テンスという魚について

ただ希少種というわけではなく普通種で、定置網で漁獲されることもあります。釣りにおいても沖釣りで度々釣獲され、釣り人を驚かせることもしばしば。今回はユーモア溢れる姿をしたテンスという魚に迫ります。
テンスの分布・生息域

テンスの生態や食性
テンスは砂低に住んでいるため、普段は底生動物などを捕食していると言われています。また面白い生態としては、夜休憩するときなどは砂中に潜ります。基本的には全身を砂の中に埋めますが、時には潜り切れずに体の一部が見えてしまっているお茶目な光景もしばしば目撃されます。危険を感じた時にも同じように砂に潜ります。テンスの形態
テンスは鮮やかな赤色を帯びた体色を持っています。ベラの仲間ということが納得できる体色でしょう。また顔つきも高さはありますが、ベラ類のそれで、体は側扁しています。歯は他のベラ類と同じく鋭いので注意が必要です。先端の二対の犬歯は特徴的です。テンスとイラの違い、見分け方

テンスの食べ方

皮はゼラチン質で美味なため、料理法によっては皮も一緒に食べることができます。さらには焼いたり、煮たりして食べる場合、鱗すら取らなくてもよい料理法もあります。手間のかかりにくい魚なので釣れた時は是非持って帰りましょう。
刺身
テンスが新鮮なまま手に入ったなら刺身にしてみましょう。新鮮なテンスが手に入るのはその日の内に食することが出来る釣り人の特権と言えるでしょう。刺身にするときにはその日に食べるのか、寝かせるのかがどの魚でも悩みどころですが、テンスは身のプリプリとした食感を楽しむために、釣ったその日に食すのがお勧めです。塩焼き
テンスを美味しく食べる方法には塩焼きが挙げられるでしょう。淡白な白身の美味しさをシンプルに楽しむ方法としては一番でしょう。鱗もとらずにそのまま焼けば、皮と身の離れがいいことから、簡単にテンスの塩焼きを味わうことが出来るでしょう。最も簡単なのに美味しい調理法です。煮付け
テンスの塩焼きがシンプルな味を楽しむ料理なら、煮つけは白身に濃厚な味を染み込ませて味わう料理です。テンスの料理法として第一に挙げる人が多いのもこの煮つけです。しょうゆに酒、砂糖などで煮汁をつくり、炊くだけ。これも鱗を取る必要がありません。ゼラチン質の川と食感のある鱗、甘辛く味付いた身を堪能することが出来ます。テンスの釣り方

テンスを釣るには沖釣りで底をゴカイやオキアミの1本掛け仕掛けで狙うか、岸から狙う場合は遠くに投げてなおかつ底を釣るような釣り方がよいでしょう。エサはゴカイなどが最適です。
投げ釣り仕掛け

美味しい嬉しい外道

from TSURI HACK[釣りハック] https://ift.tt/2ApwBIT
via IFTTT
コメント
コメントを投稿