今さら聞けないエリアトラウトのキホン:代表的なライン種類と選び方

今回はエリアトラウトの釣りを始めたばかりの方やこれから始めてみたい方に向けて、ロッドやリールと同じくらい大事な部分、ラインの選び方について紹介させていただきます。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターまさゆき)

今さら聞けないエリアトラウトのキホン:代表的なライン種類と選び方

エリアトラウトフィッシングとは

管理釣り場や釣り堀と呼ばれるものは、今や全国各地に存在しています。それらは、コイやフナ、ブラックバスなど魚種ごとに分かれています。中でもトラウト系(ニジマスやイワナ、ヤマメなど)をターゲットにし、ルアーやフライを用いて狙う釣りの形態をエリアトラウトフィッシングと呼びます。

エリアトラウトのライン

まずは、今回のテーマであるラインの種類についてご紹介致します。現在エリアトラウトの釣りにおいては、大きく分けて4種類のイトが選ばれます。

ナイロンライン

こちらは古くから釣りイトとして用いられれてきた素材。適度なイトの伸びがあり、リールへの馴染みもいい。比重は水より若干重く、使い勝手がいい。

今さら聞けないエリアトラウトのキホン:代表的なライン種類と選び方ナイロンライン(提供:TSURINEWSライターまさゆき)

フロロカーボンライン

ナイロンラインと比較して伸びの少ないものが多く、ナイロンに比べてイトの張り感が強いものが多い。比重はナイロンラインより大きく、水に沈みやすい。

今さら聞けないエリアトラウトのキホン:代表的なライン種類と選び方フロロカーボンライン(提供:TSURINEWSライターまさゆき)

エステルライン

以前はエサ釣りの仕掛けで使われることの多かった素材。こちらもナイロンラインと比較すると、張り感が強い。しかしフロロカーボンよりも伸び率が少ない。比重はナイロンとフロロカーボンの中間程度。

今さら聞けないエリアトラウトのキホン:代表的なライン種類と選び方エステルライン(提供:TSURINEWSライターまさゆき)

PEライン

上記3種類とは異なり、唯一編み込んで作られたイト。軟らかいものが多いのが特徴。伸びはとても少なく、比重は水よりも小さい。

今さら聞けないエリアトラウトのキホン:代表的なライン種類と選び方PEライン(提供:TSURINEWSライターまさゆき)

エリアトラウトのライン選び方

では、ラインの選び方について解説します。

イトの種類は何を選べばいいの?

先に答えを述べてしまうと、釣りに慣れるまではナイロンラインをおすすめします。

エリアトラウトの釣りは他の釣りと比べ軽いルアーを扱うことが多く、慣れるまでリール周辺でのイトのトラブルが多い釣りです。そのため慣れるまではイトの馴染みがよく、釣り中のトラブルが少ないナイロンが最適です。

ナイロンラインで何度か実釣した後、気になる部分(飛距離、感度など)が出てきたら他の種類のイトを使ってみてはいかがでしょうか。

釣り場によるイトの太さは?

初心者の方がラインの素材の次に悩まれるのが、イトの太さかと思います。こちらも先に答えを書いてしまうと、ナイロンラインであれば3lbをおすすめします。

エリアトラウトで使用されるクランクベイト、スプーンなど基本的なルアーであれば3lbのナイロンラインで十分楽しめます。

イトの太さについて、細イト、太イトともにメリット、デメリットが存在しますが、あえて今回は割愛させていただきます。こちらもラインの素材と同様にまずは3lbで挑戦してみて、気になる部分が出るようならそれに合わせて3lbより太くするのか、細くするのか検討してみてはいかがでしょうか。

最後に

今回は初心者の方に向けて、エリアトラウトにおけるラインの選び方についてご紹介しました。

現在、色々な素材、太さのラインが各メーカーから発売されています。

イト一つ選ぶだけでも色々と悩んでしまうと思いますが、今回ご紹介させていただいた内容を参考に選んでいただければ幸いです。

<まさゆき/TSURINEWSライター>

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