「なんでここだけよく釣れるの?」 話題の『COROS HYDROP』で調べてみた

「なんでこの場所、良いサイズが釣れるんだろう?」長く釣りをしていると、そんな「聖域みたいなピンポイント」ってありませんか?自分も昔から気になっていた場所があり、シンカーだけを投げてボトムを調べたこともありました。ですが、障害物はあるものの「他と何が違うのか?」までは分からないまま。そんな長年の疑問に、新しい視点を与えてくれそうなのが、COROS(カロス)の水中探査センサー「HYDROP(ハイドロップ)」です。大阪のフィッシングショーで出店されてて少し話題になっていたアレです。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

「なんでここだけよく釣れるの?」 話題の『COROS HYDROP』で調べてみた

なぜか釣れるポイントの謎

春の大型アオリイカを狙っていると、「なぜか良いサイズが出やすい場所」が私には存在します。昔、その正体を知りたくて、エギの代わりにシンカーだけを投げて底を調べたことがありました。確かに変化はある。でも、他の場所にも似たような変化はある。結局、「ここだけが強い理由」は分からないままでした。

水中センサー「HYDROP」

その長年の答え合わせに使ってみたくなったのが、COROSの水中センサー「HYDROP」。

このアイテムは、水中に沈めて使うタイプのセンサーで、イメージとしては水深や水温等が計測が出来るシンカーのような使い方。根掛かりリスクはもちろんありますが、その代わり「実際に底をなぞって調べられる」のが大きな魅力です。

しかも10・6gのシンキング仕様なので、従来のキャスト式魚探みたいに大げさな専用タックルを用意しなくても使いやすいのが良いところ。「ちょっと調べてみたい」が気軽にできるサイズ感です。

「なんでここだけよく釣れるの?」 話題の『COROS HYDROP』で調べてみたタフネス防水時計NOMAD(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

使い方のコツ

地形をしっかり把握するには、着底させて底を感じながらゆっくり巻いてくるのが基本。当然、底を攻める以上、根掛かりリスクとは隣り合わせ、ただ、HYDROPは細長い棒状で、しかも巻いていると尻下がり気味の浮き上がりやすい形状。

これは意外と根掛かりしにくそうな印象。ただ、シンペンっぽく泳ぐので「これ魚に食われて消えるんじゃ……?」なんて思ったり(笑)。

ウィードは見えない?

春イカといえば、やはり重要なのがウィード(水草)。正直に言うと、HYDROPを使っていて「ここ、ウィード見れたらもっと良いのに……」と思ったのも事実です。ですが逆に、水圧で深さを測るタイプだからこそ面白い部分もありました。

安い超音波系の魚探だと、濃いウィードの上面を「底」として認識してしまうことがあります。でもHYDROPなら、ウィードがそこまで濃くなければ、その隙間を抜けて「本当の底」まで到達できる可能性はある。

使い込めば、逆に「どの辺りからウィードに当たっているか」で、高さや密度をイメージできるようになるのかもしれません。

「なんでここだけよく釣れるの?」 話題の『COROS HYDROP』で調べてみたウィードはわからなかった(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

水温の壁が見える

個人的にかなり面白かったのが、水温も計測できるところ。例えば、あるレンジだけ水温が少し違う。そういう変化って、実際の海の中ではかなり重要な要素だったりします。

もちろん、層を調べるにはカウントダウンやカウントアップでレンジを刻む必要がありますが、これはシンカー調査では絶対に分からなかった情報。もしかすると、大型のアオリイカが居着く理由の1つが、こうした「水温の差」なのかもしれません。

数字として変化を見れることで、「ここに潮目みたいな境界があるのかな?」と、水中をイメージしやすくなるのはかなり楽しい部分でした。

「なんでここだけよく釣れるの?」 話題の『COROS HYDROP』で調べてみた水温の壁がみえる(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

根掛かり対策

少し使い込んで分かったのは、根掛かりしそうな硬い系(岩やら沈みテトラ)の時は、アジングジグ単ロッドだとキツめですが、アジングでもフロート竿やエギングロッドなら出来る事の1つに、1/4oz以上のシンカーでダウンショットにしますと、最悪の事態は避けれるのかも?

ただ今の所シンカーも根がかって取れなくなった事が無いので本当に有効かは分かりかねます。

水深と水温で釣りが変わる

今回も実際に調べた結果だけで言えば、「これだ!」という決定的な何かは見つけれませんでした。ただ、「水深」と「水温」の2つの情報があるだけでも、長年積み重ねてきた感覚と照らし合わせることで、今まで曖昧だったイメージが少し輪郭を持ち始める感覚はあります。

全部分かってしまうのも、それはそれで面白いのかもしれませんが、個人的には、「想像できる余白」くらいがちょうど良いかなぁと。ボケ防止にも役立ちそうですし(笑)。

<刀根秀行/TSURINEWSライター>



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