都会の喧騒を離れたくなり、思い切ってタイランドの釣り堀に行ってきた。なんて、格好良い理由ではなく、新調したマグロタックルの練習を兼ねて行ってきた。
タイの怪魚釣り堀へ
日本を深夜0時半に出発、到着は現地時間の5時すぎ。スワンナプーム国際空港からバンコクまではタクシーで500バーツ(1バーツ3.5円)。
場所はブンサムラン・フィッシングパーク。日本の芸能人が数多く訪れている所で、入口には巨大なモニュメントが鎮座しており、いやがうえにも気持ちが高まる。
ブンサムラン・フィッシングパーク
入場して受付で料金を支払う。ロッド1本4000バーツ、ガイド1000バーツ、エサ500バーツ。事前のリサーチでガイドは絶対つけた方がいいとのことだったのでお願いした。
さぁ、ガイドのブンミーさんと共にフィッシング!
エサはパン。この池に入っている魚は、メコンオオナマズ、パーカーホ、レッドテールキャット、ピラルクなどだが、主に釣れるのはメコンオオナマズ。この魚は草食性らしい。
ガイドのブンミーさんは、エサ作りから仕掛け、キャストにランディングまで全てやってくれる。私はヒットした魚をただ巻き上げるだけ。
1投目からヒット
タイに来る前に「10匹は釣る」と意気揚々だった私に、投入後、すぐにヒット!魚が掛かってからロッドを渡してくれる。
最初はあまり引かず「ん?」と思っていたが、魚が寄ってくると猛烈にバイトする。私の大きな体がジリジリと持っていかれるくらい(笑)。10分ほどの格闘後にランディング。記念撮影をして優しくリリースする。
ガイドのブンミーさんは「中くらいね」と英語で話してくれた。これが中くらいって!
サイズアップのメコンオオナマズ
10匹釣る目標が大いなる決意に変わった。この時点でもはや息は上がり、ちょっと休憩を挟みたいと思ったが、日本語は通じなかった。
2投目、先ほどよりさらにズシンと引く。手前に寄ってきてからは一進一退の大格闘。なんとか寄せてランディング。メコンオオナマズに寝そべって写真を撮ったが、オオナマズのねちゃねちゃと汗でべちょべちょだ。
湖上バンガローは超快適
コテージには、エアコン付きベッド、冷蔵庫、トイレをはじめ、シャワールームも付いているので、ウエアを着たままシャワー。どれだけ暑くても、釣った魚を触っても清潔に釣りができるので、女性や子供たちも安心してゆったりフィッシングを楽しめる施設だ。
しかし、私には目標があるので、ゆっくりしていられず続けて釣る(笑)。
自らキャストも
3匹目、4匹目…、最初は要領が分からずブンミーさんに言われるがまま掛かったらロッドを渡してもらうことで十分だったが、これでは自分で釣った感がない。
これでは釣り人の意地に欠ける(笑)と、途中からは自分で仕掛けを投げさせてもらったり、ロッドを持って掛かるのを待ったりと好きなようにさせてもらった。
ブンミーさんのように大きな仕掛けを遠投するのは難しいが、投じた後にウキが「ボコンッ!」と沈む瞬間をじっと待つ時間がこれまたたまらない。
当日のビックワンヒット
7匹目にビッグヒット。もう地球を釣ったような引き。ロッドも折れるかのような曲がり。PEライン6号、リーダー130lbを信じて全力で取り込む。
うーん! 声にならないような奇声を発するなか、ネットが入り、無事にランディング。やったー!ガイドのブンミーさんも喜んでくれた。記念にイケスに入って写真を撮った。
最終釣果
8匹目、9匹目、10匹目、やったー! 10匹達成だ。結局13匹ヒット、2匹は潜られてバラシ。最後はPEラインが切れて尻もちバラシだった。
怪魚10本ノック釣り終了後は、コテージでシャワーを浴び、着替えてスッキリ。気持ち良く釣りをすることができた。
ブンサムラン・フィッシングパークは世界的に有名な釣り堀だ。格安航空のおかげで随分安く行くことができる。パーク内には、ゲームセンターやレストラン、釣りはレンタルロッドもあり手ぶらでOKだ。
食べ物も超美味!
ブンサムランさんのガパオライスとスイカジュースが一番おいしかった。話に聞いていた空芯菜(クウシンサイ)もなるほど美味!
皆さんも一度、タイへ怪魚釣りに行かれてはいかがだろう。
<週刊つりニュース中部版 APC・川森慶子/TSURINEWS編>
ブンサムラン・フィッシングパーク
場所:タイランド
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