深場狙いのフライとムーチング(泳がせ)で50㎝超え連発!【芦ノ湖】

神奈川西部にある芦ノ湖は、今シーズン、当たり年だ。解禁当初からサクラマス、4月に入るとコーホサーモン、6月上旬からはヒメマスが好調に釣れている。9尾中6尾が50cmオーバーという大型連発の釣行になった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

深場狙いのフライとムーチング(泳がせ)で50㎝超え連発!【芦ノ湖】

フライで深場を狙う釣り方

 

主にレイクトローリングで狙うが、レイクジギングやムーチングでも釣ることができる。サイズは、サクラマス40~55cm、コーホサーモン45~60cm、ヒメマス20~35cm。

私は、バスゲームやジギングをフライフィッシングに応用した、ダウンショットゾンカーやゾンカージギングを用いて、深場にフライを沈めて狙っている。

7月中旬、6時すぎに到着。曇りで気温は18度、風はほぼ無風。水温20.5度、満水で濁りなし。

深場狙いのフライとムーチング(泳がせ)で50㎝超え連発!【芦ノ湖】湖央の様子(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

開始1時間半で50cm超え3本!

受け付けを済ませてローボートで桟橋をあとにする。航程1時間かけて箱根園までこいでいく間に、魚群探知機を確認する。神宮、樹木園、和田の角、それぞれ水深25m辺りに好反応。

朝一番は、ダウンショットゾンカーで箱根園沖、プリンス沖と移動しながら探っていく。すると、底層でガツン、ブルブルと良型の反応。この日の第一号は50.5cmのコーホサーモン。

その10分後、ガツガツ、ガツガツと2度のアタリはあったが、掛からない。その直後、3度目のアタリでようやくフッキング。15mほど沖で浮いたのは、黄色いボディのネイティブブラウン。サイズは53cmだ。

竿先が一気に水面に突き刺さるようなアタリ。同時に一気に横走りしたのは57.5cmのコーホサーモン。続けて、40cm超えのブラウントラウト。開始から1時間半で50cmアップ3尾を含む4尾で、上々のスタートだ。

ムーチング(泳がせ)で50cm級追加!

アタリが遠のいたので”和田の角”まで移動して、しばらくはムーチング(泳がせ釣り)で探る。アンカリングしたのは岸から20mほどの水深25mのポイント。風によってボートは沖へと回されて、水深28mの場所へ仕掛けを下ろす。水底から3m上にセットしてアタリを待つ。エサは近くの早川で釣った稚アユだ。

竿先が細かく震え始めて、15秒ほどたったころ、竿が大きな弧を描いた。そこでアワセをいれるとフッキング。50cmには少し足りなかったが、3尾目となる48cmのコーホ。

午後になり、樹木園に移動しながらダウンショットゾンカーで探っていくがアタリなし。そこで、再びムーチングを試してみると、30分後には53cmのコーホ、その40分後には54cmの同じ魚。

良型ばかりの釣果に

アタリは遠のいたが、35cm級のブラウン、58cmのコーホを追加して16時すぎに納竿。

この日は朝からアタリが多く、終わってみれば36.5~58cmを9尾。内訳はコーホサーモン6尾、ブラウントラウト3尾。

深場狙いのフライとムーチング(泳がせ)で50㎝超え連発!【芦ノ湖】当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也)

ここで一日に50cmアップ6尾は自己記録。良型がここまで数釣れたシーズンは記憶にない。5月下旬には83cmのニジマス、7月中旬には68.5cmのブラウンが上がっている。

今シーズンは平均サイズがいいだけでなく、モンスター級のトラウト達が潜んでいる。キャスティングでは厳しい季節だが、釣り方によってはまだまだ釣れる。ぜひ、モンスター級に夢をはせてはいかがだろうか。

<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
芦ノ湖
この記事は『週刊つりニュース関東版』2019年8月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。


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