今さら聞けないオモリグのキホン:カラーローテーションで釣果伸びる?

今回はオモリグにおけるエギカラーの重要性について考えてみましょう。イカは視力のいい生き物です。しっかりローテーションすることで、イカを飽きさせず釣ることができます。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

今さら聞けないオモリグのキホン:カラーローテーションで釣果伸びる?

イカ釣りとカラーローテ

イカ釣りをやっていると、それまで順調に釣れていたのがパタッと当たりが止まることがあります。イカのレンジがかわったかな?と思って、レンジを探り始めてもアタリは遠いまま。イカの群れが大きく移動してしまったかな?と思っても、周りのアングラーは釣れています。

何気にモンローエギ夜炊きチューンのカラーをかえて投入すると、直ぐにアタリ。カラーをかえることは時として、何よりも大事なことだったりするのがイカ釣りです。

上手くカラーローテーションすることで長く釣れ続くこともよくあること。今回はグローカラーも含めたカラーローテーションの大切さを考えてみたいと思います。

色の波長が関係

イカの視力は人間並みに良いのだそうですが、色覚はないそうです。なのに何故?カラーをかえることで反応がかわるのでしょう。

イカの眼の構造は人間の目と構造が似通っていて、イカの視力を人間に換算すると、0.5相当の視力なのだそうです。色覚はなくても、色の波長は良く捉えることができるようで、490nm(ナノメートル)の波長に1番よく反応するとされています。

490nmの波長の色は青緑ですが、確かにグロー系のカラーとよく似た色合いですので、グロー系のカラーは海中で目立つ以外にも、そもそもイカの好きな色なのかもしれません。

視力が良いイカですから、人間には解らない光を捉えて生きるために活用しているのかもしれません。いずれにしてもイカのカラーに対する選択眼はシビアな場面も多いですので、常にカラーは意識して釣り込むことが大事です。

イカは色にスレやすい

エギのカラーは豊富に用意しておいたほうが実釣でのカラーローテーションの幅が広がりますし、私は同じカラーを複数使い回しています。

交換して、船のデッキ上の集魚灯の光が当たる場所にカゴに入れて置いておき、蓄光させて次回の使用に備えています。

時にはグローカラーが強みを発揮することもありますが、ナチュラル系のブルーシルバーでグロー無しもグロー系が飽きられた場面では、よくアタることもあり、一概にはこのカラーが最強とは言えません。

当たりカラーは毎回かわったりしますので、先入観なしにどのカラーも使い込んでみることが大切だと思います。その日の当たりカラーの傾向が判ったら、そのカラーばかり使わずに要所要所で当たりカラーを投入し、イカを飽きさせない工夫も必要です。

色をかえただけ釣果は伸びる

カラーに対して、イカの見切りが速い場面もしばしば経験しています。一杯釣り上げると、次の投入では触りもしないこともあります。

レンジが固定してイカの活性が良い場面に多いのですが、こんな時は一杯釣る毎にエギのカラーをかえたりします。

すると不思議と直ぐにちょっかいを出してきます。こんなところを見ると、やはりイカは目が良くて、学習能力が高いのではないか?と思ってしまいます。

釣れない時間帯が長く続くと、エギのカラーローテーションなど面倒くさくなってしまって、ダラダラと同じカラーを使ってしまいがちになります。

コレは釣れないパターンの典型となりますので、気持ちをリセットする意味を込めて、エギのカラーチェンジをお勧めします。

グローの蓄光されたエギを投入することでイカの反応が良くなることもあります。釣れてる時は意識しなくても、グローは釣り上げる度に蓄光されますので、回転よく釣れることもありますので、釣れない場面こそ、カラーチェンジは大切です。

フルブラックもオススメ

スッテと同様、エギもカラーバリエーション豊富。よく使うカラーは複数用意しておくことをお勧めします。

フルブラックもオススメのカラー。シルエット系のカラーですが、海中では良く目立つカラーです。

今さら聞けないオモリグのキホン:カラーローテーションで釣果伸びる?ブラックは海中で目立つ(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

身体の大きさと比較して、イカの眼の占める割合は大きいです。コレはイカが視力に大きく依存した生態ということ。

<堀籠賢志/TSURINEWSライター>

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