9月に訪問した際には、アオリイカの新子が数釣れていた。11月に入っても、まだ釣れるかも・・・と思い、11月12日にエギングで釣行してみた。

アオリイカ狙いの波止エギング 夜明け前の時合いでヒット【泉佐野】ドラムと呼ばれる釣り場(提供:WEBライター・谷口墨人)

現地には、午前4時過ぎに到着。食品コンビナートの護岸沿いには、平日にもかかわらず、この時間から多くの車が止まっていた。

タチウオや青物も釣れている人気釣り場だけに大盛況だ。潮通しが良い港の入り口付近から釣り人で埋まっていて、空きスペースがない。ドラムの端辺りで、ようやく1人が入れるスペースを見つけエントリー。北風が吹いているものの、背後からの追い風で快適に釣りができそうだ。6時頃が大潮の満潮なので、この時点ですでに潮が満ちてきていた。

2段シャクリ&フォールで

アピール度が高い、ローズカラー・金テープのエギ2.5号をチョイス。投入後、ボトムを取ってから2段シャクリとフォールを繰り返し、回遊してくるアオリイカを狙っていく。上空には満月が輝き雰囲気はいいのだが、アオリイカの反応がない。

アオリイカ狙いの波止エギング 夜明け前の時合いでヒット【泉佐野】当日持参したエギ(提供:WEBライター・谷口墨人)

ジグヘッドリグでタチウオ狙い

イカの気配がないので、タチウオも合わせて狙おうとタックルをセット。21gのジグヘッドにパワーシャッド5inch(パールホワイト)の頭をカットして装着。ジグヘッドの上にケミホタル50を付け、できるだけ遠くに投入。ボトムを取ってからゆっくりとシャクり始める。

しばらく探っても反応がない。周りでは、タチウオ狙いの電気ウキが浮いたままでアタリはないようだ。エギングとワインドを交互にやるも、反応がない。6時前になり、東の空が明るくなってきた。

表層でトンカツサイズのアオリ

そろそろベイトフイッシュの活性が上がる頃だ。まだ、暗い海に、エギを投入し、シャクッていると、表層でグングンとエギを引ったくる反応が伝わってきた。

アワせてから寄せにかかると、グーングーンと心地良い引きが伝わってきた。手前まで寄せ、タモでキャッチしたのは、トンカツサイズのアオリイカ。

アオリイカ狙いの波止エギング 夜明け前の時合いでヒット【泉佐野】良型をゲット(提供:WEBライター・谷口墨人)

気を良くして再度投入。ボトムまでフォールさせていると、竿先にモゾモゾと違和感が伝わる。グングンとイカの引きを感じたが、アワせる間もなくすぐに軽くなりバラシ。

次は中層でコロッケサイズ

気を取り直し投入。中層でシャクった後のフォール中に、グーッと突然重くなる。アワせると、グングンとイカの心地良い引きが伝わってきた。ゆっくりと寄せてから、タモですくったのは、コロッケ大サイズのアオリイカ。

アオリイカ狙いの波止エギング 夜明け前の時合いでヒット【泉佐野】2ハイ目はコロッケ大(提供:WEBライター・谷口墨人)

このサイズは、夏生まれのアオリイカだ。連続ヒットを狙うも、吐いた墨が海中を漂い警戒されたようで、アタリがなくなってしまった。アオリイカの群れが沖に去ってしまったようだ。

タチウオ、メッキは不発

夜が明けてきたのでワインドに変更し、しばらくタチウオを狙ってみたがバイトはなかった。最近は、ベイトフィッシュとなる小アジが釣れていないので、タチウオ狙いは厳しい状況が続いているようだ。

そこで最近釣れているメッキを50mmのヘビーシンキングミノーで狙ってみたが、濁った潮が入ってきてメッキの気配はなかった。結局、アオリイカ2ハイだけをキープし午前8時に納竿した。

気を良くして後日も釣行

前回の釣果に気を良くし、11月15日に再び食品コンビナートに釣行してみた。現地には、午前5時前に到着。潮は引いていたが風は弱く、まずまずのコンディション。

当たりカラーのローズ・金テープをチョイス。アオリイカがいればチェイスがあると思いつつ、ボトムを取ってからシャクり始めた。

数投目の着底→2段シャクリ→カーブフォールをさせていると、突然ロッドの先に重量感が乗った。すかさずアワせると、グーンとイカのジェット噴射が伝わりリールのドラグが滑る。

サイズアップの500g

動きが止まってから身切れしないようにゆっくりと寄せてくるが、再び沖に走る。数度のジェット噴射を味わいながら、タモでキャッチ。500gのアオリイカだった。

エギの投入を続けて探り回ったが、ググッと魚のアタリが1回あっただけで、イカの触りはなく夜が明け、午前7時に納竿とした。。

<谷口墨人/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
泉佐野食品コンビナート
所在地:大阪府泉佐野市


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