不安定な天気が続く毎日だが、6月22日の土曜日はなんとか持ちそうだ。 平日に釣りに行っていた河辺氏から入電があり、50cmオーバーの年無しクロダイとキビレを連日捕獲していた。 いよいよボトムでの釣りが本格的になってきたようだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)
潮見橋周辺でチニングから
(提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)
そして週末、今回雨は大丈夫そうなのでクロダイ狙いへ出撃。 向かうは名古屋市港区の潮見橋周辺。 潮周りは中潮(満潮午後9時37分:218cm)。
薄暗くなってきた午後7時半ごろ現地着。 すでに河辺氏と岩田氏は釣りをしているようだ。
ポイントへ向かうが、雨こそ降らないがかなりの強風。しかも斜め向かい風で非常にやりにくい。
まずは「ちぬ釣るやつ」4gでスタートするが、ラインが流されうまくコントロールできない。
足元のゴロタから沖へ10m前後にブレイクがあるので本来なら3.5gで十分だが、今回はかなり厳しそうだ。 エサ釣りや他のルアーマンもいるが釣れている様子もない。
少し沖目で35cmキビレ!
ダウンショットの5gも試すが、ボトムはしっかりと把握できても思うようなコース取りができないので、ちぬ釣るやつの6gに交換。 思うようには飛ばないが、向かい風のなかフルキャストして、少し沖を中心に探ってみる。
数投後、着底して2~3回巻いた時に、がっつくようなバイト。 早アワセは厳禁なので、しっかり送り込みフルフッキング。 ドラグがちょっと出る程度だが、なかなかの引き。 一気に抜き上げたのは、35cmないぐらいのキビレだ。
予想通り沖にいるみたいで、かなりうれしい1匹だ。 下げ潮に変わるくらいにまた釣れるだろうと日付が変わるまで釣り続けたが、何も起こらず。 河辺氏、岩田氏もこのままじゃ寂しいので、癒やしを求めてロックにシフトした。
ライトロックゲームへ移行
風は最初のころに比べれば少し収まっている。 エコワームのエコWスピンシャッドテイル2.3inchを試す。
モチッとしたマテリアルで、テールがプルプルと揺れるのでこれを今回は風の影響も考慮してノガレスリングオフセットフックにTGグレネード2.5gと、同じく2.5gのスライディングジグベッドに、オフセットフックのローテで攻めてみる。
開始早々に明確なアタリは出るが、サイズが小さいのかハリ掛かりしない。 送って送ってのませる感じで、ようやく釣れてきたのは良型カサゴ。 上アゴにしっかりとフッキングしていた。 小さめのジグヘッドを使えば小型もポロポロと釣れるが、フックが大きいので釣れれば良型。 乗った乗らないとジレンマもあるが、これはこれで面白い。
やがて手前のゴロタも露出してきたともあり、午前2時30分ごろに終了とした。 いよいよ夏本番に向けて、狙える魚種も増え人も多くなる。 今回も残念ながら足場の高い所でもライフジャケットを着けていない釣り人を見かけた。 1人1人がルールやマナーを守って釣りを楽しんでほしい。
<週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和 /TSURINEWS編>
名古屋市港区の潮見橋周辺
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