OSP ルドラについて
ルドラはOSP社の作る大型ミノープラグです。もともとはバス用プラグとして並木敏成氏が生みだしたプラグで、各地で多くのランカーパターンを生み出した名作プラグでした。しかし、近年ではボートシーバスにおいてもランカーシーバスを引き付ける性能が見出され、湖でも海でも活躍する傑作ミノーです。
ルドラのアクション
ルドラは130ミリのビッグミノーでありながら、非常にナチュラルなアクションをします。フラットサイドなボディをバタバタと左右に倒すようなアクションをし、決して派手ではない動きながらフラットサイドが動かす水押効果や、フラッシングが遠くのターゲットまでアピールし食わせまでつなげます。OSP ルドラのラインナップ
ルドラには、バス用で4種類、ソルト用に2種類の計6種類のラインナップがあります。それぞれのタイプを使い分けることで、より多くのバスやシーバスを釣ることができますので、ここではタイプ別の使い方をチェックしてみましょう。ルドラ 130 SP
シリーズ中、最もバスフィッシングで使用頻度が高いモデルがこのサスペンドモデルです。今や当たり前になった、ミノーのトゥイッチからのステイというテクニックは厳冬期や初春に活躍するメソッドです。重要なのはきっちりとサスペンドするかどうかなので、使う場所の水温に合わせて、スプリットリングの交換などでウェイト調整をすることが重要です。
ルドラ 130 F
フローティングモデルは、障害物回りのミノーイングに効果的なモデルです。3グラムの軽量化を施されたルアーアクションは非常に軽快で、わずかな距離でも十分にアクションしてくれます。少し潜らせて浮かせてを繰り返しトップウォーター的に狙うもよし、障害物にあてて浮かせて食わすクランクベイト的に使うのもよしです。
ルドラ 130 MSF
MSFとは、ミディアムスローフローティングの略です。サスペンドモデルのキャスタビリティと、フローティングモデルのアクションや狙い方の融合を高次元で実現させたモデルがMSFです。フローティングで狙いたい状況だけどフローティングでは届かない、といった状況のために開発されたモデルです。
ルドラ 130 SPEC2 SF
SPEC2は、重心移動システムを排除した固定重心のルドラです。浮力はスローフローティングにセッティングしてあります。固定重心にすることにより、サイレント化することができ、サウンドを嫌うビッグバスに自然にアピールします。また、ハンドメイドルアーのような安定した泳ぎも実現しています。
ルドラ 130 SP SW
ルドラ130SPのソルトカラーモデルがSPSWです。アイランドクルーズの遠藤正明氏がルドラSPでのビッグシーバスパターンを築き上げ、ソルトカラーバージョン販売に至った経緯があります。キャスタビリティこそシンキングモデルに劣りますが、サスペンドモデルにしか出せない軽快な泳ぎが、ランカーシーバスに効く場面が必ず存在します。
ルドラ 130 S
ルドラ130Sはソルト専用シンキングモデルのルドラです。ただ単純に重くしてシンキングにした訳ではなく、数あるサンプルの中からプロスタッフ遠藤正明氏が厳選し、ランカーシーバスに効くとされるアクションを再現している絶妙なウェイト配分の物を満を持して発売しています。今ではコノシロパターンに代表されるランカーシーバスパターンの超定番ルアーになっています。
OSP ルドラの動かし方
ルドラは、フローティングモデルでも17グラムある大型ミノーですのでベイトタックルでの使用がおすすめです。ルドラはタダ巻きでのアピールが非常に大きいルアーですので、軽めのトゥイッチだけで十分にバスやシーバスにアピールすることができます。
ルドラシリーズの使い分け
バスで軸になるモデルは、フローティングとサスペンドです。サスペンドがオールマイティに使えるモデルで、フローティングはライザーテクニックや障害物回りで使用することがメインになります。そのほかの特殊な状況に“MSF”や“SPEC2”を合わせていきましょう。シーバスでは遠投のきくシンキングモデルをパイロットルアーにして、ヒットしてくるレンジが浅いと感じたらサスペンドにしましょう。
ルドラでビッグフィッシュハント
バス、シーバス問わず、数多くの記録級ランカーフィッシュを獲り続けてきたプラグがルドラです。もちろん130ミリというミノープラグにしては大型ですが、おおよそ一見してこれほどまでにビッグフィッシュを魅了し続ける理由がわからない、しかし圧倒的に釣れるルアーがルドラシリーズです。
ルドラを使いこなして、バスもシーバスも自己記録フィッシュを釣りあげましょう。
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