釣り人の皆様、お待たせいたしました!
本日2018年1月31日の関東・東海・近畿の海況を、速報でお知らせいたします!
こちらは船舶水温、衛星水温、気象庁解析水温を元に作成されたものです。
釣りに大きく影響する黒潮の動きが、一目瞭然なので、釣り人の皆さんは要チェックですよ!
それでは早速、本日の最新海況情報を見ていきましょう!
目次
- 本日2018年1月31日の関東・東海・近畿の海域水温分布図
- 関東・東海・近畿の海域水温分布図の見方
- 黒潮は釣りに大きな影響を与えます
本日2018年1月31日の関東・東海・近畿の海域水温分布図
【1】
黒潮は、都井岬~足摺岬で接岸、室戸岬で離岸。
紀伊水道沖から南下して、御前埼沖で31°N付近まで離岸した後、青ヶ島、八丈島を通過しつつゆるやかなS字状に北上し、三宅島、御蔵島を通過して北東へ流れている。
【2】
潮岬沖の黒潮北縁は32°10′N付近。
黒潮の表面温度は19~20℃台。
【3】
熊野灘は沿岸域が14~16℃台。
黒潮内側反流が大王埼に達した後、南下しており、中北部の沿岸から沖合は17~18℃台で昇温。
【4】
紀伊水道外域沖の黒潮北縁から進入した暖水が、芸東沿岸から中央部へと時計回りに流れている。
海部沿岸から白浜沿岸にかけて水温フロントが見られる。
【5】
調査船「きのくに」による1/31の調査では、潮岬灯台前は15.7℃で、0.6ノットの東南東向流。
江須埼~潮岬沖は14.9~15.6℃。
【6】
潮岬灯台下の沿岸における下り潮(東向流)の目視観察経過(1/31暫定値)
→12/14-1/4:下り潮ストップ
→1/5:上り潮
→1/9:ゆるい上り潮
→1/10-18:下り潮ストップ
→1/19:ゆるい上り潮
→1/22-31:下り潮ストップ
関東・東海・近畿の海域水温分布図の見方
関東・東海・近畿の海域水温分布図の中に表記された数値は、水温(℃)を示しています。
等温線は実線が1℃ごと、破線(-----)は0.5℃ごとになっています。
太い線(----)2本が並行するようになっている間の部分が黒潮です。
黒潮は釣りに大きな影響を与えます
黒潮の暖水が太平洋沿岸に及ぶと、水温が上がり、魚も活性化するので、釣況が良好になります。
そのため、どの程度まで黒潮が及んでいるのかを把握しておくことが、釣り人の皆様の漁場の位置や釣果にとって非常に重要です。
現在は、黒潮が12年ぶりに大蛇行しています。
その影響に注意しながら、素敵な釣行を楽しんでくださいね!
※本ページの海況情報は和歌山県水産試験場より資料をいただいて作成しています。
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