東京湾のマダコ。二年ほどハズレ年と言われていましたが、今年は6月一週目から連日トップが規定数という釣れっぷり。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 高末里香)
鴨下丸でエギタコ
少し遅れて、私も参戦してきました。果たしてどんな様子になっているのでしょうか? タコはまだいるのか? そもそも、この釣りが二回目なので大丈夫? いろんなことを考えながら、金沢八景(漁港内)の鴨下丸から出船しました。
この日は平日ということで、左舷だけの片舷流し。水深10m前後を狙い、使用オモリは20~30号。20号で問題なくできました。

エギカラーは前週、前々週とホワイトやピンクがよかったとの情報を入手していたので、この2色を中心にカラーチェンジしていきます。
航程間もない湾内のポイントを周りながら、乗りを探していきますが、まだまだ誘いのレパートリーが少ない私。とりあえず、海底でトントントンとエギを動かしてみますがアタリなし。
同船者の誘い方を見ると、私よりもっと小刻みで優しい小突き。どうやら少し強くて、エギが浮いてしまっていたような……。釣っている人のアクションをマネしながら、エギが海底から離れず這うように優しくトントン。
キープサイズキャッチ
しばらくして、一定のテンポで動かしていたエギの動きが止まるような違和感が手元に伝わりました。グーッと竿をあおると、仕掛け以上の重さを感じ、無事に1尾目をキャッチ。しかし、小型のためリリースしました。
再びタコを狙って誘っていきます。先ほど覚えた優しい小突きでトントン開始。すると、すぐに竿先が押さえ込まれます。2尾目は持ち帰りサイズで嬉しい~。続けて3尾目もキャッチ。

やはり、最初の誘い方は強かったようで、海底を意識した優しい動かし方が合っていたようです。
それにしてもタコが静かに忍び寄って来て、エギを抱き、重みのあるアタリが出たときの感覚は病みつきになりますね。楽しいです!
その後もポイントをローテーションしながらぽつりぽつりと拾い釣りしていきます。
船中最大サイズ浮上
後半、ポイントを大きく変え、新しい場所へ行ってみることに。根掛かりが多く、気を抜くと一瞬でガッチリホールドされてしまいます。

今まで以上に集中して誘っていると、また根掛かり? と思ったのですが、リールが巻ける。「これはタコだ!」。今までとは明らかに違う重量感。よいしょ、よいしょとリールを巻いて上がってきたのは2.7kgの立派なサイズ。この日の船中最大をキャッチすることができました。

頭の大きさは、私の顔と同じくらいのサイズ。脚は私の指5本ほどの太さがありました。脚が1本なかったので、8本揃っていたら3kg近くあったと思います。こんな大きなタコと出会えるとは思っていなかったので大興奮。
このあと、2kg弱の良型が続けて釣れました。根掛かり危険度は高いけど、型はいいハイリスクハイリターンなポイントでした(笑)。
タコは丸茹でに
結果は11尾キャッチ、3バラシ1リリースで納竿。「解禁から釣れまくって一周しちゃったからあんまり釣れないよ」って高山船長が言っていたので不安はあったものの、食べるには十分すぎる釣果。

ちなみに大ダコは、家で丸ごと茹でられる鍋がなかったので、知り合いの飲食店で大きな鍋を借りて、無事に丸茹でにすることができました。さっと茹でて刺し身でいただきましたが、軟らかくてめちゃくちゃ美味しい。また、すぐにタコ釣りに行くことを決意しながら堪能しましたよ。
<週刊つりニュース関東版 高末里香/TSURINEWS編>
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