今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・丸掘】

埼玉県さいたま市にある丸堀は荒川旧川のひとつ。この釣り場の魅力は、何といってもヘラのサイズ。尺上主体で尺2寸クラスは当たり前、そして40cmオーバーも珍しくない。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・丸掘】

丸堀の概況

ゴルフ場に隣接した池で、ヘラ釣り場としての歴史は古い。毎年漁協による放流が行われているため魚影は濃い。池は東西に200mほどの大きさ。農業用の池としても利用されており、いったん荒川から水を引いて、丸堀から田んぼに引いている。釣り場は愛好会が管理している。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・丸掘】釣り場概況(作図:週刊へらニュース APC・若松恵治)

既設釣り台

基本的には自前の釣り台での釣りはできない。それでも、南岸と北岸に多くの既設釣り台がある。アクセスのいい北岸には8人用の年金台をはじめ、3~4人用の既設釣り台が数台ある。水深の浅い山と言われる西側のポイントも含めると、20人以上が入れる。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・丸掘】竹ヤブ桟橋と年金台(提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)

南岸も3~4人用の既設釣り台が数台あり、ほかに1人用の釣り台も多い。こちらも20人以上は入れるが、駐車スペースからやや離れるのが難点。ただし、南岸は暑くなるこれからの時期でも日陰になるところが多く、多少歩いてでも入る価値はあるだろう。

今週のヘラブナ推薦釣り場【埼玉県・丸掘】水深が浅い山桟橋(提供:週刊へらニュース APC・若松恵治)

丸堀の水深

水深は2.5m前後の場所が多いが、春先の好ポイントにもなる東側の橋付近や、西側の山は1.5m前後かそれ以下になる所もある。ただし手前から深い場所は少ないので、チョウチン釣りはできないと思ったほうがいいだろう。

なお、各自ゴミの持ち帰りはもちろんだが、各釣り台にはホウキが用意されているので、納竿後は使用した釣り台の掃除をしよう。また先釣者がいる場合はひと声かけるようにすることと、長時間の場所取りはやめてほしい。

丸堀での釣り方とエサ

これから10月ごろまでは、竿10尺前後の宙釣りが主流になる。もちろん長竿のほうがアタリを多くもらえることもあるので、並びの釣り人や状況を見て13尺竿程度まで用意していくと無難だ。

仕掛けは道糸1号、ハリス0.5号くらいが基本。エサは両ダンゴをすすめたいが、当然食いが悪い時もある。そのためウドンやトロロ、角麸を食わせにしたセット釣りも視野に入れておこう。

ヘラは水面直下まで上がってくることもあるので、カッツケから底チョイ切りの深いタナまで幅広く探るといい。ただしカッツケのほうが型が揃う傾向があり、タナ1m前後は放流物も交じるがアタリは多くもらえることが多い。

両ダンゴ、セット釣りのバラケともにエサ配合に特別なものはない。普段から使い慣れているエサで、釣況に合わせて調整すればいいだろう。

<週刊へらニュース APC・若松恵治/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
丸堀
入釣料:¥400(現場徴収)。釣り台必携。
問い合わせ:埼玉南部漁協 TEL=048(642)5706
この記事は『週刊へらニュース版』2020年7月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。


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